イベントレポート

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『ヤッターマン』ジャパンプレミア続報!
2009年02月27日(金曜日)

2月26日(木)に東京国際フォーラムで行われました『ヤッターマン』ジャパンプレミアには、大変多くのお客様にご来場頂き、本当にありがとうございました。

先日の速報に引き続き、続報として、櫻井 翔さん、福田沙紀さん、生瀬勝久さん、ケンドーコバヤシさん、深田恭子さん、三池崇史監督をお迎えして行われた舞台挨拶の様子をお伝えいたします。

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舞台挨拶に先立ち、まずはスクリーンに予告篇とニューヨークコミックコンテスト(櫻井 翔さんと三池崇史監督がご参加)の様子が映し出されました。そして、櫻井さんの「ヤッターワン出動だっ!」の声を合図にスクリーンがUP。すると、あの「ワォーン!」という雄叫びをあげ、何と 5.5メートルある実寸大のヤッターワンが客席に向かって本当に出動してきました!ヤッターワンのド迫力に客席のお客様から歓声があがり、キャスト登場への期待がますます高まります。

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そんな場内が熱気に包まれる中、この日の司会、日本テレビ・羽鳥アナウンサーのご紹介で、いよいよキャスト&監督の皆さんが姿を現し、『ヤッターマン』ジャパンプレミアの舞台挨拶がスタートしました。


―まずは一言ずつご挨拶をお願いします。

櫻井 ご紹介頂きましたヤッターマン1号高田ガン役の櫻井 翔です。これだけたくさんの方に集まって頂いて本当に・・・「ヤッター!」(お客様、大歓声)クランクアプしたのが昨年の5月だったんですが、こうしてたくさんの方にやっと観て頂けて・・・「ヤッター!」(お客様、さらに大歓声)ニューヨークの方にも本当にたくさん良いリアクションを頂きまして・・・(お客様の期待通り)「ヤッター!」(お客様の歓声は最高潮!)やっとこうして日本の方に観て頂けて、嬉しいです。あっという間の2時間だと思いますので、どうぞ楽しんでいって下さい。

福田 ヤッターマン2号上成愛を演じました福田沙紀です。こんなにたくさんの方に集まって頂き、心の底から・・・(チラッと櫻井さんをみて)「ヤッター!」という気持ちでいっぱいです。本当に楽しい時間を皆さんに共有して頂いて、そしてまたお友達にも分けてあげて欲しいなと思っています。

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生瀬 私ね、今年でもう49歳になります。ほとんど皆様のお父さんみたいな年齢です。その私が、トンデモナイことをやりましたっ!あなた達のお父様がやれるか?コレ?というくらい、大の大人が真面目にはじけて作りました。今日ご覧になって頂いて、皆さんのやる仕事はその後です。家に帰って、電話しましょう!そして、『ヤッターマン』を観ましょうと。で、まだ観ていない子がいたら言う言葉はコレです。「マズイっしょっ」。ねっ、これが皆さんの今日帰ってからのお仕事ですので、楽しんで観て頂いた後は、皆さんのお仕事を遂行して頂きたいと思います(笑)。

ケンコバ 皆さん、やっと会えましたね。ボクは劇中でもこういう喋り方しているんで、ぜひ楽しんで下さい。それと、皆さん本当に今日はこんなオレのために集まってくれて、ありがとう!感動で涙出ちゃいそうです。・・ちょっと、お前もういいんじゃねーのという雰囲気になってきたのでこのへんで。『ヤッターマン』本当に面白いので、皆さん頭を空っぽにして思いっきり楽しんでいって下さい!

