丹下左膳 完結篇 昇龍の巻
たんげさぜんかんけつへんしょうりゅうのまき
乾雲をひっさげて、坤竜を求める剣鬼左膳が辿る剣の道、愈々大詰に血の雨が降る丹下左膳完結篇

深傷を負ったところを泰軒に救われた栄三郎は、妖刀乾雲に取り憑かれたか乾雲を求める儘に、ましてお艶という心の拠り所を失った痛手に耐えかねて、左膳を追う黒装束の岩城藩士を夜毎に斬っていた。左膳と闘って乾雲を取り戻したかったからだ。栄三郎の辻斬りを知った左膳は、乾雲を返して無益の殺生を止めさせようとしたが、栄三郎は黒装束の剣士達の餌食にかかり、坤龍は月輪軍之助の手に渡ってしまった。息絶え絶えのお藤からこれを聞いた左膳の背後にも捕方が迫っていた…。

日本
製作:日活 配給:日活
1956
1956/2/5
79分/9巻/2165m/モノクロ/スタンダード・サイズ
日活