『俳優 亀岡拓次』特別試写会で、撮影時の安田顕さんの印象とのギャップに麻生久美子さんの笑いが止まらず!
2015年11月30日(月曜日)

  

2016/1/30(土)公開『俳優 亀岡拓次』の舞台挨拶付き特別試写会が、11/30(月)ヒューマントラストシネマ渋谷で行われました。

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今「日本一チケットが取れない」といわれる人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバー安田顕さんが主演をつとめる話題作『俳優 亀岡拓次』。

映画・ドラマ・舞台で活躍し、現在放送中のドラマ「下町ロケット」の好演でさらなる注目を集める個性派俳優・安田顕さんが演じるのは、"最強の脇役"と監督から重宝され、日々日本全国津々浦々の現場をめぐる、俳優・亀岡拓次。

そんな亀岡拓次がロケ先で恋する居酒屋の女将に麻生久美子さん、撮影現場で出会う個性的な人々に、山崎努さん、三田佳子さん、新井浩文さん、染谷将太さん・・・と、大御所から人気実力派俳優まで豪華キャストが集結した本作の公開をちょうど2か月後に控え、安田顕さん、麻生久美子さん、メガホンをとられた横浜聡子監督による舞台挨拶付き特別試写会が行われました。

会場に登場した瞬間から、まるでお芝居でもしているかのように変幻自在な表情と声色で繰り広げられる安田さんのトークに、お客さまは終始笑いっぱなし。お隣に立つ麻生さんも笑いが止まらなくなってしまうほどのヤスケンさんワールドに、会場はおおいに盛り上がりました。安田さんの様々な表情と緩急使い分けた口調を想像しながらお読みください。

-まずは一言ずつご挨拶を・・・お客さまがクスクス笑われてますが、ヤスケンさんの表情が面白いのでしょうか(笑)?では、主演の安田顕さんからご挨拶をお願いします。

安田 (お客さまへの感謝の気持ちを込めた表情で)平日の昼間にも拘わらず、こんなにたくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます。これからご覧いただくのは123分の映画でございますが、きっと楽しんでいただけることと思います。今日はよろしくお願いいたします。

麻生 こんにちは。居酒屋ムロタで働いている室田安曇という、亀岡さんに一目惚れされる役をやらせていただきました。私は横浜さんの作品は映画では2度目(PVを入れると3回目)で、今回はたった3日でしたが、また参加させていただけてすごく嬉しかったです。安田さんとは初共演でしたが、とても刺激になり(笑)・・良いお芝居が出来たかなと思って(笑)・・すごく楽しかったです(お隣の安田さんの表情に、ついつい笑ってしまう麻生さん)。とても素敵な作品になっているので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

横浜監督 はじめまして。『俳優 亀岡拓次』を監督しました横浜聡子と申します。平日のお昼間からこちらに足を運んでくださった皆さまの熱意が、とてもありがたいと思っております。ありがとうございます。皆さんの素敵な笑顔が、まるで自分に向けられているかのような錯覚を起こしてしまいまして、今とても嬉しいです。今日は、映画とトークショーを楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

MC 今日は安田顕さんファンの方が大勢いらっしゃると思いますので、きっとドラマ「下町ロケット」もご覧なっているのではないかと(お客さまから大きな拍手)。では、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。

安田 (会場を見渡して)どうもありがとうございます。ありがとうございます(お客さま爆笑)。

MC 私も観させていただいたのですが・・

安田 「下町ロケット」を?

MC 映画のお話です(笑)。ドラマとは全然違う役柄ですが、映画ではどのように役作りなさったのですか?

安田 特にそんなに用意せずに、現場で監督にご指示を仰ぎながら取り組ませていただいたという感じです。

― 横浜監督は、演出されてみていかがでしたか?

