JA750号機行方不明
(じぇいえいななひゃくごじゅうごうきゆくえふめい)
昭和33年新聞協会懸賞当選放送劇映画化。遭難機の行方を追う、老若二人の新聞記者の取材競争の裏に咲いた心温まる感動篇。
監督
山崎徳次郎
キャスト
毎朝新聞記者・長谷=待田京介 木庭の娘・京子=稲垣美穂子 山梨時事新聞・木庭=永井智雄 毎朝新聞主任・杉山=伊藤寿章 毎朝新聞記者・早川=土方弘 森山営林署主任=山田禅二 毎朝新聞甲府支局長・宮村=清水将夫 大膳のおかみ=新井麗子 毎朝新聞記者・塚本=杉幸彦 山梨時事新聞・松井=宮崎準 土建会社社長=小泉郁之助 毎朝新聞記者・本田=相原巨典 薬売りの婆さん=福田トヨ 下宿のおばさん=鈴村益代 毎朝新聞本社社会部員=木崎順 毎朝新聞記者=須藤孝 ジープの運転手=近江大介 安飲屋のおやじ=村田寿男 山梨時事新聞・川本=久松晃 JA750号機の操縦士=長弘 噂をする土工A=宇部信吉 噂をする土工B=古田祥 連絡員=松岡京志 芸者=角田真喜子 京子の友達女事務員A=森島富美子 京子の友達女事務員B=福田文子 
脚本
直居欽哉
音楽
奥村一 
その他スタッフ
原作/毛利恒之 撮影/岩佐一泉 照明/岩木保夫 録音/八木多木之助 美術/大鶴泰弘 編集/鈴木晄 助監督/鍛冶昇 製作主任/森山幸晴 スクリプター/小林圭子
真白な雪を頂いた山脈に、ぐるりと囲まれた地方都市・甲府。その真中に、古ぼけた建物の毎朝新聞甲府支局がある。華やかな新聞社とはかけ離れた、地味でノンビリした空気がこの支局を支配している。ここでは新聞研究室で教えられた正義や人権というものが、そのままの形で通らないことが多い。 東京から転勤して来た若い記者・長谷はこんな空気がたまらず、まずこんな空気をふき飛ばそうと思った。しかし、彼の理想はあくまでも理想だった。マーケットを潰してカントリーハウスを建てるという町のボスの陰謀をすっばぬいた彼の記事は、支局長の手によって握りつぶされてしまった。しかし長谷はへこたれず、貪欲な眼を光らせて仕事に飛びついた。人の嫌がる自殺の取材にも喜んで行く、非情な記者魂しか持ち合わせていない彼は、自殺した大地主の娘の仏壇の写真を平気で盗んで来た。それを記者魂だと思い込んでいる長谷に、昔気質の山梨時事新聞の記者・木庭は腹が立ってならない。たまたま居合せた呑み屋で「特ダネを取るばかりが能じゃない。中央の記者の華やかなトップ記事の裏に書く地方記者の小さな記事に、読者の何人かは涙も流し、喜びも味わうんだ」と諭す木庭の言葉に、長谷はいつしか涙ぐんでいた。長谷と木庭の娘・京子は恋仲だったが、京子にも愛情が欠けていると言われた。淋しい気持ちを紛らわすため酒を呑んでいた長谷は、ふと「飛行機が観音経溪谷の辺りに落ちた」という土工たちの言葉が耳に入った。「行方不明になっているJA750号機だ!」記者魂が動いた彼は、月明りの夜道を現場へ向かった…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1959
公開年月日:1959/3/25
上映時間ほか:モノクロ/63分/シネマスコープ・サイズ/7巻/1733m
© 日活

ロケ地

【山梨県】甲府市(御崎神社付近、御納戸小路町・サドヤワイン工場、常盤町・レストラン・フジ、元柳町、毎日新聞甲府支局、甲府駅前、市役所付近、甲府地方法務局前、)/甲斐市(信玄橋、旧・中巨摩郡玉幡村中八幡の新海家)/大月市(新笹子トンネル)/南アルプス市(夜叉神峠、観音経渓谷)/笛吹市(小松農園)/野呂川

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