
学院からオーディションを紹介され、真っ先に手を上げてしまいましたが、オーディション自体初めての体験ですごく緊張しました。
先ずは自己紹介、その後次々と指示があって、最初はジャンプして、次は爆弾になってみて、次爆発、今度は爆発してプロポーズ!とにかく必死で何かをしたのだとは思うのですが、爆発の表現の時に思いっきりコケてしまって(きっとすごくぶざまなコケかたをしたのだと思うですが)、もういっぱいいっぱいで自分が何をしたのかほとんど覚えてないんです。ただ、宮藤さんが「・・・大丈夫?」っと、ぼそっと一言。それで終わり。
もう、ショックでショックで帰りの電車では思いっきり落ち込んでしまいました。だから合格通知が届いた時はびっくりでした。私はお化け屋敷の案内役のゾンビ。演技指導は宮藤さんが実際に演って見せてくれて、「こんな感じでやって」と。それを真似して案内しました。ゾンビはしゃべれないのでメモをめくってお客さんに内容を知らせ、タイミングよくおばけに遭遇させる。この間合がうまくいかないと驚かないのでこれが難しいのです。「うーん、人を驚かせるにも頭や技が必要だー」と思いながら、ブツブツと口の中だけで何かを唱えたり、急に変な声を出したり、うめいたり、気持ち悪く含み笑いをしたりして、驚かせるのを楽しみました。
ただ、案内するお化けの中に「引越しおばさん」っていうのがいて、これが面白すぎて、どうしてもがまんできず吹き出してしまい、怒られました。
案内役のゾンビはお客様の指名制。自分でアピールして選んでもらうのですが、いきなりお客として映像科の中尾さんが現れ、お互いびっくり、もちろんわたしを指名してもらいました。
テレビや舞台で見かける大人計画の役者さんたちがみなさん参加していて、いろんなところにいろんな格好で出没!プロの劇団の役者さんや、私のような演技を学ぶ学生や大学の劇研の人なんかもいて、学園祭みたいで本当に楽しかったです。
お客さんもすごーく多くて、ホントに多くて盛り上がりました。プレビューも含めて3日間の公演だったけど、すごくいい経験になりました。
※※※大人計画フェスティバル
松尾スズキが主宰し、宮藤官九郎、阿部サダヲらが所属する劇団「大人計画」が、東京多摩市の廃校・旧西落合中学校舎を舞台に繰り広げた学園祭。2日間でなんと2万5千人を動員した。