街が眠る時
まちがねむるとき
新聞記者が同僚の仇をうつべく国際売春団に挑む。大藪春彦の小説を長門裕之主演で映画化したサスペンス・アクション。まだ新人時代の赤木圭一郎が冒頭で殺される新聞記者役で出演している。

東洋日報社会部の新聞記者・田中が殺された。大学時代からの親友で同じく事件記者をしている香川は、田中が特ダネを追って深入りしたに違いないと直感を働かせ、「田中殺しのスクープは俺の手でものにしてみせる」と心に固く誓うのだった。香川は田中の足取りを追ううちに彼がキャバレーでダンサーと踊っていたことを聞きつけ、銀座のダンスホール・金の星でダンサー洋子に会う。そして洋子から、ダンスが上手な踊り子はスカウトされて関西のスター・ダンサーに引き抜かれるという話を聞く。この話に何か裏を感じた香川は、田中の恋人・暢子をダンサーとして金の星に潜入させる。

日本
製作:日活 配給:日活
1959
1959/5/24
モノクロ/10巻/2486m/90分/シネマスコープ・サイズ
日活
【東京都】渋谷区(代官山)/千代田区(警視庁前、濠端)
【神奈川県】横浜市(横浜港、横浜駅、伊勢佐木町、中華街、山手町)