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映画『デイアンドナイト』プロデューサーの山田孝之さんが、女子中高生からの質問に人生の先輩として熱い回答！プロデューサーになった経緯を明かす！

2019年01月18日（金曜日）

映画『デイアンドナイト』の全国公開を来週末1/26（土）に控え、女子中高生試写会イベントが1/17（木）神楽座にて行われ、山田孝之プロデューサーが登壇しました。

本作は、日本映画界を代表する俳優・山田孝之さんが完全に裏方に徹した初の全面プロデュース映画。完全オリジナル作品である本作が問いかけるテーマは「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で強く生きることの厳しさをも描き出します。

今回の試写会は、本作で清原果耶さん演じる「大野奈々」の17歳という年齢設定が"子供から大人社会の入り口に立つ節目の時期"として物語に重要な意味を持たせていることにちなみ、清原さんが専属モデルを務めるティーン世代の人気雑誌「Seventeen」読者から来場者を募集。本作プロデューサーの山田孝之さんが人生の先輩として、女子中高生の質問に応えるトークイベントも行いました。

上映後、女子中高生の前に登壇した山田プロデューサーは「映画を観てくれて、ありがとうございます。清原さん目当てに来てくれたのに、おじさん1人になってごめんない」との挨拶で笑いを取ると、インスタライブを開始するサプライズに会場からはどよめきが。

この日、インフルエンザ発症のため、やむを得ず欠席となってしまった清原さんからの手紙が代読されると、山田プロデューサーから「これ（インフルエンザ）ばかりは仕方のないこと。ゆっくり治してほしい。」と、プロデューサーとして清原さんを気遣う場面も。

本作は、企画も手掛ける主演・阿部進之介さん、藤井道人監督、そしてプロデューサーの山田さんが出会い、製作がスタート。当時について山田プロデューサーは「阿部ちゃんと藤井監督と最初に"昼と夜"、"善と悪"のような人間の二面性を描く映画を作りたいと話していました。『大切な人の命が目の前で奪われたらどうする？』という質問を2人にしたところ、3人の答えが別でそれが会話に繋がりました」と、製作経緯を語りました。

女子高生から本作のヒロインで、500人の応募の中からオーディションで選ばれた清原さんが苦労した点について聞かれると「（清原さん演じる）奈々自身が難しい女の子なのでいつも悩まれていたようですが、オーディションの時からそんなふうには感じなかった。清原さんは奈々だったんです」と、清原さんの演技に絶賛のコメント。

そんな山田さんに、本作でプロデューサーをしようと思ったキッカケについて質問が及ぶと「20代中ごろからプロデューサーとして映画を作らないといけないと考えていたのですが、説得力も人脈も経験もなかった、30代になり、自分なりに知識がつき、2人（阿部さん、藤井監督）が映画を作ろとしていると聞いて参加したいと思いました」と明かしました。

質問コーナーでは「部活で一番上になったのにモチベーションが上がらないが、どうしたらモチベーションがあがるか？」との学生らしい質問に対し、山田プロデューサーは「後輩のために努力することが、先輩に対する還元でもあります。後輩たちのことを思って頑張ってほしい」と、人生の先輩として熱いエールを送りました。

さらに「彼氏にファーストキスはまだってウソをついていることは善か悪か？」という問いに、「その嘘はつき続けたほうがいい」と熱のこもった回答をし、女子中高生たちからは笑いが漏れました。

最後に山田プロデューサーは「1つの方向から物事を決めてほしくないと思って、この作品を作りました。今はSNSの繋がりがあるけれど、もっと自分を見つめ直したり、もしも自分だったらどうするか？と、この作品を通じて身近な人と深く話してほしい」と作品への思いを語り、フォトセッション時に阿部さんとインスタライブで会話するなどサプライズづくしのイベントは幕を閉じました。

映画『デイアンドナイト』 2019/1/19（土）秋田県先行、1/26（土）全国公開！

愛する家族のいのちが奪われたとしたら、あなたなら、どうするだろうかー。

山田孝之プロデューサーが、企画・主演／阿部進之介さん、藤井道人監督とともに完成させた、こころ揺さぶる人間ドラマ『デイアンドナイト』に、ご期待ください。

善と悪はどこからやってくるのか。
父が自殺し、実家へ帰った明石幸次（阿部進之介）。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊寸前であった。そんな明石に児童養護施設のオーナーを務める男、北村（安藤政信）が手を差し伸べる。孤児を父親同然に養う傍ら、「子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わない。」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村に魅せられていく明石と、そんな明石を案じる児童養護施設で生活する少女・奈々（清原果耶）。しかし明石は次第に復讐心に駆られ、善悪の境を見失っていく----。