学生野郎と娘たち
がくせいやろうとむすめたち
曽野綾子作「キャンパス110番」を映画化。学生生活の様々な生態に焦点を合わせ、世相を諷刺する青春喜劇。
大学生…これほど多くの意味を持つ人種は他に見当たらない。その例に漏れず、芳上大学にも様々な学生たちがいた。新劇の演出家を夢見る山本、オートバイを賃貸して稼ぐチャカリ屋の吉野、麻雀に明けくれる黒川、ガリ勉強で恋人の晃子をもかまわぬ奥山ら男子学生。お節介焼きで行動派のノエミ、冷酷無比な高利貸の怜子、バーでアルバイトをしながらも潔癖な晃子ら女子学生といった具合だ。この学生たちの日常生活をのぞいてみよう。大学近くに下宿する山本は、ノエミら女子学生に出資させて製作したPRフイルムがオジャンになり、その責任を追及されてタジタジになっていた。丸裸にされ、挙句の果ては下宿の間代の抵当代わりに娘婿にされてしまい、泣き面に蜂。しかし、これら学生たちも校内では仲の良いグループで、対学校問題になると団結心を固める。ある時は新学長の抱負に拍手を送りつつ、そのための授業料値上げ案に反対デモを起こした。学生たちは前にも増して旺盛な生活力を見せ、山本は浮気な妻を看視しながら「呪いの青春」の著作に懸命。日本では飽き足らずイタリーに出稼ぎに行くという吉野、就職運動に躍起となる奥山。一方、女子学生たちは寮の盗難事件で議論をたたかわせ、ノエミと晃子は鋭い火花を散らした。ムシャクシャした気持ちでアルバイト先に出掛けた晃子は、ドラ息子・靖夫の口車と暴力で貞操を奪われてしまう。その日から晃子は荒んだ生活を送るようになり…。
日本 製作:日活
日活
1960
1960/2/21
モノクロ/91分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2479m
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日活
【東京都】大田区(羽田空港)/大島町(大島・元町港 小湧園ホテル)
【神奈川県】横浜市(横浜港南桟橋)