続 男の紋章
ぞくおとこのもんしょう

男の紋章シリーズ第2弾。刑期を終えて出獄した二代目が、組を建て直し、縄張りを狙うやくざ組織を亡ぼす迄の経緯を描く。

大島竜次は、上海帰りの斉賀のため非業の死を遂げた父の意志を継ぎ、医者の道を捨て男の紋章を己の肌に彫った。土木界に乗り出した竜次は軍工事を一手に引き受け業界の信望を一身に集めたが、斉賀のたび重なる妨害に遂に怒りが爆発した。そのために竜次は過剰防衛、傷害殺人罪により懲役二年の刑に処せられ中央刑務所に服役した。いっぽう、斉賀は警察陣の懸命な捜査にもかかわらず未だ行方不明であった。そして二年が過ぎ――。出所した竜次は斬った男たちの供養をするとともに、今後一切喧嘩、賭博を禁じ、土木業に専念することを誓った。そんなある日、竜次は斉賀からの果し状を受け取る…。

日本
製作:日活 配給:日活
1963
1963/11/10
103分/10巻/2803m/イーストマンカラー/シネマスコープ・サイズ
日活