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映画『真田十勇士』公開記念舞台挨拶で、さるが"猿"飛佐助に対抗心で威嚇!?
2016年10月06日(木曜日)

映画と舞台が同時期に公開&上演という、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み=世紀のビッグプロジェクトが遂に幕を開け、"真田イヤー"と呼ばれる今年、日本映画最大の超大作『真田十勇士』が9/22(木・祝)より全国公開中。主演で猿飛佐助役の中村勘九郎さん、真田幸村役の加藤雅也さん、堤幸彦監督が大ヒットを祝して舞台挨拶イベントに登場しました。

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本作は、"天下一の名称と名高い真田幸村は、実は腰抜けの武将だった!"と言う大胆な発想のもと、2014年に大ヒットを記録した舞台「真田十勇士」がスペクタクル超大作として堤幸彦監督により実写映画化。各世代を担う実力派俳優が堤監督の元に集結し、圧倒的なスケールと各々が挑む切れ味鋭いアクションで、今の時代だからこそ描くことの出来た超ド級のエンタテインメントムービーが完成しました!

公開から2週間ほどが経ち、改めて映画についての周囲の反応を聞かれた勘九郎さんは「二人の子供たちが十勇士ファンなので、映画を観た後は子供たちと僕とで十勇士ごっこをしています。3人とも佐助なんです(笑)」と微笑ましい家族との様子を明かしました。

加藤さんは「外国人の友達が"字幕版が何故ないんだ?"と言っているんです。外国の人が観られないのはもったいないですね(笑)」と。それを聞いた堤監督は「あ゛ぁ、痛いところを・・・。では早速、日本テレビさんにお願いしましょう」とイベントを通して熱願。周囲の反応については「この映画を観て本当に面白かったと、親戚一同結束が高まりました。有り難いことです」と語りました。

勘九郎さんと加藤さんは2014年の舞台初演から、映画・舞台再演と役柄同様に長い時間を共にしてきた、いわば戦友。お互いの初対面の頃と今の印象の違いをを聞かれると、「かっこよく近寄りがたい雰囲気で怖い人なのかなと思っていたのですが、3年ほどご一緒させていただいて、こんなに天然な人はいないなと思いました(笑)。マキノさん(脚本)当て書きなんじゃないかなと思うくらい幸村様ですね」と、勘九郎さん。

加藤さんは「役作りですよ!普段から一生懸命役作りしてるんです(笑)」と会場の笑いを誘います。勘九郎さんの印象については「芸歴が同じで尊敬しますし、稽古を凄くされる方なので軸がぶれないですし、勉強するところが沢山ありますね。完璧なリーダーで信頼しています」と大絶賛。

監督は加藤さんについて「一種の男の理想型じゃないですか。撮り甲斐がありますね、カメラを通してみると、"いやぁ、どうしてこういうふうに俺は生まれなかったんだろう。メンズノンノ出たかったな"って思います(笑)」と、男前さに終始感心していました。

勘九郎さんについては「日本の芸の宝、ある種の象徴じゃないかと思います。形も完璧で重力がかかってないんじゃないかと思わせるほど。凄いなと思います」と、加藤さん同様に大絶賛されました。

舞台同様に映画でも激しいアクション、過酷なロケに挑んでこられたお三方に撮影当時のお話を聞くと「寒かったですね」と勘九郎さんが一言。堤監督は雨が降らないところで降らせるという謎の力の持ち主で、オーストラリアの砂漠ロケでも雨を降らせた経験があるそう。勘九郎さんは「和歌山では絶対に雪が降らないと聞いていたのに、初日に雪が降ったんですよね(笑)」と、撮影当時の思い出を語りました。

また、勘九郎さん演じる猿飛佐助は十勇士のリーダーでもあり、ヒーロー的存在。ということで、勘九郎さんにとってのヒーローを聞くと「父親じゃないですかね。彼の背中を見て育ってきて、父のような役者になりたいと思ってきたので」と、感慨深げに明かされました。

