現代の若者たちのダイナミックな恋愛の機微を浮き彫りし、世紀の大ロマンを展開した石坂洋次郎の読売新聞連載小説の映画化。
名作「エデンの東」を彷彿とさせる石坂洋次郎原作を、石原裕次郎主演で映画化した青春ドラマ。自分が妾の子だと知る伸次(裕次郎)は、斜に構えた青年だった。だが、女子大生のたか子(北原三枝)が妹の家庭教師として現れたのを契機に、次第に本当の自分を取り戻していくが…。