祝・大ヒット!声は枯れても映画の花は咲かせた!映画『海を駆ける』ディーン・フジオカさん×深田晃司監督が公開御礼舞台挨拶に登壇!
2018年06月07日(木曜日)

  

映画『海を駆ける』公開御礼舞台挨拶が6/6(水)テアトル新宿で行われ、ディーン・フジオカさんと深田晃司監督が登壇されました。

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映画『海を駆ける』は、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した、今や世界の映画人が注目する深田晃司監督の最新作。2011年東日本大震災後に大学研究チームの震災復興リサーチに参加した深田監督は、2004年スマトラ島沖大震災で津波による壊滅的な被害を受けつつも復興を遂げた街バンダ・アチェを訪れた際、本作のアイデアを想起。自然は時に豊かに美しく、時に脅威となり人を飲み込み、また人間の生活は自然と共にあるという様を、インドネシアの美しい海、そして国籍や宗教を越えて育まれる若者たちの友情を通して描くファンタジーです。

この日、公開御礼舞台挨拶に登壇した深田監督はガラガラ声!ディーンさんが通訳する一幕もありつつ、公開したからこそ語れる撮影秘話や、上映後の反響について語っていただきました!


― まずは一言ご挨拶

ディーン (本作がファンタジーであることから)みなさん現実に戻ってきてください(笑)!今回、リピーターの人が多いと聞いて、この2018年に映画館で何度も観る作品の一つになれて、とても光栄に思います。

深田監督 二時間前に急に声が出なくなったので、(ディーン扮する)ラウに治してもらおうと思いました(笑)。たくさんの方に観ていただき、本当に嬉しいです。観る人によって見え方がなるべく異なるようにしたいと思っていたのですが、SNSで感想をみていると、やはり見え方が人によって違っているようで良かったです。(声が枯れて話し辛そうな深田監督をディーンさんがフォローし通訳する一幕に、会場からは笑いが)

― 本作のオファーを受けた時、どのように感じられましたか?

ディーン バンダ・アチェという、映画の機材や映画館さえないような場所で映画を撮影するという行為が、狂気の沙汰としか思えなかったです(笑)。 しかし、自分の知らないインドネシアの未体験ゾーンに入っていくことに、ドキドキワクワクしました。実際、インフラが整っていない場所での撮影は大変でした。しかし、不便なりの過ごし方を見つけたり、また現地のスタッフと一つのゴールに向かって頑張ることや、インドネシアの魅力を再発見できて楽しかったです。


― 撮影で一番苦労したことは?

深田監督 ラウが最後に海を走るシーンではCGを使用せず、海に40mの桟橋をつくることになったのですが、撮影の時間も限られていたので当日の朝に完成したのを見て安心しました。本当に撮影できるのかドキドキしました。

ディーン (このシーンについて)ラウとしては気持ちよかったです。なかなかインド洋を駆け抜ける体験はできないですから。不思議な体験でした。

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― ディーンさんの起用について

深田監督 ラウは人を超越した美しさを持つ役で、演じられそうな人が見つからず、なかなかキャストが決まりませんでした。そのとき何人かに勧められてディーンさんのお顔をネット検索して見たときに、もうディーンさんしかいない、と思いました。

ディーン ありがとうございます(笑)。(監督がこだわるラウの見た目について)監督の求めるラウ像に日々近づけていくようにしました。セリフが少ないため、たたずまいや表情を意識したり、健康的に見せるために日向ぼっこをして肌が白くなり過ぎないようにしました。体形も、筋肉がつきすぎても細すぎてもいけないので、程よいバランスを保つために泳ぎました。

― 印象に残っている監督の演出について

ディーン 言語を他の言語にスイッチして読み合わせをしたりすることで、自身のバックグラウンドをトレースするような作業があって、はじめての体験で面白かったです。オーバータイムもなくて無駄がなかったですね。

深田監督 (元々セリフはもっと多言語に渡っていたということに対し)最初は中国語のセリフもあったんですけど、ディーンさんだから、そんなに言語を追加しているのかと思われてしまうかと思い、英語・日本語・インドネシア語に絞りました。

― この映画をどのように捉える?

ディーン 監督が脚本の最初に書いていた"宇宙には満足だが、世界には不満足だ"という言葉が映画の価値観を表現していると思います。何度もその言葉が頭の中で(自身の楽曲とかけて)"エコー"しています。(ご自身の楽曲とかけたコメントに、会場からは笑いと拍手)

― SNSでの反響をうけて

深田監督 監督と作品はいわば"親と子"だと思っていて、独り立ちした子どもの自分が知らなかった一面や、愛されていることを、初めてその子供の周りから知るような感じで、映画というものも作り手から離れたところでSNSなどを通して改めていろいろ発見することができました。

― 最後に

ディーン 日常生活では、映画に限らず(何かをしても)一回で終わってしまうことが多いのですが、何度も体験したいと思えるような、価値観として残るような作品になってほしいです。

深田監督 この作品を可愛がってくれてありがとうございました。今日は声が枯れてしまい、低すぎてお相撲さんみたいですね...。ごっつあんです...。(会場から笑い声)


映画『海を駆ける』絶賛公開中!


ディーさんだからこその"ラウ"の不思議な魅力、そして"様々な見え方"を堪能できる『海を駆ける』を、ぜひ劇場でご体感ください。


ストーリー
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが正体は不明。その謎の男にラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく―。果たしてラウは何者なのか...


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©2018"The Man from the Sea"FILM PARTNERS


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初日舞台挨拶
公開直前&小説発売記念イベント
外国人特派員イベント
予習上映イベント
完成披露イベント
予告解禁
製作発表記者会見
公開決定


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『海を駆ける』

★2018年5月26日(土)公開★

世界待望!深田晃司×ディーン・フジオカ 心揺さぶる美しきファンタジー!

監督・脚本:深田晃司

出演:ディーン・フジオカ 太賀 阿部純子 アディパティ・ドルケン セカール・サリ 鶴田真由

©2018"The Man from the Sea"FILM PARTNERS



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