若くて悪くて凄いこいつら
わかくてわるくてすごいこいつら

若さ溢れる大学生グループが、財政界の秘密書類を巡る陰謀や策略に巻き込まれながらも、青春のエネルギーを画面いっぱいに叩きつける娯楽大作。

親の遺産と株で悠々と生活している変わり者・浩、オリンピックで水泳三位に入賞した万能スポーツ選手・俊夫、その二人から想いを寄せられるバージンの新子。そんな大学生の三人は、あるきっかけで実業界の大物である佐倉と知り合う。佐倉は事業に失敗したうえに孫娘・圭子に死なれ、生きる望みを失って軽井沢の別荘で自殺しようとしていたところだった。しかし一本の電話から全てが変わる。圭子は生きているというのだ。さらに電話では圭子と引き換えに「佐倉メモ」を渡せという条件がついた。「佐倉メモ」とは、佐倉が数十年に渡る財政界の汚職や陰謀に関与した人物たちの名を記した重要書類だった。事情を知った浩たちは、佐倉を守り圭子と再会させるために協力するが、メモを狙う数々の罠が待ち受けているのだった。

日本
製作:日活 配給:日活
1962
1962/9/9
カラー/86分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2353m
日活
【東京都】大田区(羽田空港)
【長野県】軽井沢町(碓氷峠、旧軽井沢の通り、ゴルフ場)