釜山国際映画祭『ジムノペディに乱れる』ワールドプレミア上映で、韓国映画界の鬼才キム・ギドク監督が本作を大絶賛!
2016年10月08日(土曜日)

  

28年ぶりに復活するロマンポルノに行定勲監督が挑んだ最新作『ジムノペディに乱れる』が、【第21回釜山国際映画祭 ミッドナイトパッション部門】へ正式招待され、ワールドプレミアとなる公式上映が行われました。

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*45th ROMAN PORNO REBOOT*

現地日程10/6~15まで韓国・釜山で開催される第21回釜山国際映画祭「ミッドナイト・パッション部門」に正式招待された行定勲監督初のロマンポルノ作品『ジムノペディに乱れる』は、今年で製作開始から45周年を迎える日活ロマンポルノ【45th ロマンポルノリブートプロジェクト】の一環として製作された作品。本プロジェクトでは、行定勲監督のほか塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督ら第一線で活躍する監督陣による完全オリジナル新作を、28年ぶりに発表します。

先日行われた第69回ロカルノ国際映画祭で塩田明彦監督作品『風に濡れた女』が、ロマンポルノとして初めて国際映画祭のコンペティション部門へ招待され、《若手審査員賞》を受賞し、国内外から注目が集まっています。

10/7、映画祭のオープンステージでは監督・キャストを迎えてのトークイベントが行われ、またミッドナイト・パッション部門でのワールドプレミアとなる公式上映には、3階まで席がある840名収容の劇場を満席にする観客が訪れ、韓国でも人気のある行定勲監督の最新作に期待するファンの熱気に迎えられ、舞台挨拶を行いました。

韓国では、今年5月に日活ロマンポルノをメインのプログラムとした「ロポクラシックフィルムフェスティバル」と呼ばれる特集上映が行われました。性的な表現や規制に厳しい韓国で、初めて大々的に行われたロマンポルノの特集上映ということで、韓国国内でも大きな話題となるなどロマンポルノ自体にも注目が高まっていることもあり、トークイベントや公式上映の会場には熱狂的な映画ファンが集まり、大盛況となりました。

公式上映には、キム・ギドク監督、映画プロデューサーのアン・ドンギュ氏など韓国映画関係者が来場。本作を鑑賞した、キム・ギドク監督は「10分に1度、濡れ場を入れなければいけないルールがあったそうですが、全く飽きさせず美しい物語に仕上がっていると思いました。芦那すみれさん、岡村いずみさんほか女優陣は、女性がもつエネルギーを感じさせられるキャラクターでとても好感をもちました。日活ロマンポルノのことは知っています。とても面白い企画ですよね。もし機会があれば監督をしてみたいです。」と本作を絶賛し、ロマンポルノを監督することへの意欲も示されていました。

公式上映では、本作のほか同映画祭に招待されている、塩田明彦監督『風に濡れた女』、中田秀夫監督『ホワイトリリー』も上映され、ロマンポルノ開始当時の1970年代に行われていた3本立ての公開形態で上映されました。早朝4時まで続いた上映会中は、常時、笑いやどよめきが起き、観客は今回のロマンポルノリブートプロジェクトで作られた新作の多様性を楽しんでいました。

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公式上映:10/7(金)23:59~
会場:Busan Cinema Center/Haneulyeon Theater (840席)
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◎ワールドプレミア上映/舞台挨拶コメント

行定勲監督 コメント
アンニョンハセヨ。今年も無事釜山に来ることができて、うれしく思っています。客席をみるとキム・ギドク監督や、映画プロデューサーのアン・ドンギュさんが観てくれているようですね。ロマンポルノは70年代~80年代にあった映画レーベルのひとつで、10分に一度セクシャルなシーンがあれば基本何をしても良いという自由さは、今も表現者たちに大きな影響を与えています。その現代版として、今回リブートされました。僕は『ジムノペディに乱れる』で、ポルノではなく官能的なラブストーリーを撮ったと思っています。

板尾創路さん/映画監督 古谷役 コメント
アンニョンハセヨ、板尾創路です。古谷という映画監督役でこの作品に出演しました。セックスシーンが多い作品ですが、素晴らしいラブストーリーになっているので特に女性に見て頂きたいと思っています。かなりモテるキャラクターなので、演じるうえでは女性の母性本能をくすぐるにはどうしたらいいかということを研究しました。
(演じるうえで、映画監督・古谷と監督・行定勲のつながりを意識したか、と聞かれ)
監督は、僕をイメージして脚本を書いてくれたと思うのですが、僕は、たぶん監督をイメージして演じていたんじゃないかと思います。往年の俳優さんたちにずっと、成人映画の仕事がきたらやっておけと言われていたので、今回のオファーを受けたときはすぐにこの作品に参加しようと決めました。僕は韓国映画が大好きで、その韓国の地でワールドプレミア上映ができて光栄です。

