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祝 『私の男』 モスクワ国際映画祭W受賞!トロフィーを手に浅野忠信さんと二階堂ふみさんが笑顔の会見!
2014年07月01日(火曜日)

第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で、《最優秀作品賞》 と 《最優秀男優賞》 を受賞した 『私の男』 の受賞記者会見が6/30に行われました。

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本作は、映像化不可能と言われた桜庭一樹さんの直木賞受賞ベストセラー小説 「私の男」 を、浅野忠信さんと二階堂ふみさんを主演に、熊切和嘉監督が映画化した濃密で美しい衝撃作。監督・キャストが究極の男女のタブーに挑み、禁断の純愛を描いた問題作です。

本作は、現在全国絶賛公開中ですが、現地時間6/19~28の日程で開催された 【第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門】 に正式出品され、《最優秀作品賞》 と 《最優秀男優賞》 ダブル受賞の快挙となりました。授賞式には、あいにく監督・キャストともに仕事の都合で参加が叶わなかったのですが、記者会見にはモスクワよりトロフィーが届き、浅野さんと二階堂さんに手渡されました。

― この度はおめでとうございます。まずは俳優生活25周年の節目に 《最優秀男優賞》 を受賞された浅野さんから、受賞のお知らせを聞いた時のお気持ちをお聞かせください。

浅野 とても、とても嬉しいです。長いことこの仕事をさせていただいていますが、こういう機会は中々ないので、大変嬉しいとしか言いようがないですし、やってきて良かったなと思います。ありがとうございます。

MC 《最優秀男優賞》 は、1983年 『ふるさと』(神山征二郎監督)の加藤嘉さん以来、31年ぶりの快挙ですね!

浅野 随分長いこと日本の人がいただけなかったのだな・・と思うと身が引き締まりましたし、今回僕が久しぶりの賞をいただけたことに、本当にビックリしました。ロシアの方達とは 『モンゴル』 という作品で一緒にお仕事をさせていただきましたので、こういう機会に皆さんに観ていただけるだろうなとは思っていたのですが、まさか賞をいただけるとは思っていなかったです。ありがたいですね。

― W受賞について、二階堂さんはいかがですか?

二階堂 最初に受賞のお話を聞いた時は、この作品が世界に認められて良かったなと思いました。

MC おふたりとも授賞式にはお仕事で参加出来ませんでしたが、モスクワからトロフィーが届きました!現地の授賞式にならい、まずは 《最優秀男優賞》 に輝いた浅野忠信さんにトロフィーをお渡しいたします。

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MC 続きまして、《最優秀作品賞》 のトロフィーを代表して二階堂ふみさんに受け取っていただきます。

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MC おめでとうございます!では、さっそく記者会見に入らせていただきます。

― まずは、受賞の件でおふたりに熊切監督からご連絡はありましたか?

浅野 「お聞きしましたか?W受賞をいただきました。おめでとうございます」 というメールをいただきました。

二階堂 私の方が先に聞いていたようで、熊切監督に 「おめでとうございます」 とメールをしたのですが、私のメールアドレスを登録していなかったみたいで、「本当ですか?ありがとうございます」 の後に、「どなたですか?」 とありました(笑)。「すみません。二階堂です!」 とお返ししたら連絡がきまして、監督も受賞のことを聞かれたみたいで喜んでいらっしゃいましたし、早速乾杯をされたようです。

MC おふたりは連絡を取り合われたのですか?

浅野 (二階堂さんから)メールをいただきました。

― 世界でも権威あるモスクワ国際映画祭で 《最優秀男優賞》 を受賞され、改めて今後どのような役者を目指していかれるのでしょうか?

