イベントレポート

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ふんどし姿の男衆がGWの新宿に!『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』 公開直前イベントにキャスト・監督がサプライズ登場!!
2014年04月29日(火曜日)

GW明けの5/10(土)公開、矢口史靖監督待望の最新作『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』公開直前スペシャルイベント "神去村大山祗祭り in 新宿" が4/29(火・祝)新宿ステーションスクエアで行われました。

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『ウォーターボーイズ』 『スウィングガールズ』 など、数々のヒット作を世に送り出してきた矢口史靖(しのぶ)監督待望の最新作 『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』 が、GW明けの5/10(土)よりいよいよ公開です!作品ごとにユニークなテーマに目をつけ、日本中に笑いと感動を届けてきた矢口監督が今回選んだテーマは "林業"。原作は、2013年度日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「舟を編む」の原作者・三浦しをんさんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」で、"林業" というまったく未知なる世界に飛び込んでしまった都会育ちの若者の成長と淡い恋を軸に、誰も観たことのない "大木エンタテインメント" を矢口監督こだわりのキャストでダイナミックに描きます。

公開直前スペシャルトークイベントの会場となったのは、ゴールデンウィークでにぎわう新宿駅前。ステージには 『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』 というタイトル看板と大きな木が設置され、夕暮れ間近の新宿駅前には "これから行われる何か" に期待して足を止める方々の数が徐々に増えていきました。

沿道の皆さんが肌寒さに手をこすり始めた頃、ステージに登場したのはこの日MCをつとめたTBSアナウンサーの安東弘樹さん。そして、安東さんの呼び込みで、サプライズゲストとして染谷将太さん、長澤まさみさん、マキタスポーツさん、矢口史靖監督が姿を見せると、待ちに待ったお客様から大歓声があがりました。

- まずは、一言ずつご挨拶をお願いします。

染谷 こんにちは。染谷将太と申します。本日はありがとうございます。『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』 いよいよ5/10(土)公開になりますので、皆さんぜひ観てください。あ、これ言うのまだ早すぎた(笑)。

長澤 こんばんは!石井直紀役を演じました、長澤まさみです。とにかく楽しくて、面白くて、ちょっとキュンときて、グッとくる映画ができました。観て損はないと思いますので、映画館で観てもらえたらなぁと思います。

マキタ 田辺巌役を演じました、マキタスポーツでーす!どーも、どーも、ご通行中の皆さん!ご迷惑をお掛けしておりまーす。ありがとうございます!ありがとうございますっ!大変素晴らしい映画に関わらせていただいて、感謝しておりまーす!いいともー!

沿道のお客様 いいともー!!

MC アルタの前ですからね!ありがとうございます!選挙みたいでしたね(笑)。

矢口監督 『ロボジー』以来、2年ぶりの新作がようやく完成しました。後ろにあるこの木は何だろう?と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、映画の中では、こんなデッカイ木を本当に切り倒しています。そんな大きな御神木が映画の中に登場し、すごい祭りのシーンが出てきます。林業と笑いと涙とお祭りの映画です。5/10(土)から公開ですので、ぜひ観てほしいなと思います。

MC 今、監督のお話にも出ましたが、映画の中で48年ぶりに開催される設定の "神去村の大山祗祭り" を新宿で行うということで、今日は神去村(三重県津市三杉町の架空の村)から男衆が応援に駆けつけてくれました!男衆の皆さん、どうぞご登場ください!!

**ほら貝と祭り囃子にのせて、御神木を担いだ男衆が "ウッジョブ!ウッジョブ!" という掛け声で登場**

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- すごい迫力ですが、染谷さんいかがでしょう?

染谷 自分もこの中にいたと思うと・・・信じられないですねぇ(笑)。

MC そうですよね。私もちょっといたんです・・。

染谷 そうですよね!いらっしゃいましたよね。

MC はい。ちょっと複雑です(苦笑)。長澤さん、いかがですか?

長澤 すごい男気を感じました(笑)。

MC 男衆の皆さん、ちょっと(長澤さんに)近づきすぎです!監督、いかがでしょう?

