猫が変じて虎になる
(ねこがへんじてとらになる)
世にも不思議な不老長寿の街を舞台に、長門裕之、小沢昭一の二人が名演(?)をくりひろげる爆笑喜劇。
監督
春原政久
キャスト
ニコニコ生命外交員・葛井久六=小沢昭一 殺し屋・丁野目半次=長門裕之 町の悪党・ラクダの馬五郎=由利徹 ニコニコ生命保険部長=南利明 女医・松村葉子=南寿美子 旅館の女中・ケイコ=久里千春 印刷屋、小ボス・瀬川利吉=土方弘 生命保険加入者・鶴野亀太郎=加原武門 瀬川印刷の工員・桑田=野呂圭介 お徳=福田トヨ 助役=片桐常雄 酒造家の大ボス・大宅佐兵衛=松本染升 駐在所巡査=井東柳晴 紀原土耕 瀬川印刷の工員・長島=糸賀靖雄 榎木兵衛 水木京二 改札係=伊達満 久松洪介
脚本
若井基成 中川一(=斎藤耕一)
音楽
斉藤高順 
その他スタッフ
撮影/峰重義 照明/三尾三郎 録音/中村敏夫 美術/佐谷晃能 編集/近藤光雄 助監督/内田一作 製作主任/戸倉寿
ニコニコ生命の外交員・葛井久六は正直者だが大酒飲みが玉にキズ。酒の失敗がたたり、会社にかけた損害が何と三億円。今度もへマをやらかしてクビこそ免れたものの、部長から“絶対禁酒”の命令を受け、寿市に出張することになった。東京駅から乗り込んだ寿市行の列車で久六は、人相の悪い殺し屋スタイルの男・丁野目半次と、チョイとイカスグラマーな女・松村葉子と知り合った。列車が寿駅に到着すると、葉子も半次もここで降りるらしい。町に出た久六は、ビックリ仰天。日本中の老人が集まったのではないかと思われるほど大ぜいの老人がウジャウジャ。しかも彼らは地酒“寿誉"を水みたいにガブガブ飲んでゴキゲンなこと。聞けば、寿誉は不老長寿の酒で、死ぬ者が一人もないため老人の町になったという。久六は保険の勧誘にまわったが、サッパリ駄目。なにしろ死ぬ心配がないのだから、老人連は保険などに興味がない。その夜、久六は宿で再び半次と会った。ところが、この町の小ボス瀬川の手下・長島と桑田が、久六を東京から呼んだ殺し屋と間違え、そのうえ本職の殺し屋である半次まで彼を同業者と勘違いしたので、話は厄介になってしまった。瀬川は、大ボスで寿誉の醸造元である大宅佐兵衛の密命を受けて、ラクダの馬五郎の地所を狙っていた。しかし、馬五郎が首をタテにふらないので、瀬川が殺し屋を呼んだ矢先に久六が現われたというわけだ。 瀬川にチヤホヤされる久六。面白くない半次は、拳銃による決斗を申し込んだ…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1961
公開年月日:1962/1/23
上映時間ほか:モノクロ/74分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2002m
© 日活

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