浅野 モスクワの方達はもちろん、モスクワ以外の色々な国の方達が集まる映画祭できちんと観ていただき、こんなに素晴らしい賞をいただけたことは本当に嬉しいです。僕は色々な国の方とお仕事をさせていただいて、その都度たくさんのプロの方達に出会うことで、「ああ、こういうふうに作品に取り組むんだ」 とか 「こんなふうにやると、こんなふうになるんだな」 というようなことを間近でたくさん見させていただきました。それを自分なりに受け止めて、日本映画の時にも自分なりにやってみる・・ということをずーっと繰り返してきたんですね。日本の人たちも含め、世界中の人たちから映画に対する取り組み方や情熱の持ち方を教わってきたので、それがこういう形できちんと評価してもらえたことが嬉しいですし、「こうやってきたことは間違いないんだな」 と確信することが出来たので、今後もこうした気持ちを大切にして続けていきたいなと思います。

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― 受賞を受けて、ご自身へのお祝いやご褒美などは考えていらっしゃいますか?

浅野 突然受賞のお知らせをいただいてビックリしているところに、記者会見もやりたいとお話をいただいたので 「え!俺、何着よう?!」 と思いまして、その時に 「これはご褒美にスーツ作るしかないな」 と考えました(笑)。

― 二階堂さんは現在開催中の第13回ニューヨーク・アジア映画祭で 《ライジング・スター・アワード》 を受賞されましたが、改めて今後どのような役者を目指していかれますか?

二階堂 こういう賞をいただいて浮かれるような気持ちも少しあるのですが、しっかりと受け止めて感謝の気持ちを忘れずに、これからも良い映画を作れるような役者でいられたらいいなと思っています。

■■ ここからは記者さんたちからの質問タイム ■■

― 「40代になったら演じたいと思っていた役に出会った」 と仰っていましたが、改めてご自身が演じた役への思い入れと、この賞をキッカケにどのように40代を積み重ねていきたいか、世界への挑戦も含めてお聞かせください。

浅野 個人的な悩みではありますが、30代は色々なことを模索している時期が特に長く続いたと思っています。そういった中でも先ほどお話したようにたくさんの国の方達と出会い、色々教えてもらうこともあって、仕事への取り組み方や役作りなど含め40歳から再スタートを切りたいと思っていたところ、この役に出会いました。この役に賭けていましたから、撮影中もそうですが、撮影に入る前から溢れる思いを持って役に向かっていました。ですので、監督に対して生意気な態度をとり続けたところもあったと思いますし、スタッフに対してもワガママを言っていた部分もあったと思います。それは皆さんからすれば決して気持ちの良いものではなかったと思うのですが、自分の中にそれだけ強い思いがあったことを、賞をいただいた時にもう一回噛み締めたんですね。自分の中では、この役に対してトコトン向き合ったんだと噛み締めました。人間としてはもっと思いやりを持って接すれば良いのですが、そこまで自分がムキになるくらい熱くなれる役に出会え、そういった取り組み方をした時に賞という結果で認めてもらえたのだとしたら、もしかしたらムキになるくらい熱くならないと、伝わらないこともあるのかなと思いました。今後も役に対して自分はどこまで出来るのか楽しみですし、ありがたい賞をいただいた後にその気持ちをどう持続させるかがひとつの課題だと思うので、良いチャンスをもらえたなと思います。

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― 世界の方々に教わったと仰いましたが、どなたに言われたことが影響しているのでしょうか?

浅野 特に言葉で教わったわけではないんですよね。現場に行けばその国の人々や、そこに集まったたくさんの国の人々がいて、それぞれが 「自分がどうしたら作品を楽しめるのか?自分だったらどういう映画を観たいのか?」 ということに向き合っていたんですね。戦うべきところはきちんと戦って、一人ひとりが熱い気持ちを持って現場に取り組んでいました。どんなに小さな仕事をしているスタッフでも、監督のようにどんなに大きな仕事をしている人でも、同じくらいの熱を持って 「俺はこういう映画を観たいんだ!このシーンで泣きたいんだ!このシーンで笑いたいんだ!」 という気持ちで現場にいるのが分かるんです。そこで一番何が期待されるのかと言ったら、俳優たちだったんですね。「今日この俳優さんたちは、どう泣かせてくれるんだろう?どう楽しませてくれるんだろう?それなら、この俳優さんにどういう洋服を着せよう?どう光を当てたらいいだろう?」 というようなことを、すごく考えてくれているのが分かるんですよ。ですから僕らの仕事は、どうやったら目の前にいる現場のスタッフの人たちを楽しませることが出来るか。それを毎日考えていたので、色々勉強になりました。

― 今回の受賞は、どのあたりが評価されたと思われますか?また、二階堂さんには浅野さんと共演された感想をお聞きしたいのですが?

