嵐を突っ切るジェット機
あらしをつっきるじぇっとき

熱血のマイトガイ・アキラがジェット機のパイロットに扮し、大空一杯に暴れまわる本格的な航空アクション巨編。

航空自衛隊のアクロバットチームが大空に美しい線を描きながら飛んでいる。編隊を組んだジェット群の中でも抜群のテクニックを見せているのは、根っからの空好きである榊拓次だ。拓次はアクロバット飛行が大好きだったが、ある日、隊長のジェット機が故障し死亡事故が起きてしまった。それにより上層部はチームの解散を決定、以来練習飛行は編隊飛行のみとなった。拓次は猛反発したが、上官の怒りを買うだけで、逆に休暇を言い渡されてしまった。そんな拓次はやり切れぬ思いで兄の英雄の元を訪れた。一流のジェットパイロットである弟の拓次に比べ、英雄は父から継いだ小さな私設の航空会社を切り盛りしていた。同じ空の元で育った兄弟、そしてそこで働く男勝りの女性・マキの三人は仲が良かった。拓次は休暇中、マキと一緒に航空会社のビラ配りをして過ごしていたが、ある時英雄を訪ねて中国人がやって来た。彼は大物麻薬商人で、英雄とはある関係があった。

日本
製作:日活 配給:日活
1961
1961/11/1
カラー/96分/シネマスコープ・サイズ/9巻/2606m
日活