横浜監督 亀岡拓次は朴訥で欲がない方で、安曇さんに恋してうまくいったら・・という下心ありの目標はあったものの基本的に演出が難しい役だったので、私も特に何もしなかったです。

安田 いやぁ現場では、麻生さんに助けられながら・・

麻生 3日だけですよ、私(笑)。

安田 それに横浜監督とは初めてということで非常に緊張もしましたし、亀岡は欲のない朴訥とした人間ということで、私自身は欲の塊ですから、ちょっとアレだったんですけど(お客さま大爆笑)・・・随分笑ってくれてますねぇ。現場は短い濃密な時間だったのですが、途中から監督の要求に応えられないというジレンマを感じましてねぇ。もう、言ってることが分からないんですよ。「口をパクパクしてください」とか「くしゃみは"ヴァッショ~イ"にしてください」とか。「分からない!」と言って、途中から完全にブーたれちゃいましてねぇ(笑)。なので試写の時に初めは「俺は観たくないっ!俺は観ないよっ!」と言ったんですよ。ずーっと自分が出てるので、「自分の粗を探すなんてコレはもう恥ずかしい!観られない!」と言いながら(目いっぱい指を広げた手を顔の前にかざして)こんなふうにして観ていたんですけれどね。途中からアラアラアラ~と手が下りてきちゃって。何と言いますか、監督の世界観というか・・(←ここまで一気にまくし立てる安田さんに対して笑いが止まらない麻生さんの方を向いて)なーにが可笑しいんだよぉっ!

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麻生 こんなによく喋る方だったんだって、ビックリしてます(笑)。

安田 (ご本人も笑っちゃった後、急に威勢よく)喋らなかったらしょうがないでしょー!(一転して小声のデレデレ笑顔で)失礼しました。ごめんなさ~い。ごめんねぇ。それで試写を拝見しましてね。自分が出てる、出てないというところではなく、横浜聡子監督の世界観や色に圧倒されまして、最後は「おもしれー!」ってなっちゃいました!こんな面白いものはぜひ皆さんに観ていただきたいということと、監督に対して失礼だったなと思って。(監督の方に向き直って深々と頭を下げ)どうもスミマセンでした(お客さま爆笑&拍手)!すーごいっ!すーごいじゃないですかぁ、監督!

横浜監督 素直に受け止めさせていただきます(笑)。

安田 ビ~ックリしちゃって!面白かったぁ!ビックリしたぁ!

横浜監督 主演の方がここまで喜んでくださるのは、初めてでございます。

安田 今いっぱい宣伝させていただいてますが、面白いものに出られて良かったもの!恵まれてます、僕。本当にスミマセンでした。謝れて、良かった!(お客さま、麻生さん大爆笑)・・何が可笑しいの?!

- 麻生さんはそんなに笑ってらっしゃるということは、安田さんは撮影中と印象が違ったのですか?

麻生 寡黙な方だなと思いました(笑)・・現場では。居酒屋のシーンと後半1日撮影があって真面目なお話は少ししましたが、今聞いてて、こんなに明るく話されるんだ!って(笑)。

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安田 フッフッフッ(苦笑)。(ちょっと伏し目がちに)いいですよ、別に暗く話したって・・。

麻生 そうそう!そういうカオしてました!そんな感じでした!!

安田 監督とふたりの現場の時なんて、ふたりとも笑ってませんからねぇ。大変でしたから。

- 本作は安田顕さんの魅力が満載ですが、監督は現場でどう感じられましたか?

横浜監督 亀岡拓次という人物が色々な役を演じられる役なので「毎回違っててほしいな」と思いながら現場で演出をしていたのですが、繋がったものを観たら見事に毎回違ってました。その日その日の安田さんの気持ちやテンションがカメラに正直に映っていまして、それがすごく役者・亀岡拓次という感じで、まさにピッタリでした。

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安田 17日間の撮影の中で、撮休が1日だけあったんです。その日は東京で仕事してロケ地の長野に戻ったのですが、「監督がお話したいらしい」と聞いていて、夜11時くらいにホテルに着いたらホテルの前で監督が待ってるんですよ。それで「毎回、違うんですよね。どうしましょうね、明日から」と相談してくださいましてね。

横浜監督 でも、結局何も・・。

安田 そう、結局何も準備せず「まぁ、なるようになるか」と、とりあえずやってみることになりました。

- 麻生さんは、出来上がったものをご覧になって、どういった感想をお持ちになりましたか?