浅野 一つひとつのシーンにおいて、徹底的に色々な角度からそのシーンをみて、自分に何が出来るのかを考えたと思うので、その時に出来ることを徹底的にやったところをもしかしたら見てもらえたのかもしれないですね。

二階堂 浅野さんから何か言葉での教えみたいなものはあまりなかったと思うのですが、現場で一緒にいてくださる時に、淳悟と花という関係性の空気感を保ったまま過ごさせていただいたので、そういうところが画面にものすごく出るんだなと完成したものを観た時に思いました。そういう役者さんとしてのあり方、映画人としてのあり方というのは、言葉ではなく背中を見て感じるところが多くあったので、とにかく感動することが多かったなと思います。

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― トロフィーを持ってみていかがですか?浅野さんは 《最優秀男優賞》 のトロフィーをどこに飾りますか?

浅野 こういうトロフィーを持つ機会は中々なかったので、良い重みだなと思いました。普通の重みとは違って、「ああ、いただけたんだな」 という良い重みです。トロフィーは身近なところに飾りたいですが、僕はこういったものの管理が下手なので、会社できちんと管理していただこうと思います。家に置いておいたら絶対倒しちゃいますから(笑)、会社で皆さんの目の届くところに飾っていただこうかと思います。

二階堂 《最優秀作品賞》 という、とにかく重みのある賞ですから、そういう重みを感じますし、キレイなトロフィーだなと思いました。

― 浅野さんは日本の映画賞を何度か受賞されていますが、それとの感覚の違いなどありますか?また、淳悟は花がいなければ成立しなかった役だと思うのですが、二階堂さんの頑張りについてはいかがでしょうか?

浅野 日本で賞をいただけることも嬉しいのですが、まったく想像のつかない地で映画を観ていただいて、こうやって評価してもらえたのはすごく不思議な感覚ですね。日本で生まれ育っていれば言葉も分かりますし、北海道のことも多少は分かって観て感じるところがあると思うのですが、海外の人が観たらひょっとしたら分からないようなところもあるのではないかと思います。それでも内容がちゃんと届いてくれたことにすごくビックリしていますし、届いてくれたことが嬉しいですね。それから僕も取材の時などにも言っていますが、やはりふみちゃんがいなかったら淳悟はありえなかったですし、他の女優さんだったら全く違うことになっていたと思います。現場にいる間、ふみちゃんは常に花の状態でいてくれましたし、それに加えてただならぬ花としての存在感、そして溢れる力があり、そういうものがなかったら淳悟のああいった色々な側面は出てこなかったような気がするんですね。映画が出来上がって観た時に、「花がちゃんとど真ん中にいてくれる。そのお陰で、淳悟の影というものが見えてくる」 と、ものすごく感じました。今回の賞もふみちゃんがいなかったら貰えなかったですし、スタッフの誰が欠けてもいただけなかった賞だと思うのですが、いつも目の前に花としてふみちゃんがいてくれたことに感謝しています。

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― 今の浅野さんのお話をうけて、二階堂さんいかがでしょうか?