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©2016日活

芦那すみれさん/結花役 コメント
去年は観客として、この映画祭に参加していましたが、今年は女優として参加することができてとても嬉しいです。私は人間の本質を描く上で、性の描写はとても重要な要素だと思っています。このロマンポルノリブートプロジェクトを通して、もっと自由な表現が広がることを期待しています。
※流暢な韓国語で挨拶されていました。

岡村いずみさん/安里役 コメント
私も一肌脱いでこの作品に参加させて頂きましたが、すごく綺麗に撮って頂いてとてもうれしいです。この作品には、女性の美しさが表現されていると思います。初めての映画祭で、3階席までお客さんが埋まっていてとてもうれしいです。


第21回釜山国際映画祭「ミッドナイトパッション部門」 現地日程 2016/10/6~15
映画の復興と芸術への理解を深めることを目的に1996年に創設。以後、急速に規模を拡大しアジア最大級の国際映画祭へと成長を遂げ、本年度は69ヶ国299作品(うち122本がワールドプレミア上映)が上映予定。


『ジムノペディに乱れる』(2016年製作)作品概要

監督:行定勲
出演:板尾創路 芦那すみれ 岡村いずみ
 
美しい音楽にのせ官能的に描かれる、切なく不器用な大人のラブストーリー。
1週間―。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを求めて女たちの隙間を彷徨っていた。仕事、名声、そして愛...全てを失った男が、辿り着いた先に見つけた大切なものとはー?

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©2016日活

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板尾創路(いたお・いつじ)プロフィール
1963/7/18生まれ。大阪府出身。吉本総合芸能学院(NSC)4期生。ほんこんとお笑いコンビ130Rを結成。バラエティから俳優、映画の監督・脚本と多岐に渡り活躍。主な出演作品として、『愛のむきだし』(08)、『空気人形』(09)、『太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男』(11)、『さや侍』(11)、『クローズEXPLODE』(14)、『振り子』(15)、『at HOMEアットホーム』(15)、『杉原千畝 スギハラチウネ』(15)、『ふきげんな過去』(16)。監督・脚本・主演をつとめた『板尾創路の脱獄王』(10)、『月光ノ仮面』(12)など。
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芦那すみれ(あしな・すみれ)プロフィール
大阪府出身。2015年、本広克行演出/平田オリザ作の舞台「転校生」で女優デビュー。TBS「ディアスポリス 異邦警察」では謎のハッカー「ラニーニャ」役で話題に。BOMIという名でミュージシャンとしても活躍中。長編映画は初出演になる。
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岡村いずみ(おかむら・いずみ)プロフィール
1989/12/25生まれ。神奈川県出身。慶應義塾大学卒業後、女優としてテレビ、舞台、映画などに出演。TV:「たべるダケ」(TX)、「ダークシステム」(TBS)、「グーグーだって猫である」(WOWOW)、「ウーマン・オン・ザ・プラネット~オースラリア縦断旅~」(NTV)、大河ドラマ「真田丸」(NHK)、映画「かしこい狗は、吠えずに笑う」(第34回PFFぴあフィルムフェスティバル入選)、「みんな!エスパーだよ!」、舞台:江古田のガールズ「楽屋」、渋谷ハチ公前「とりわける人たち」、東京マハロ「エリカな人々」などに出演。
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行定勲(ゆきさだ・いさお)監督プロフィール
1968年、熊本県生まれ。長編第一作『ひまわり』(00)が第5回釜山国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞。『GO』(01)で、日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ国内外で50もの賞を受賞。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)が観客動員620万人、興行収入85億円、その年の邦画1位を記録する大ヒットに。10年には『パレード』が第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。近年の作品として、『円卓』(14)、『真夜中の五分前』(14)、『ピンクとグレー』(16)、熊本を舞台にした『うつくしいひと』(16)など。また今後はアジア・オムニバス映画『アジア三面鏡』(今秋公開)、『ナラタージュ』(来秋公開予定)などがある。
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※18歳未満閲覧禁止


『ジムノペディに乱れる』11/26(土)新宿武蔵野館ほか順次公開!


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『ジムノペディに乱れる』

★2016/11/26(土)公開★

切なく不器用な大人の愛を、美しい映像にのせ官能的に描いた入魂の一作

監督:行定勲

出演:板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ

©2016日活



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★現在公開中の日活ラインナップもご期待下さい★