続ただひとりの人
ぞくただひとりのひと
雑誌「平凡」連載、KR連続放送で評判の北条誠原作を、前作の絶賛と御期待に応えて贈る悲恋哀愁の一大メロドラマ

高知へ長期出張を命じられた小峰達也は、妹の美津子から渚が結婚したという根も葉もない噂を聞かされ、気の進まないまま父のすすめる四国の財閥浜寺健策の娘宗子との縁談を承諾した。渚は、達也の従妹ミドリの中傷とも知らずに達也と宗子との婚約を信じ、その上、気の進まない結婚話の相手石森が彼女のために会社の金を使い込んでいたことを知り、石森とハルミへの同情から住み込んで面倒を見るようになる。そして、達也と宗子の結婚式の日、傷心の渚は友人朝吹貞子の許へ去っていった…。一方、達也は、宗子との結婚式の当日、ミドリが自殺する事件が起きて、新婚第一夜から夫婦の間は冷たい状態が続いた。たまりかねた宗子の父健策は、二人の仲を戻そうと達也を東京支店に転勤させた。その頃、渚を訪れた美津子は、彼女に不幸な兄を救ってくれるよう頼んだが、渚は固辞するばかりであった…。

日本
製作:日活 配給:日活
1956
1956/5/31
88分/10巻/2415m/モノクロ/スタンダード・サイズ
日活
【東京都】中央区(銀座)/新宿区(西武線新宿駅構内)/大田区(羽田空港)/千代田区(濠端)/港区(外苑)/台東区(上野駅ホーム、同・改札口)/▲(レコード会社スタジオ、踏切附近、遊園地)
【長野県】(調査中) 
【高知県】(調査中)