深田 皆さん、本当に今日は来て下さってありがとうございます。今回、ドロンジョ様役を演じさせて頂いたことを本当に嬉しく思っています。(恭子ちゃ~んという歓声に、ニッコリ応える深田恭子さん)最初に役を頂いた時は、「私があの格好をするんだ?」と本当にビックリしました。皆さん、今日はビックリドッキリしていって下さぁ~い。

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三池監督 「ヤッターマン作ろうぜ」と言われてから3年。色んなことがありまして、やっと完成しました。今日ここにお集まりの皆さんが日本で最初に作品を観て頂くお客様です。反応がすごく気になりますが、最後まで楽しめると思いますので、ゆっくりお楽しみ下さい。

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―まずは櫻井さん。今日この日を迎え5000人の皆様に完成作品をご覧頂くわけですが、出来ばえ含め感想をお願いします。

櫻井 だから・・「ヤッター!」って感じですよ。

羽鳥アナ ・・どうもありがとうございました。

櫻井 ちょっ、ちょっと待って、待ってください!ちゃんと喋ります。ごめんなさい、羽鳥さん。(会場大ウケ)えーと、どういう質問でしたっけ?いやぁ、ホント嬉しいですね。まさかこんなにたくさんの人に観て頂けるとは・・まぁ思ってはいましたけど(笑)、実際に目の当たりにすると本当にたくさんの方々に集まって頂いたんだなぁと嬉しく思っています。全国の女子高生の皆さんだけでなく、子供から大人まで、男性も女性も楽しんで頂ける作品だと思うので、ぜひその感想をいろんな人に喋って頂きたいなと思っております。


―福田さんはかなり激しいアクションシーンもございますが、演じてみていかがでしたか?

福田 立ち回りやワイヤーアクションで結構激しく動いているんですが、全て三池さんの指示のもと頑張って動きました。

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―生瀬さんは、ご自分でもどうしてもボヤッキー役をやりたかったと伺っていますが、いかがでしたか?

生瀬 僕は役者をはじめてやりたい役が3つありまして、ねずみ男、沙悟浄(さごじょう) 、そしてボヤッキー。このうちのどれかをやりたかった!それが、ねずみ男もさごじょうも他の役者さんがやっちゃって、唯一残っていたのがボヤッキー。オファーがあった時は、泣いて喜びましたよ。(会場拍手!)どれだけ「ポチッとな」を練習したか。全国の女子高生の皆さん!これからは携帯をいじる度に「ポチッとな」と言って下さい!

羽鳥アナ この後の2時間で、皆さん「ポチッとな」を堪能して下さい。

―ケンコバさんは、衣裳を脱ぐ時が大変だったと伺いましたが?

ケンコバ ボクは衣裳の下に肉襦袢みたいなものを着込んでいるので、脱ぐの大変やったんですが、ボク自分で言うのもなんですが・・・カワイイんです。(会場爆笑)カワイイんです!ボクのカワイイとこ皆さんぜひみてください。

―深田さんは、まわりの期待が凄かったと思いますが、いかがでしたか?

深田 どうですかね?まだ皆さんに観て頂いていないじゃないですか?なので、まだドキドキしています。でも、今出来るドロンジョ様というのを精一杯頑張りましたので、皆さんに楽しんで頂きたいです。

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―監督、テレビアニメを実写化すると聞いた時のお気持ちを聞かせて頂けますか?

三池監督 アニメが始まった時、自分は18歳だったんですが、パチンコを中断して家に観に帰るくらい、我々世代全員がみていたアニメを映画化すると最初に聞いた時、正直ムチャするなと、どうしよっかと戸惑ったんですが、じっくり考えてみると、これこそ我々が今やるべき作品だなと。観て頂くと分かるんですが、冒頭からすごい飛ばしますからね。最初ちょっと置いていかれると思います(笑)が、すぐに追いつけますし、それからは最後まで突き進みます。役者もスゴイし、CGもスゴイし、映画ってこんなに面白いものなんだと絶対に思ってもらえると思うので、勇気を出して作って良かったなと思います。

―さて、冒頭の映像にもありましたが、ニューヨークで行われたワールドプレミアの感想を櫻井さんからお願いします。

櫻井 Ah・・ Unbelievable!

