
製作部は、言ってみれば一つ一つのミッションをクリアしていくパート。ロケーション現場の準備、野次馬への対応。次々に下されるミッションをクリアするために、作戦を練り上げ、おかれた状況のテーマをつかみ、スタッフ同士の情報の共有とコミュニケーションを欠かさない。二転三する現場状況、それに次々と的確に対応していく先輩たち。道具一つの名もわからず、走ってとりに行くこともできない自分。最初はとても情けない姿でした。
様々な経験と知識を持つプロが集まって、一つの作品を完成させることをゴールとして動く現場。自然と絆みたいなものが出来上がっていくんです。もう、次の現場も次の現場もめんどうみてやるっていう勢いで、本当に有り難かったです。そんな雰囲気だから、現場はめちゃめちゃ楽しかったですね。
現場スタッフの尋常ではないタフさには、自分の甘さを痛感させられました。
三谷監督
すごく魅力的でした。普段はお茶目で、いたずら好きで、テレビで見る三谷さんそのままの雰囲気なのですが、演出をする目は一変して鋭く、モニター前で鉛筆を立てて、画面を見つめる姿は印象的でした。演技を付けるときも、自分で走って動き回る。1階と2階を何度も往復し、それをまったく厭わない姿もすごかったですね。僕たちも含めて、スタッフ全員の名前を覚えているのにびっくりしました。
三谷監督はお菓子好き?「うまい棒」の納豆味とラムネがお気に入りでした。