矢口監督 先ほど打ち合わせで、ふんどし姿の男衆が5分以上いると公序良俗に反するということをお聞きしました。なので、皆さんには鳥肌が立つ前に撤収してほしいなと思います(笑)。

MC そうですね。そろそろ5分になろうかというところですので、神去村男衆の皆さん、ありがとうございました!

マキタ ウッジョブ!ありがとー!おおきにー!!

**男衆の皆さん、再び "ウッジョブ!ウッジョブ!"と言いながら退場**

- 作品の中でもお祭りシーンがあると先ほど監督が仰いましたが、すごいスペクタクルシーンがあるんですよね?

矢口監督 そうなんですよ。林業の世界に足を踏み入れてしまった若者のお話なのですが、映画のクライマックスは林業の集大成として、今うしろにある直径3.3メートルの御神木を切り倒し、削り、その上にまたがって乗ってしまうというとんでもないシーンが出てきます。これは本当に見どころで、たぶん誰もみたことのない日本映画史上かつてないスケールで描いたシーンだと思います。しかもCGではありません!

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MC CGではなく、本物を使っているということですね?

矢口監督 はい!

MC 今日この木肌に貼っているのは、撮影が行われた三重県から木の皮だけで200㎏あるものをわざわざこのイベントのために持ってきた、本物の木(檜)の皮だそうです。予告編でも一瞬映りますが、染谷さんはこのサイズの御神木に実際に乗っかったわけですが、いかがでしたか?

染谷 生きて帰れてよかったなという気持ちですね。

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MC それが正直な気持ちですよね。生きて帰れて、ここにいていただけて良かったです。

通行人 将太!

染谷 あ、ありがとうございます。

マキタ ご親戚の方ですか(笑)?

染谷 ヘタしたらそうかも(笑)。

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通行人 スポーツ!

マキタ スポーツってジャンルのことですから!人の名前じゃないですよ?

MC あの・・個別の会話はやめていただいていいですか(笑)?長澤さんにもお祭りのシーンのことをうかがいたいのですが、いかがでしたか?

長澤 やはりCGじゃないというのは、観ている人にも伝わると思います。どうやって撮っているのだろうと思うような迫力や見ているこちらもハラハラドキドキするような場面もあって、本当に楽しめますし、とても面白いと思います。

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MC 本当にCGじゃないとはビックリですよね。マキタさんは?

マキタ この映画は 「都会と自然」、「少年と大人」、「男と女」 というような対立するふたつのものが衝突する面白いドラマだと思うんですよね。そして、すごく小さいことがすごく大きくなったりして、そのズレみたいなところがコメディとして描かれていて抱腹絶倒ですし、気がついたらホロリと泣いている・・みたいな映画で、関われて最高!ウッジョブでございました。

矢口監督 スタッフ・キャストが初めて観る初号試写というのがあるのですが、そこでマキタスポーツさんがラストで涙を拭いている姿を、僕は斜め後ろから見ました。

マキタ 本当にちょっと泣いてしまって・・もちろん僕のシーンでね。というのは冗談で、友情みたいなところでキュンキュンきてしまいました。ふんどし姿の男たちが出ているんですけど、涙が止まらなくなっちゃって(笑)。

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MC 分かります!

マキタ 分かりますよね!

-神去村には魅力的な人たちがたくさんいますが、特にこの人に注目してほしいという方はどなたでしょう?

染谷 スゴイ男がいるんですよ。ヨキさんという、伊藤英明さん演じる山男がいるんですけど、スゴイんですよ!

MC どうスゴイんでしょう?

染谷 ふんどし姿も素晴らしいですし、山を駆け抜ける姿も素晴らしいですね。ぜひ観ていただきたいですね。

長澤 私もそう思います!ビックリするようなシーンがいくつかあるような気がします。スゴイ!人間業じゃない!!みたいな(笑)。

マキタ 伊藤英明さんは、海猿より山猿の方が似合っているなという気がしました。海より山ですよ、アノ男は!

MC ありがとうございます!監督は?