この日は、"申年"に公開された本作の"猿飛佐助"にちなみ、日光さる軍団の猿"YOUくん、秀吉くん、りくくん"がスペシャルゲストとして登場!キャスト・監督に花束贈呈をするも、猿飛佐助となって登場した"りくくん"は、勘九郎さんとの初対面に緊張気味でやや威嚇。勘九郎さんはドキドキしながらも真田カラーの真っ赤な花束を受け取り、十勇士の衣裳に身を包んだその可愛らしい様子に笑みをこぼしました。

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また、映画のヒットをお祝いするため"さる軍団"が愛らしい「真田十勇士」ならぬ「さる田十勇士」のお芝居を披露。ドタバタの展開に、会場は大爆笑。見事な芸を目の前にし、勘九郎さんも「かわいい!」と、芸達者な猿に魅了された様子。そこで、「猿」飛佐助を演じていた勘九郎さんには「猿」回し師の気持ちを味ってもらうべく、猿まわしに挑戦してもらいました。

佐助に相応しいポーズが決まれば、猿が素敵なリアクションをしてくれるはずなのですが・・・猿たちの気持ちに響かなかったのか、猿はそっぽを向いて知らんぷり。落胆する勘九郎さんを後目に、加藤さんが幸村さながらの刀で斬るポーズを決めると、猿たちはバタバタと倒れ、見事な斬られっぷりを披露しました。あまりにも見事な様子に、会場も大爆笑!勘九郎さんも「後ろに立つ人たち(調教師)の匙加減ですね」と会場の笑いを誘いました。

最後は「二人を先頭にキャスト・スタッフ一丸となって寒い冬を乗り切り、思い出すと涙が出てくるようなことが色々とありました。そんな経験の上で成り立った自分にとって誇らしい代表作となりました。ぜひご覧になって下さい」と堤監督のコメントで締めくくられ、イベントは幕を閉じました。


『真田十勇士』 大ヒット上映中!

超豪華キャストが盛り上げる"世紀"のビッグプロジェクト、映画『真田十勇士』を、ぜひ劇場でご覧ください!!

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ストーリー
関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前にした徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で、"天下に並ぶ者なし"の名将として、世間から尊敬を集めていた男、真田幸村(加藤雅也)。しかし実はこの幸村、その男前な容貌と、偶発的な幸運の連続によって勝ちを拾ってきただけの、気弱な〈腰抜け男〉だったのだ!実像と虚像の違いに悩んでいた幸村はある時、猿飛佐助(中村勘九郎)と運命的に出会う。忍者の里から飛び出してドデカいことを成し遂げたいと思っていた佐助は、幸村を担いで「本物の天下一の英雄に仕立て上げようじゃないか!」と、同じ抜け忍の霧隠才蔵(松坂桃李)を筆頭に一癖も二癖もある十人の男たちを集め、世にいう《真田十勇士》を誕生させる!亡き秀吉の妻・淀殿に呼び寄せられた幸村、そして十勇士たちは、またたく間に徳川との最終決戦の最前線に立つこととなった。戦国最後にして最大の戦い、徳川対豊臣の〈大坂の陣〉がついに幕を開ける!ついに明かされる"真田の謎"、佐助と才蔵を狙う、くノ一(女忍者)の火垂(大島優子)との"因縁"、淀殿と幸村の禁断の"秘密"、そして勝つ事は不可能とも思える圧倒的に不利な徳川との戦いで、佐助と十勇士が企てた驚愕の"大仕掛け"とは・・・。徳川軍二十万VS十勇士、時代を変える《大逆転》がいま、始まる!!
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©2016『真田十勇士』製作委員会


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真田十勇士

★2016/9/22(祝・木)全国公開★

『真田十勇士』

史上初!世紀の《映画×舞台》ダブルプロジェクトいよいよ始動!

監督:堤幸彦

出演:中村勘九郎 松坂桃李 大島優子 ほか

©2016『真田十勇士』製作委員会



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