羽鳥アナ 日本語で大丈夫です。

櫻井 スミマセン。ちょっと引っ込みつかなくなっちゃって(笑)。ホント盛り上がりました。アメリカはアニメのヤッターマンが放送されていない国だったので、どう観てもらえるかすごく楽しみな反面、不安もあったんですが、2時間ずーっと笑い声が絶えなくて、アメリカの方々は登場人物が出る度に、カットが変わるたびに全てのキャラクターに感情移入されていて、ドロンジョが出れば「Oh!」1号が出れば「Oh!」、2号が出れば「Oh!」と、なんかライブみたいな空間でした。良いリアクションを頂けて、良かったです。

―監督はいかがでしたか?

三池監督 いろんな人種の人がいて、みんなほとんど「ヤッターマン」を知らないんですが、よく考えてみると知らないでいきなりこれ観る方がビックリするよなぁ。日本ナメてると痛い目にあうぞ。「ヤッター!」という感じでしたね。


―では、改めて一言ずつ皆さんから見所をうかがいたいと思います。

櫻井 本当に子供から大人まで楽しめる作品だと思っています。むしろ、大人の方がより楽しめるんじゃないかと思うくらい、大人のヒーローものだなと思っています。テーマパークのアトラクションのような、あっという間の2時間だと思いますので、どうぞ楽しんでいって下さい。

福田 一番初めの「ヤッターマン」世代の方がすっかり大人になって、お子さんがいらっしゃるという環境の方が多いと思いますが、その一番初めの「ヤッターマン」世代の方が「ヤッターマン」から受けた正義感や勇気は変わらず、成長して大人になった今だからこそ、「あ、あの意味が分かる」とか、面白さが分かるというのが結構あるので、子供だった時の憧れの「ヤッターマン」を大人になった目線で楽しんでもらえるそんな映画になっていて、親子で、そして恋人同士で、お友達同士で楽しんでもらえると思うので、心から笑ってもらえたらいいなと思います。はい♪

生瀬 この映画を観終わったら、会場を出る時に足取りが軽くなっているような、明日から元気になるような、そんな映画なんじゃないかと思います。ぜひ宣伝して下さい。皆さまが、さいっしょのオ・キャ・ク・サ・マですっ。その、責任を感じて下さいっ(笑)!よろしくお願いします。

ケンコバ ボクと同じく男性のお客様へ言いたいんですが、ドロンジョ様の衣裳・・たまんないっス。目に焼き付けて帰って下さい。

深田 観終わった後に、「この町のどこかにヤッターマンが本当にいるんじゃないか」というふうに思えるような作品です。私は「ヤッターマン」世代ではなく再放送をみていたんですが、「ヤッターマン」を観たことのない人も、もちろん観たことのある人も楽しんで頂けるような映画になっています。今日は皆さん、楽しんで行って下さい。

三池監督 一番の見所は、シーンというようりも、恋や勇気や映像の中に込められている心みたいなものが見所だと思います。皆さん、たぶん誤解されていると思うんですが、子供の映画を観に来たと間違って思っている方がいるかもしれませんが、皆さん観て頂くと分かります。子供ももちろん楽しめるんですが、大人の方がよりスゴク楽しめる映画ですから、我々としては、子供向けからエンタテインメントを取り戻そうと、一緒に楽しめる映画になっていますので、ぜひみんなに言いふらして下さい。

最後は、ヤッターマン1号こと櫻井さんが「ヤッター!ヤッター!」と音頭をとると、お客さまは「ヤッターマン!」と応え、客席には白い「Y」の人文字が浮かび上がりました。

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さらに、大きな音とともに会場に銀色のリボンが勢いよく舞ったところで、レッドカーペットからはじまったジャパンプレミアのイベントは終了し、お客様の期待の中、上映がはじまりました。

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『ヤッターマン』

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(C)2008 タツノコプロ/ヤッターマン製作委員会

3月7日(土)より全国ロードショー
原作:竜の子プロダクション 監督:三池崇史 メカ&キャラクターデザイン リファイン:寺田克也
製作:ヤッターマン製作委員会  制作プロダクション:日活  配給:松竹、日活
主題歌:嵐「Believe」(ジェイ・ストーム) 
劇中歌:山本正之「ヤッターマンの歌 2009」、ドロンボー「天才ドロンボー 実写版」

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