街から街へつむじ風
まちからまちへつむじかぜ

父の旧友が経営する病院に勤務することになった青年医師が様々な障害を乗り越えて医院の再建に奔走する。石原裕次郎が熱血医師に扮した痛快アクション。

東京郊外に荒れ果てた姿をさらしている洪福寺の和尚・東光のもとにドイツに留学していた青年医師・正木晋一が帰ってきた。寺を改造して診療所を開きたいという晋一の希望に対して、父の東光和尚は旧友が経営する都内の田村医院をすすめた。田村医院は老院長が持病に苦しみ、息子の副院長・庄二は3年前の手術の失敗ですっかり医師としての自信を失っていた。そのため今ではナイトクラブ・クーパーの花形歌手・かおるに熱中し、病院はさびれる一方であった。しかも、徳山不動産がホテル設立のため、田村医院の買収に動いていて、連日嫌がらせを仕向けていた。

日本
製作:日活 配給:日活
1960
1961/1/14
カラー/77分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2096m
日活
【東京都】渋谷区(渋谷)