二階堂 私は母が映画が好きで、小さい頃から母と一緒に映画館に通い、映画に対する憧れの気持ちがどんどん強くなってこの世界に入りました。観てきた映画には浅野さんがたくさん出演されていて、なんて素敵な役者さんなんだろう!なんて素晴らしい役者さんなんだろう!と思いながらいつも観ていた憧れの映画人でしたので、そういった大先輩からこういうお褒めの言葉をいただけて、モスクワのグランプリと同じくらい嬉しい気持ちで光栄です。

― 浅野さんがこれほどまでにこの作品に惹かれ、熱くなった理由を教えてください。

浅野 一番は、40代になったらこういう役をやってみたかったということで、淳悟という役が自分にとって大きかったと思います。こういう役というのは、何かを経験して次に向かおうとしている人だったり、若い時では表現出来なかった雰囲気を表現したかったのですが、淳悟にはそういったものがたくさん含まれていると思いました。女性との関係性や起こる事件一つひとつにしても、演じる上でとても魅力的な要素がたくさんあったので、これは正に自分のやりたい役だなと思いましたし、これを今きちんと吐き出しておかないと次に進めないなと思いました。

MC 二階堂さんが惹かれた理由は?

二階堂 私はこの作品に入る2年ほど前に初めて熊切監督とお会いして、その時にものすごく直感的に運命を感じて、「この監督の作品に出たい。一緒に映画を作りたい」 と思っていた方だったので、熊切監督の現場に行けるということが何よりも一番最初に魅力を感じたと言いますか、絶対にやりたいと思った理由のひとつです。

■■ ここで、お仕事で台北にらいしゃる熊切監督がスカイプでご参加 ■■

― 監督、おめでとうございます。世界的に権威のあるモスクワ国際映画祭でW受賞を成し遂げた感想をお願いします。

熊切監督 受賞のお知らせを聞いたのはタクシーで移動中だったのですが、大声で叫んでしまって、タクシーの運転手さんに怪訝な顔をされました。

― 会見場には浅野さんと二階堂さんにお越しいただいています。《最優秀男優賞》 を受賞された浅野さんへ一言お願いします。

熊切監督 (スカイプを繋いでいるPCが浅野さん、二階堂さんの方に向けられ、熊切監督の視界におふたりの姿が入り)あっ!おめでとうございます!(PCを通して手を振り合う浅野さん&二階堂さんと監督)髪切りました?

浅野 髪、切りました(笑)。

熊切監督 この感じ、面白いですね(笑)。《主演男優賞》 は、獲るんじゃないかなと思っていました。

浅野 ありがとうございます。本当に嬉しいですし、監督もおめでとうございます。

熊切監督 ありがとうございます!《最優秀作品賞》 はみんなでもらった賞だと思いますので、二階堂さんも、おめでとうございます。

二階堂 ありがとうございます。

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― 《最優秀作品賞》 は、1999年 新藤兼人監督の 『生きたい』 以来15年ぶりの受賞ですね?

熊切監督 光栄なことだと思っていますし、これからも覚悟を持って一本一本撮っていかなくてはと思っています。

― 6/21にモスクワ国際映画祭で 『私の男』 が上映された際には、熊切監督は現地にいらっしゃって登壇ご挨拶をされましたが、現地の反応はいかがでしたか?

熊切監督 上映の前にプレス向けの記者会見があったのですが、そこではモラルのことを問われて、僕がどういう環境で育ったのかや、どういう教育を受けたのかなど責められたのですが、一般のお客様の反応が良かったので救われた感じがしました(笑)。

■■ スカイプを通して記者さんたちからの質問タイム ■■

― 先ほど現地の会見でモラルのことなどを問われたと仰いましたが、どういう返答をされたのでしょうか?

熊切監督 僕は北海道出身で、インテリの家庭ではなかったですが、愛のある家庭で育ちましたと応えました。たぶん、ちょっとふてくされてたと思います(笑)。

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― ご出身である北海道を舞台にした映画で、流氷をはじめ北海道の自然風景などが映画にもたらした効果をあらためてお聞かせいただければと思います。

熊切監督 北海道の自然風景はとても重要なモチーフでしたし、僕は北海道の人間なので北海道の地で撮影すると非常に力が漲ります。それから暑いのが苦手で寒い方が頭が冴えるので、とてもありがたかったです。

― 監督が一番好きなシーンはどこでしょうか?

