イベントレポート

<最新一覧へ戻る

週末がブルーハーツに染まる!映画『ブルーハーツが聴こえる』それぞれの思いをのせた初日・2日目連続舞台挨拶【3回目】
2017年04月10日(月曜日)

クラウドファンディングでの皆様の応援のもと、4/8(土)無事に劇場公開を迎えた映画『ブルーハーツが聴こえる』の初日と公開2日目の週末をブルーハーツ色に染めるべく、新宿バルト9にて【2日間にわたる連続舞台挨拶】が行われました。

170409_3tbh00.JPG


世代を超えて愛されるザ・ブルーハーツの名曲6曲を、人気監督たちがそれぞれオリジナルな解釈でイメージ。豪華キャスト陣を迎えて製作された6本の映画を一挙に観られる贅沢な1本『ブルーハーツが聴こえる』3回目舞台挨拶は4/9(日)に行われ、『少年の詩』主演・優香さん、内川蓮生さん、清水崇監督が登壇しました。

プレミアム上映会には『少年の詩』からは清水監督しか登壇しておらず、本作でキャスト陣がお客様の前に立つのはこの舞台挨拶が初。大きな拍手で迎えられ、まずは優香さんが内川さんについて「再会してビックリしました!イケメンだし、天使の瞳で!母親になった気分です」と久しぶりの再会を喜ぶと、内川さんは「撮影から本日までの2年間で、身長が15cmも伸びたんです!」と明かし、成長の早さにお客様を驚かせました。

本作出演へのオファーについて優香さんは「清水監督とは、10年前にホラー作品で主演をさせてもらった以来なんです。まさか今回母親役でビックリしましたし、大好きなブルーハーツということで嬉しかったです」と回答。これを受け清水監督は「10年前はこんなペラペラ喋る子じゃなかったのに」と当時を懐かしみ、「オファーした時は(優香さんは)独身だったので、それでいてシングルマザーの役をお願いしたので気を遣いました」と、当時の心境を吐露。

シングルマザーの役を演じるにあたって優香さんは「短期間で親子関係を作り上げなきゃいけないので、撮影中もずっとそばにいました!」と、内川さんとの仲睦まじい撮影当時を振り返りました。

印象に残っていることについて内川さんは「オーディションの時にあまり監督のことを調べてなくて、『呪怨』の監督だと聞いてビックリして"何か他の作品ないんですか?"って、失礼なこと聞いちゃったんですよ・・・」と可愛らしいエピソードを話してくれました。     

優香さんは「印象に残ったというか、申し訳なかったことがあったんです!劇中に(内川が)納豆を食べるシーンがありまして、何回か撮ったんです。お腹いっぱいになったと思うし、何より納豆が嫌いだったと後からわかって...申し訳なかったです!」と語ると、清水監督は「(嫌いだということを)知ってて食べさせたんだよ!」とツッコミ。なお内川さんは、この作品のお陰で、その後納豆嫌いを克服したそうです。

演出方法について清水監督は「(優香さんが)結婚前なので、どうやってお母さんになってもらうかに気を遣いましたが、優香さんはすんなりと、とってもいい母親役を演じてくれました」と回答。撮影後にご結婚された優香さんは「こんな可愛い子(内川)がいたら、いいなって!連れて帰りたいです!」と、わが子を見るような笑顔で、ご結婚後に改めて本作を観た心境について語りました。

tbh4_shounennouta_main2.jpg


「少年の詩」を選曲した理由について清水監督は「いくつか迷った曲はありました。でも他の監督と被らないかなとか...色々考えました。"意識しないで選曲していいです"とプロデューサーから言われたのですが、6人の監督が見事に被らなかったんです。だいぶ経ってから他の監督の作品を観たのですが、ビックリするぐらいそれぞれテイストが違うんです。本当面白いなと思いました。僕も久しぶりにホラーではないですし・・・」と、驚きを交えながら語りました。