麻生 たしかに亀岡という役に、きっと安田さんが色々な意味でピッタリだったんじゃないでしょうか?その・・何と言いますか、感情の違いも画からみてとれますし。

安田 感情の浮き沈みが(笑)?

麻生 浮き沈みではないですが(笑)、何となく場面によって、全然というわけではないですが違うところが私は魅力的にうつりました。

安田 ありがとうございます。

- 麻生さんは『ウルトラミラクルラブストーリー』でもご一緒されていますが、横浜監督の現場はどんなところが魅力ですか?

麻生 横浜さんはこんなに小さくて可愛らしいのに、すごくカッコいいんですよ!自分の意思がシッカリあって、どんな大御所の役者さんにもちゃんと伝える。そこを曲げないという印象が『ウルトラミラクルラブストーリー』の時からあって、今回もそういう感じでしたので、私はとても嬉しくて、やっぱりカッコいい監督だなと思って「ついて行きたい」と思いました。

安田 僕もまったくその通りだと思います!ついて行きたいなぁと思ってましたねぇ(お客さま爆笑)。

麻生 え~!?私、ブーたれてた時に一緒でしたよね(笑)?

安田 あれはブーたれる前ですよ?

麻生 ウソ?ちょっと始まってましたよね(笑)?

横浜監督 始まってましたね(笑)。

安田 本当にすみません。素晴らしい作品に出させていただいて、本当にありがとうございます。

MC 安田さんのその思いが、監督に伝わって良かったです!さて、お話をガラリと変えまして、今日はクリスマスツリーをご用意しました。てっぺんには、劇中の1シーンが描かれた星も乗っていますよ。

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麻生 あっ、私たちじゃないですか!

安田 すご~い!ステキ~!すご~い!横からみると、星がうすい~(お客さま爆笑)。ありがた~い!

-せっかくなのでクリスマスの思い出をお聞かせいただければと思います。安田さんからお願いします。

安田 高校生の時かな。テレビで『君は僕をスキになる』という映画をみまして、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」という曲が最後にかかるんです。その映画がちょっとロマンチックな良い映画なんですよ。当時好きだった子が歩いて20分くらいのところに住んでいたので、思い切ってクリスマスに誘ってみようかなと思って、クリスマスイブに夜中に家を抜け出してね。北海道ですから、雪がしんしんと降ってるわけですよ。その子の家の窓が見えるすぐ側に老人ホームがありまして、そこに公衆電話のボックスがあったので、そこから「もしもし、安田と申しますけれども、○子ちゃんいますか?」って電話をかけたんです。当時は携帯電話もありませんしね。それで「明日クリスマスなんだけど、あいてる?」「あいてるワケないじゃない」って電話を切られて・・。電話切られた後も、やっぱり雪はしんしんと降っているんですね。そんな思い出があります!

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MC ちょっと悲しい思い出話でしたが、麻生さんはいかがでしょうか?

麻生 私は面白くない話しかないのですが・・・子どもの時にサンタさんにオモチャのプレゼントを届けてほしくて、新聞に入っていたオモチャ屋さんの折り込みチラシの好きなオモチャに○を付けて壁に貼ってたんです。それを毎年やってたのに、必ずもらえなくて(お客さま爆笑)。何で1回くらい買ってくれなかったんだろう?という悲しい思い出です(苦笑)。

安田 あら、可愛らしい。そんなに買ってもらえなかったんですか(笑)?

麻生 はい(笑)。

横浜監督 やっぱりクリスマスって悲しい思い出なんですね、みなさん。私は「亀岡拓次はひとりで呑み歩くので、マネしないと亀岡の気持ちが分からずに安田さんに伝えられない」と思って、去年のクリスマスはひとりで飲み屋に行って、すっごく寂しい気持ちになりました。

MC 麻生さん演じる安曇みたいな癒し系の方はお店にいなかったんですか?

横浜監督 おじさんだけで寂しかったです。

安田 だいたいクリスマスだからって誰かと過ごすってものではなくて、子供たちにプレゼントを贈るってものですから!

MC とは言っても聞きたいのですが、今年のご予定は?

安田 とりあえず仕事を埋めてほしいですねぇ。働かないとねぇ。

麻生 私は、モミの木を買ったんですよ!

