白銀城の対決

はくぎんじょうのたいけつ

かつて大学のスキー部でライバルだった２人の男が、ロープウェイ建設をめぐって敵味方に別れて対決する。「渡り鳥」シリーズの斎藤武市監督が石原裕次郎と初めて組んだアクション大作。

雄大な北信連峰を遙かに望む上林ゲレンデで全日本学生スキー選手権大会が開幕し、T大の主将・伊庭俊介と鬼頭達男が決勝に残った。二日後の決勝戦を前に、俊介は土地っ子の鬼頭兄弟に誘われてツアーに出かけ、雪崩に襲われる。鬼頭兄弟の兄・陽一は死に、達男は足を骨折した。そのことがきっかけで達男は、兄を助けようとして止めた俊介を恨むようになる。それから6年後、大学を卒業した俊介はロープウェイ建設の技師として上林を訪れた。現地では工事計画に対し地元民の一部から妨害が起こっていたが、中でも悪質なのが馬橇会社の馬方連中で、頭は達男だった。

日本　製作：日活

日活

1960

1960/3/6

カラー／81分／シネマスコープ・サイズ／7巻／2212m

1960 日活株式会社

【群馬県】草津町（白根山・芳ケ平）
【長野県】下高井郡山ノ内町（上林スキー場、横手山頂、志賀高原、湯田中駅、ホテルニュー志賀、熊の湯温泉）／長野市（善光寺平）