完全な遊戯
(かんぜんなゆうぎ)
『太陽の季節』から始まった太陽族時代の終末を告げ、“遊戯の終点”を示した石原慎太郎の問題小説を映画化。ドライなハイティーンの生態を描く異色青春篇。
監督
舛田利雄
キャスト
大木壮二=小林旭 松居京子=芦川いづみ 松居鉄太郎=葉山良二/モンシェリのママ=白木マリ 富田和=岡田真澄 沖津=武藤章生 秋谷=柳瀬志郎 戸田=梅野泰靖/源造=大森義夫 松下達夫 深見泰三 虎松親分=松本染升 競輪場の男=高品格 木城ゆかり 松居のお袋=高野由美/峰三平 三原一夫 試験官A=小泉郁之助 学生金貸=杉幸彦 片桐常雄 神山勝 銀行の小使=青木富夫/角田真喜子 久木登紀子 鈴村益代 渡のり子 下宿の婆さん=山本かほる 葵真木子 堺美紀子/神戸瓢介 衣笠一夫 榎木兵衛 水木京一 黒田剛 久遠利三 木崎順/澄川透 瀬山孝司 大須賀更生 吉田勇男 東桂子 中尾千江子 小島涼子
脚本
白坂依志夫
音楽
音楽/真鍋理一郎 河辺公一 
その他スタッフ
原作/石原慎太郎(新潮社版) 撮影/横山実 照明/高島正博 録音/神谷正和 美術/坂口武玄 編集/辻井正則 助監督/河辺和夫 製作主任/中井景 スクリプター/堀北昌子 スチール/井本俊康  
血眼で職を捜す多くの学生達と異なり、会社社長を父に持ち既に就職先が決まっていた壮二は「いい家庭に育って就職先が決まっている連中は勉強する必要がなく、太陽の下でやりたいことが出来ます。しかし彼等とて就職して大きな流れの中に入れば、そんなものは吹っ飛んでしまいます。抵抗はすべて遊戯にしかなりません」と、、就職試験で臆する色なく答えた。そう、大きな犠牲を残したあのことも遊戯にしか過ぎないのだ...。若いエネルギーと時間を持てあましていた壮二、秋谷、沖津は、場外私設車券売りのかたりで金儲けしようという戸田の提案に飛びついた。ノミ屋といわれるこの商売は、レースがゴールインしてもまだ券を売っており、しかも競輪場からノミ屋に結果が届くまでに五分の時差がある。ここに目をつけた彼らは手分けしてノミ屋より早く結果を仲間に知らせ、当たり券を買占める計画だ。計画は成功し、配当金は三十四万円だった。しかしノミ屋には金の用意がなく、責任者の鉄太郎は二十万円を先に払った。残り十四万円も必ず渡すと約束したが、すぐに用意できないことに業をにやした壮二たちは鉄太郎の妹・京子を沖津の下宿に閉じ込め「金さえ払ってくれたら返す。それまで大事にお預かりしますよ」と鉄太郎に電話を掛けた。約束を守った鉄太郎は十四万円の金を耳を揃えて送って来たが、京子は和、秋谷、沖津に手ごめにされ、鉄太郎との約束は破られていた-。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1958
公開年月日:1958/11/11
上映時間ほか:モノクロ/93分/シネマスコープ・サイズ/10巻/2554m
© 日活

ロケ地

【東京都】武蔵野市(吉祥寺、駅南口)/文京区(後楽園遊園地・回転椅子)/千代田区(丸の内界隈)
【神奈川県】川崎市(川崎競輪場)


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