安田 え゛~~~!!?モミの木を買ったんですかぁ?!

麻生 そんなに驚くことですか(笑)?近くの花屋さんにモミの木が売ってて、すごく良い匂いだったんです。それを買ったので、これから飾り付けをして家族でパーティをしたいと思います。

MC 安田さんはクリスマスツリーは?

安田 札幌の実家は飾ってますよ。

MC 横浜監督の今年のご予定は?

横浜監督 私は去年はコンビニの半額ケーキを買って家に帰ったので、今年はちゃんとケーキ屋さんで買おうかなと思いました(笑)。

*12/8は安田顕さん42歳のお誕生日ということで、ここでバースデーケーキが登場*

安田 うわッ、すごーい!

MC せーの!

お客さま ヤスケンさ~ん、お誕生日おめでとう~!

*安田さん、感激のあまり涙を拭く・・ふうなポーズをとり、お客さま大爆笑*

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安田 すごい、このケーキ顔になってますよ!

お客さま みたーい!!

*安田さんが抱えて見せてくださったケーキに、お客さまから大きな歓声と拍手*

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安田 すごいですねぇ。これは亀山拓次さんの役のカオですよね?嬉しいなぁ、コレ。(麻生さんにフォークを渡して)はい、どーぞ!

麻生 えー?!

安田 なかなか食べにくいですよねぇ。

MC でも食べられますから、どうぞ!

麻生 安田さんのお誕生日ですから、安田さんが・・

安田 せっかくですから皆さん一口ずつ食べましょう!とりあえず・・・自分の嫌いな口を食べようかな。(フォークですくって)麻生さんはどこいきますか?

麻生 え~?じゃぁ・・・目?

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安田 監督はどこいきますか?

横浜監督 では、もう片目を。(フォークですくって)すみません、もうカオが分からなくなってしまいました・・。

MC 上映後には、この状態のケーキをロビーに飾りますので、皆さんぜひご覧いただくとして(お客さま爆笑)、ではどうぞお召し上がりください!

安田 おめでとう、ボク(お客さまから祝福の拍手)!目のお味はどうですか?

横浜監督 目、最高です(笑)。

- 主演映画の公開も控える42歳を迎えるにあたり、最後にメッセージをお願いします。

安田 42歳になりまして、目と口を食べられてしまいました(笑)。毎年、自分が主役だと思う時って何だろうと考えると、やっぱり誕生日だと思うんですよね。誕生日は自分が主役だなと感じますし、自分が脇役だなと感じるのは他人の誕生日や結婚式だと思うんです。自分が主役だと感じられる誕生日をこうして祝っていただき、自分にとって全国公開映画の初めての主役。脇役だけれど主役という映画に関わることができ、ダブルで主役のような感じがして、本当に感謝しております。東京国際映画祭ではアジアの未来部門に出品され、横浜監督が取材で「安田さんのスゴイところは?」という質問に「どこでもオナラが出せるところ」と答えられまして、その後あらゆる媒体で聞かれるんです。何で他のところを褒めてくれなかったのかなと思いますが、本当に素敵な映画に仕上がりました。麻生さんはじめ豪華なキャストの皆さんもいらっしゃいます。公開は1/30(土)です。よろしくお願いします。ありがとうございました。

*通常のフォトセッションの「こちらお願いしま~す」ではなく「お誕生日、おめでとうございま~す」という掛け声に、満面の笑みで応えてくださった安田さん*

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『俳優 亀岡拓次』2016/1/30(土) 全国ロードショー!

最強の脇役俳優の不器用で愛すべき恋と人生。
笑って心温まる、奇想天外エンタテインメント!!

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ストーリー
亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。"最強の脇役"ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは安い居酒屋を一人飲み歩く地味な生活。そんな亀岡がロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇に恋をして・・・。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか・・・・・・?
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俳優 亀岡拓次

★2016/1/30(土)全国公開★

『俳優 亀岡拓次』

すんません。不器用に恋してます。

監督・脚本:横浜聡子

出演:安田顕 麻生久美子

©2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会



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★現在公開中の日活ラインナップもご期待下さい★