都会の空の非常線
とかいのそらのひじょうせん
熱血パイロットが都会の空を暴れまわり、スピードとスリルで悪を倒す。小林旭、浅丘ルリ子、野村孝監督の名トリオが放つ空中アクション娯楽作。
パイロットの速水八郎がヘリコプターを操縦していると、火事のビルの屋上に子供が二人取り残され泣いていた。八郎は咄嗟にヘリを急降下させて二人を無事に助け出し、この救出劇は紙面を大きく賑わせたが、子供二人の父親である木塚は何か落ち着かない様子だった。木塚は河口湖の村医者で、村民に求められて総合病院を建てようと計画していた矢先、銀座の暴力団・田代興行に土地を狙われて東京まで逃げて来たのだった。記事が大きくなり、田代に居場所がバレた木塚は土地の利権争いに巻き込まれてしまう。一方、八郎は給油のため河口湖にヘリを着陸させたところ、一機のグラインダーが事故にあうのを目の当たりにする。八郎は急いで中から女子大生の洋子を助け出し近くの病院へ運ぼうとするが、病院が足りておらず、どこも急病人で溢れていた…。
日本 製作:日活
日活
1961
1961/6/18
モノクロ/81分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2212m
日活
【東京都】隅田川(ヘリからの風景)、都心俯瞰(銀座、東京湾)、▲遊園地俯瞰/調布市(調布ヘリポート)/新宿区(盛り場)/大田区(多摩川遊園地)
【神奈川県】葉山町(葉山海岸)
【山梨県】富士山の情景/河口湖町(河口湖・ヘリポート)
▲郊外の○○球場のグラウンド