また、ロケ地に選んだ自身の地元・群馬県前橋については「学校も母校を使いましたし、ヒーローショーの観客(エキストラ)もほとんど知り合いなんです。初めて自分の地元で撮りたいなと思って、前橋の色々な方が協力して下さったんです」と地元での撮影を振り返りました。

劇中に登場する戦隊ヒーロー"ボンバー仮面"は、清水監督が少年時代に憧れていたヒーローを投影させおり、そのヒーローを新井浩文さんが演じていることに触れた清水監督。そこで実際に劇中で使われたヒーローの仮面を、舞台上からお客様へ披露する一幕もありました。

また清水監督は「1987年は、ブルーハーツがメジャーデビューした年なんです。その当時、僕はもう高校生だったので、その当時の子供はどんなんだったのかな?CMはどんなものをやっていたんだろう?と調べながら細部にこだわりました」と、時代背景への拘りについても語られました。

最後は、優香さんが「ホラーの清水監督が描いた、また違う素敵な作品です。是非皆さん御覧になって下さい」と伝え、内川さんは「お足元の悪い中、本日はお越しいただきありがとうございます。沢山の方々が応援してくださったこの映画が、皆さんに伝わって欲しいです」と大人顔負けのご挨拶。そして清水監督は「ブルーハーツの曲が好きで、この作品を作りました。色々大変な思いもしましたが"有難うございます"、と全国の方々に伝えたいです。少し泣きそうです」と本作への熱い思いを語り、初日・2日目連続舞台挨拶のラストを飾る3回目の舞台挨拶は幕を閉じました。


2017/4/8(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー!


恋愛、友情、家族、青春、喪失と再生。人生の普遍的な営みや感情の機微を優しく見つめつつ、明日への一歩をそっと後押しするような珠玉の物語が、THE BLUE HEARTSの名曲と共に描かれる『ブルーハーツが聴こえる』。

豪華キャスト×人気クリエイターが贈る贅沢な1本を、ぜひ劇場でご堪能ください!


「ハンマー(48億のブルース)」
尾野真千子×角田晃広(東京03)の掛け合いに笑い、恋愛に悩むアラサー女子をポップに描く。

「人にやさしく」
市原隼人×高橋メアリージュンがアクションで魅せ、極限下の人間模様を描く本格SF作品。

「ラブレター」
斎藤工×要潤×山本舞香によるノスタルジックで、可笑しくも泣ける初恋ファンタジー。

「少年の詩」
優香×内川蓮生×新井浩文が挑むシングルマザーと思春期に差し掛かった少年の絆を描く。

「ジョウネツノバラ」
永瀬正敏×水原希子による、究極の愛を美しく壮大なビジュアルで描いた異色ラブストーリー。

「1001のバイオリン」
豊川悦司×小池栄子×三浦貴大×石井杏奈による、震災に翻弄された家族を描くヒューマンドラマ。


映画『ブルーハーツが聴こえる
尾野真千子 角田晃広/市原隼人 高橋メアリージュン/斎藤工 要潤 山本舞香/
優香 内川蓮生 新井浩文/永瀬正敏 水原希子/豊川悦司 小池栄子 三浦貴大
監督:飯塚健 下山天 井口昇 清水崇 工藤伸一 李相日
©TOTSU、Solid Feature、WONDERHEAD/DAIZ、SHAIKER、BBmedia、geek sight

tbh_P1.jpg
©TOTSU、Solid Feature、WONDERHEAD/DAIZ、SHAIKER、BBmedia、geek sight


映画『ブルーハーツが聴こえる』その他のイベントレポート

*公開初日・2日目連続舞台挨拶2回目
*公開初日・2日目連続舞台挨拶1回目
*完成披露試写会の模様


★★日活公式TwitterとFacebookもやってます★★

twitter-bird-light-bgs.jpg asset_f_logo_lg.jpg



★現在公開中の日活ラインナップもご期待下さい★

過去のイベントレポート

新着イベントレポート

PRESENT STAFF
INTERVIEW