青春怪談
せいしゅんかいだん
6大スター競演で描く現代の恋と欲望!獅子文六の評判小説を才匠・市川崑が描く、青春波乱のメロドラマ。
男勝りなバレリーナの千春と、徹底的な合理主義者で金融業を営む幼馴染の慎一との関係は、恋愛というよりも男同士の友情に近いものだった。行く行くは結婚するつもりの二人の前に、船越トミという女が現われた。色と欲をかけたトミが慎一と共同で銀座裏にバーを開いたことを知ると、無頓着な千春でも心中穏やかではなかった。バレエ団の春の公演で大役を与えられた千春は猛稽古を続けていたが、ふと考える慎一のことが踊りに現われ、思う様に表現できない。そんな千春の心の動揺を知ってか知らずか、バレエ団の主宰・芦野女史は、千春の踊りを手厳しく批判した。自分の才能に疑問を持つほど参ってしまった千春は、彼女をお姉さまと呼び、異常なほどの愛情を傾ける後輩のシンデこと藤谷新子から慎一とトミの近況を聞かされ、恋愛と芸の悩みは深くなるばかりだった。そのうえ千春は、親一人子一人の父・鉄也と、慎一の母で未亡人の蝶子を結び付けようと計画していたが、父にその気がなく、千春の心は曇るのだった。そこへ事件が起きた。慎一の元へ、千春が女性ではないという怪文書が舞いこんだのだ…。

市川崑の小気味よい演出が光る、恋愛コメディ作品。
日本 製作:日活
日活
1955
1955/4/19
モノクロ/115分/スタンダード・サイズ/12巻/3141m
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日活
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