乳房よ永遠なれ
(ちぶさよえいえんなれ)
若くして乳がんに倒れた薄幸の歌人・中城ふみ子の姿を通して描く、田中絹代監督が全女性に問う話題の超大作。
監督
田中絹代
キャスト
下城ふみ子=月丘夢路(旧姓・安西。凍土短歌会所属の歌人) 堀卓(歌人)=森雅之/大月章(東京日報新聞社の記者)=葉山良二(新人) 堀きぬ子(堀の妻)=杉葉子 安西義夫(ふみ子の弟。安西馬具店の主人)=大坂志郎/山上(北海タイムスの新聞記者。凍土短歌会を主宰)=安部徹 せい子(義夫の婚約者)=木室郁子 安西たつ子(ふみ子の母)=川崎弘子 白川夫人(凍土短歌会の出席者)=坪内美詠子 隣の奥さん=田中絹代/下城茂(ふみ子の夫)=織本順吉 春木ひでの夫=左卜全 古町(札幌共立病院の医師)=山田禅二 山上の妻=長谷川照容 小林女史(凍土短歌会の出席者)=北原文枝 春木ひで(隣病床の老婆)=飯田蝶子/凍土短歌会の出席者=片桐常雄 杉本夫人(下城茂とふみ子の仲人)=相馬幸子 茂の愛人=浦島久恵 安西義夫とせい子の結婚式の宴の手伝いをする女性=菊野明子 凍土短歌会の出席者=長尾敏之助 昇(ふみ子の子供)=眞藤孝行(若草) あい子(ふみ子の子供)=植木まり子(若草)/凍土短歌会の出席者=河上信夫 凍土短歌会の出席者=眞杉隆一 凍土短歌会の出席者=大月浩 安西義夫とせい子の結婚式の仲人=小泉郁之助 札幌共立病院の看護婦=歌川マユミ 札幌共立病院の看護婦長=坂井美紀子 札幌共立病院の看護婦=渡規子 札幌共立病院の看護婦=河上敬子/安西馬具店の従業員=杉幸彦 安西義夫とせい子の結婚式の宴の手伝いをする女性=志賀夏江 中沢栄子 安西義夫とせい子の結婚式の宴の手伝いをする女性=須田喜久代 榊田登貴子 安西義夫とせい子の結婚式の宴の手伝いをする女性=若水朋子 安西義夫とせい子の結婚式の仲人=谷川玲子 安西家の女中=早川十志子 (以下、主なクレジットなしの出演者)凍土短歌会の出席者(縞柄の和服にメガネの女性)=志茂明子 凍土短歌会の出席者(Vネックのセーターの男性)=八代康二 雑誌に掲載されている結婚式の衣裳のモデル=名和宏 雑誌に掲載されている結婚式の衣裳のモデル=東谷暎子 …安西義夫とせい子の結婚式の宴の手伝いをする女性=高田栄子 安西義夫とせい子の結婚式の出席者(安西馬具店の店先でせい子を迎える羽織袴の男性)=井東柳晴 安西義夫とせい子の結婚式の出席者=三笠謙 札幌共立病院で亡くなり霊安室に運ばれる遺体に付き添う男性=上原一二 
脚本
田中澄江
音楽
齋藤高順 
その他スタッフ
製作/児井英生 坂上静翁 原作/若月彰 中城ふみ子 撮影/藤岡粂信 照明/藤林甲 録音/神谷正和 美術/中村公彦 編集/中村正 助監督/中島義次 製作主任/森山幸晴 スクリプター/飯村知子 スチール/式田高一
下城茂との不幸な結婚生活に終止符を打つため、ふみ子は子供二人を抱えて実家に戻った。その頃、ふみ子と幼友達であるきぬ子の良人・堀卓が外地から引揚げて来たのを機に、北海タイムス社記者である山上の家で歌会が催された。誘われるがままに何篇かの歌を出したふみ子は、堀や山上の絶賛を浴びた。彼女の悲惨な生活詩から不幸を知った歌人の堀は、見送りの途すがら彼女を勇気づけ、励ました。実家に戻ってからのふみ子は、母親たつ子と弟・義夫の許で幸福だった。ひと月ほど経った頃、仲人の杉本夫人がやって来て、離婚手続きが済んだが昇とあい子の二人を引き取ることは駄目だったと伝えた。断腸の想いで昇を良人の許に去らせてからというもの、ふみ子は母性の苦汁をなめさせられる日が多かった。そんな折、堀が胆嚢炎をこじらせて死んだ。教会で白い花々に包まれた堀の写真の前に、ふみ子は泣こうにも泣けなかった。下城家から昇をこっそり連れ戻し、親子水入らずて東京に職を見つけようと決意したふみ子は、この頃から自分の乳房が疼き始めるのを知った。その痛みはやがて激痛へと変わり、彼女はその痛みが乳癌からであることを知った…。
【動画配信】
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製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1955
公開年月日:1955/11/23
上映時間ほか:モノクロ/110分/スタンダード・サイズ/12巻/3008m
© 日活

ロケ地

【北海道】札幌市(札幌駅、北海道大学・ポプラ並木、同・植物園、月寒・農林省北海道農業試験場、円山公園、北一条カソリック協会、北大病院ガン病棟)/江別市(野村牧場)/洞爺湖/小樽市(小樽駅)/千歳市(支笏湖)

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