矢口監督 やっぱり伊藤さんですよね。今回、伊藤英明さんには今までやってこられたヒロイックな役柄とは打って変わって真逆の、染谷将太くん演じる勇気という主人公をとにかく痛めつける、本当に恐ろしい役をやってもらいました。村の中の林業の天才という役なのですが、浮気性でエッチで汚くて、一瞬伊藤英明ファンが引くんじゃないかというくらい相当なことをさせてもらいました。手鼻をかんだり、軽トラックを相当なスピードで運転して自分の家のポストを跳ね飛ばしたり、ドデカいトラックに向かって突っ走ってきて乗っかっちゃうみたいなこともしてもらいましたが、だからこそ伊藤英明さんが今まで見せたことのないワイルドな、まさに山猿と呼ぶべき魅力が映画の中でほとばしっています。そこを楽しんでもらえたらなと思います。

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- 皆さんは映画に出演されているわけですが、完成した映画をご覧になった感想はいかがですか?

染谷 すごく清清しい映画でした。清清しい気持ちで劇場を出たので、すごく嬉しかったですね。そんなに清清しい自分も初めて見たので、そこも感動しました。

マキタ (大爆笑して)今まで清清しくない役だったもんね!

染谷 そうですね。だからそれが嬉しかったですね。

長澤 とにかく楽しめる映画だったなと思いました。村に都会の若者が入っていくのですが、おばあちゃんから子供まで色々な年齢の人たちがいる中での生活というのは、やはりすごく人を変えるというか、成長するにはとても良い環境なんだなと思いました。そして、"自然" と "人" の切っても切れない関係にジーンとくるシーンもあって、基本はひとりの男の子の成長物語なのですが、それを超えた周りの人たちの成長もあり、色々な思いになれる本当に良い映画だなと思いました。もちろん、楽しくてただただ笑えるシーンもあって面白い映画です。

マキタ 直紀と勇気の恋愛の何だかんだも当然見どころですが、僕なりの見どころは、染谷くん演じる勇気と伊藤さん演じるヨキの友情ですね。僕はそこにかなりキュンときました。マニアックな言い方をすると、ふたりがふんどし姿でいるところをみると、二次創作ができる・・という感じがしなくもないかな(笑)。ふたりの友情に非常に熱いものを感じるんですよ。監督にうっかり見られちゃいましたが、僕が涙していたというのはそこです。色々な切り口で観ることができると思いますが、キュンとなる胸熱な瞬間を僕は押したいです。

矢口監督 自分で脚本を書いて自分で監督しているので、だいたいどんなものが出来るかは想定しながら作っていたわけですが、自分で想定していた範囲を超えてしまって、初めて観た時に 「どえらいものをやっちゃったな」 と思いました。最後には祭りのシーンがありますが、なぜか笑っているうちに泣いている。とても楽しいのに、うれし泣きしている。そんな映画になったんじゃないかなと思います。今まで作ってきてこんな映画は初めてですので、早くみせたくて武者震いしているんです。はやく5/10(土)にならないかなぁ。

MC ゴールデンウィークが終わったら、すぐですからね!

矢口監督 はい!

- では、最後にメッセージを一言ずつお願いします。

染谷 ぜひ劇場に来て、一緒に青春してください。そして勇気くんと一緒に成長して、劇場から帰ってください。とても笑えて、最後は少し感動してしまえるような映画なので、楽しんでいってください。よろしくお願いします。

長澤 見どころたくさんの笑いが絶えない映画になっています。ぜひご家族揃って映画館で観ていただけたらなと思います。今日は、ありがとうございました。

マキタ GWの公開にふさわしい素晴らしい映画です。お年寄りから子供まで全部が観られる。そして誰が観ても幸福な気分になれるという、最近では珍しい映画だと思いますので、ゼッタイ観てくださーい!(沿道のお客様から大きな拍手)

矢口監督 クライマックスに特化してお話させてください。この映画は、恐らく皆さんが想像しているものを軽く超える、まさに見もののとんでもないお祭りシーンで幕を閉じます。これをぜひ期待して、劇場で祭りに参加する気持ちで楽しんでもらいたいなと思います。はやく5/10が来ないかなぁ。ありがとうございました!

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★『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』5月10日(土) 全国公開★


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WOOD JOB!~神去なあなあ日常~

★2014年5月10日(土) 全国公開!★

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』

抱腹絶倒!ワイルドすぎる青春エンタテインメントの幕が今、あがる!!

監督・脚本:矢口史靖

出演:染谷将太 長澤まさみ 伊藤英明

© 2014「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」製作委員会



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