示談屋
(じだんや)
続発する交通事故に寄生する「示談屋」の跳梁のかげに、歪んだ現代の人間像を描いた社会ドラマ。
監督
井田探
キャスト
笠松茂=川地民夫 はつ=杉村春子 笠松源吉=小沢栄太郎/金谷=藤村有弘 桜井和江=久里千春 重田=佐野浅夫 住友マリ=松本典子 宍倉=小池朝雄/大沢=下元勉 住友雪子=進千賀子 日高=大森義夫 河合=土方弘 麻生=山田禅二 旭=河上信夫 東=高品格/高桑=加原武門 マンションの管理人=紀原土耕 立花=荒井岩衛 大坪=玉村駿太郎 井上=井田武 伊豆見雄 村木=青木富夫/救急車の係員=河瀬正敏 人夫=杉浦公司 おでん屋のおやじ=小野武雄 交通巡査=松丘清司 金谷の若い者=平塚仁郎 女事務員=川添澄子 事故係=宮川敏彦
脚本
安藤日出男
音楽
山本丈晴 
その他スタッフ
原作/安藤日出男 撮影/萩原泉 照明/大西美津男 録音/高橋三郎 美術/柳生一夫 編集/井上親彌 助監督/渡辺昇 製作主任/山下昭
東京では連日、悲惨な交通事故が繰り返されている。そこに、事故の当事者双方から大金を騙しとる「示談屋」が現れた。笠原源吉と宍倉は、折しも街頭で起こったオート三輪とトラックの追突事故をものにしようと躍起になっていた。宍倉は加害者であるトラックの運転手から巧みに委任状を受取ると、その足で被害者を佃病院に訪ねた。だがそこには源吉がいて、宍倉は追い返されてしまった。源吉は病院の事務長・大沢とグルになって入院患者から甘い汁をすっていたのだった。源吉は、他人の不幸を喰いものにする示談屋探業に入ったため、女房には愛想をつかされて逃げられ、息子の茂と暮らしている。 茂は全日交通へ就職したが、事故係として被害者を見舞うようになってからは、仕事に嫌気がさしていた。ファションモデルの住友マリも全日交通のトラックにはねられた被害者で、顔半分には生々しい傷痕があり、彼女に会うたびに茂は同情と責任を感じずにはいられなかった。茂は源吉に「示談屋みたいなあくどい商売はやめて下さい」と責めたが突っぱねられた。茂はいつしかマリに愛情をもつようになり、源吉に結婚したいと伝えたが相手にされず、源吉は佃病院の看護婦・和江を茂の部屋へ寝泊まりさせるようにした。将来歌手を夢みる和江は盛んに茂を誘惑したが、茂は嫌がった。数日後のある日、茂は和江からマリの死を聞いた。頭の骨にヒビが入っていたのだという…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1963
公開年月日:1963/11/13
上映時間ほか:モノクロ/80分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2240m
© 日活

ロケ地

【東京都】江東区(指定救急病院佃外科(隅田川畔)、江東新橋辺り)/千代田区(霞ヶ関)/足立区(千住の土堤・西新井橋附近)/隅田川

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