裸女と拳銃
らじょとけんじゅう

新聞社のカメラマンが謎の女の罠にはまり、殺人事件に巻き込まれる。白木マリのファムファタールぶりも素晴らしい、鈴木清順監督(清太郎名義)初期のミステリー作。

「お願い、助けて・・・」その夜、通りかかった帝都新聞のキャメラマン・槙健策の足にすがりついて助けを求めてきた女に誘われるまま彼女のアパートへ行くと、そこで健策を待っていたのは無残に頭を叩き潰されて倒れている五十歳くらいの男の死体だった。慌てて外へ飛び出そうとするが、部屋はすでに女の手で鍵がかけられていた。警察に連行された健策は、殺された石巻という男の秘書・高垣静にそこで逢い、びっくりした。なんと静は、あの夜の女と瓜二つだったからだ。謎の女と、殺された男の秘書。健策は女の正体を見出そうと新聞記者の須川とともに、活動を開始した-。
日本
製作:日活 配給:日活
1957
1957/12/7
モノクロ/10巻/2409m/88分/スタンダード・サイズ
日活
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