海ッ子山ッ子
うみっこやまっこ
本作は、1年間にわたってNHK連続放送劇として好評を博した筒井敬介原作の児童劇「でんでん虫の歌」を映画化したもので、児童ものに心血を注ぐ木村荘十二監督が演出にあたっている。
山と海のある町、そこに住む浜辺の部落民とミカン山のある部落民との因襲的な反目が、磯ッ子、山ッ子と呼ばれる少年たちの因襲を越えた友情と共感によって和解していくまでの話を、ローカルカラーに富んだ風景を背景に、ふたりの少年の漂流と犬と鳩が大活躍するスリルに富んだ物語をおりまぜながら描いた心温まる少年たちのロマン。
日本
日活 製作会社:桜映画社
1958
1959-03-03
71分