8時間の恐怖
(はちじかんのきょうふ)
闇夜の山道を行くバスを襲った息づまるスリルとサスペンスの連続のなかに、ほのぼのとしたヒューマニズムを盛り込んだ異色作。
監督
鈴木清太郎 
キャスト
森公作(殺人犯・元軍医)=金子信雄 志村夏子(オンリー)=利根はる恵 村上時枝(嬰児を抱いた女)=南寿美子 大井大助(銀行ギャング)=植村謙二郎/女子学生=香月美奈子 花島正吉(セールスマン)=柳谷寛 君塚三郎(銀行ギャング)=近藤宏 青木亮二(学生)=二谷英明 駅長=織田政雄/中山泰造(社長)=深見泰三 柳川義太郎(農夫)=永井柳太郎 吉岡ハル(田舎娘)=福田文子(新人) 阿久津澄江(二号)=志摩桂子 中山やす(夫人)=三鈴恵以子 柳川しづ(義太郎の妻)=原ひさ子 村越順平(運転手)=山田禅二/高田富夫(澄江の愛人)=中原啓七 浅野敬吉(刑事)=成田裕 助役=井東柳晴 紀原耕 刑事乙=花村典克 刑事甲=久松晃 三船彰子
脚本
棚田吾郎 築地六郎
音楽
仁木他喜雄 
その他スタッフ
原作/原案/齋藤耕一 撮影/永塚一栄 照明/河野愛三 録音/酒井栄三 美術/佐谷三平 編集/鈴木晄 助監督/武田一成 製作主任/林本博佳 スクリプター/桑原みどり 特殊撮影/日活特殊技術部 
山間の小駅。この駅の灯だけが、真暗闇に侘しく光っていた。ホームには、水害で不通になった列車が立往生。午前二時を指す時計の掛かった駅の待合室には、傲慢そうな重役夫妻、セールスマン、男女学生、オンリーさんの夏子、老夫婦、小粋な三十女と愛人、家出した田舎娘など足止めをくった乗客でごった返していた。この騒ぎから取り残されたように静かに佇む乳呑み児を抱いた時枝の側には、一本の手錠でつながれた刑事と殺人犯・森が立っていた。一同はバスで次の駅まで出ることになったが、いよいよ出発という時「銀行を襲撃して現金二千万円を奪った二人組のギャングが、この方面に立ち廻った形跡がある」という悪い知らせが入った。 動揺した乗客は次々とバスを降り、十四名を乗せたボロボロのバスが暗夜の中を出発した。ギャングと山崩れの恐怖に怯える夜が明けると、一同には明るさが戻ったが、時技と森だけは暗い表情を崩さなかった。行く手には、とうてい渡れそうもない朽ち果てた橋。しかしバリバリと音をたてながら、バスは危うくも橋を渡りきった。さらにバスが進むと、前方に青年が飛び出してきた。バスに乗り込んで来た二人連は、大きなボストンバックを提げていた-。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1957
公開年月日:1957/3/8
上映時間ほか:モノクロ/78分/スタンダード・サイズ/8巻/2122m
© 日活

ロケ地

【静岡県】伊豆市(天城山、猫越峠)/賀茂郡松崎町

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