熊切監督 好きなシーンがたくさんあるのですが、淳悟が帰ってくるのを花が迎える坂道のシーンです。

MC 浅野さんと二階堂さんのお好きなシーンはどこですか?

浅野 花の小町に対する接し方と言いますか、そういう顔するんだなというようなシーンが面白いですね。

二階堂 私は後半部分に出てくる、浅野さんと高良さんのふたりの掛け合いがものすごく素敵だったなと思って、そのシーンが好きです。

― トロフィーはここにあるのでまだ手にしていないと思うのですが、スケジュールの都合もあったとはいえ、授賞式に出席しておけばよかったなという思いはありませんか?

熊切監督 (浅野さんと二階堂さんの前に置かれているトロフィーに気付き)あー!!全然気付かなかったです(笑)。(授賞式に出ていたらよかったという気持ちは)ありますね。朝いちのモスクワ行きの便を取ったから戻ってきてくれと言われたのですが、いま審査員として台北に来ているので難しいのと、喜んでビール飲んで酔っ払っちゃってましたので、空港行くのは止められました(笑)。

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― こうして賞を獲られ、今後はこういった作品を撮っていきたいという構想はありますか?

熊切監督 もちろん構想はいくつかあります。ただ、まだ具体的には話せないのですが・・。

― お三方に伺いたいのですが、受賞の喜びを誰に一番に伝えましたか?

熊切監督 実家に電話しました。受賞を知ったのが夜中だったので母親は眠っていたみたいで、「グランプリとったよ」 と言ったら、全然信じてもらえませんでした。

浅野 家族ですね。母親は僕が悩んでいた時にずっと相談に乗ってくれていましたので、すごく喜んでくれましたし、僕のやっていることに対しての理解が高かったので、思いのこもった気持ちを表してくれました。

二階堂 私は母に報告しました。「おめでとうございます。いつかは主演女優賞楽しみにしています」 と言われました(笑)。また頑張ろうと思いました。

― 監督におふたりをキャスティングした理由と、一緒に仕事をした感想をお聞きしたいのですが?

熊切監督 浅野さんに関しては昔から大好きで、以前にも何度かオファーさせていただいたことがあるのですが、本作に関しては原作を読んでいる時から勝手にイメージしていましたので、すぐにでもお願いしたかったです。二階堂さんは3年ほど前に別の作品のオーディションでお会いしたのですが、その時すでに水面下で 『私の男』 が動きはじめたところでしたので、一目見てイメージしていた花がそこにいたという感じです。おふたりは、僕が頭に思い描いていたものよりも生身の切実さと言いますか、僕が考えていたのなんかより生き生きとやっていただいたので、本当に撮っていて楽しかったです。

MC 監督とはここでお別れです。熊切監督ありがとうございました!

― ただいま 『私の男』 全国公開中ですが、最後に主演のおふたりから見どころを一言ずつお願いします。

浅野 こういった形でまた色々な人にこういう映画があることを知ってもらえたと思うので、映画館で本作を楽しんでいただけたらと思います。決して簡単な内容ではないと思うのですが、我々も細部まで力を込めて頑張った作品ですし、自信をもって皆さんに楽しんでもらえると信じていますので、ぜひ映画館でご覧ください。

二階堂 私にとっては本当に運命の作品で、それでこういった賞をいただけて、自分が出演している作品なのですが本当に素晴らしい作品だと思いますし、その作品をぜひ劇場で堪能していただけたら嬉しいです。

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『私の男』 新宿ピカデリーほか全国絶賛公開中


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私の男

★2014年6月14日(土) 新宿ピカデリーほか全国公開!★

『私の男』

文壇を揺るがせた直木賞受賞の衝撃作がついに映画化!

監督:熊切和嘉

出演:浅野忠信 二階堂ふみ 高良健吾 藤竜也

© 2014「私の男」 製作委員会



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