いよいよ公開となりました『GSワンダーランド』!!
渋谷シネマGAGA!にて行われました初日舞台挨拶の模様をお伝えいたします!登壇されたのは栗山千明さん、石田卓也さん、水嶋ヒロさん、浅利陽介さん、そして本田隆一監督です。ザ・タイツメンとしての活動が本日限りということもあり、解散式も同時に行われました!?
―男の子の振りをしてバンドのメンバーになるという役でしたが苦労されたことは?
栗山 普段の自分はわりと男っぽい方だと思っていたんですが、いざやってみると、歩き方やしゃべり方含め、意識しないとできないということに気づいて結構大変でした。またサラシをずっと巻いていたので、それが苦しかったです。でも撮影は本当に楽しかったです。演奏シーンなども楽しくできました。
―石田さんは映画の中ですばらしい歌声を披露して下さいましたがいかがでしたか?
石田 いやー最初はぜんぜんダメで、撮影前けっこうへこみました。でも今回は歌にしても演奏にしても本当にいい経験ができました。機会がありましたらまた皆さんの前で歌いたいです(笑)
―実際の撮影現場もワキアイアイとしたいい雰囲気だったのでしょうか?
水嶋 そのとおりです!僕らは本当に仲良くて、一緒にお風呂に入ったりもしました(笑)。その後も連絡を取り合ったり、この映画は僕らの愛にいっぱい包まれています(笑)。
―浅利さんは『パッチギ!』でもGSバンドの役でしたが、GSに縁がありますね?
浅利 『パッチギ!』の時は赤松愛というキーボードの役をやりました。GSについては、親父がその世代でそのころの話を聞いたりしていたせいでいくらか知ってました。
―本田監督はGSの魅力に取り付かれてこの映画を作られたと伺いましたが?
監督 高校生の時にGSに出会って、そのころからいつかGSの映画を撮りたいと思っていたので実現できて本当にうれしいです。
浅利 監督すごいのが、現場でも“GSな人”なんですよ(笑)。私服もGSで、本当に好きなんだなと思いました。
監督 現場でみんなタイツ履いたとき、みーんな笑っていたけど、僕は内心あぁ、カッコいいなと思って見てました。自分もいつか履きたいなぁって(笑)。
―そしてザ・タイツメンの皆さんですが、11月1日にはCDデビューも果たされたわけですが、今日、11月15日の映画の初日をもってグループ解散ということなってしまうわけです。。このあたりのお気持ちをお一人ずつ聞かせて下さい。
ミク(栗山) いつの間にかデビューしているという形ではあったんですが、劇中でずっと憧れていたバンドとして実際デビューできて本当に楽しかったです。練習中はそれぞれの楽器を取り替えて遊んだりして、本当のミュージシャンの方々もこんな感じなのかなぁと思えた経験が良かったです。
マサオ(石田) どうも、マサオです。僕もCDデビューすることを知らなくてビックリしました(笑)。そしてあっという間に解散ですが、さみしさもあり、うれしさもあります(もうタイツを履かなくていいと思うと)。
シュン(水嶋) 本当に長い間応援してくれたファンの皆様には申し訳なく思っています。僕らタイツメンは今回をもって解散することになりました(笑)
(会場から「やめないでー」の声)
でもみんな心の中にはいつまでも僕らはいます。明日からはフツーの男の子として生きていきたいと思います(会場は大爆笑)
ケンタ(浅利) 僕はみんなで一緒にミュージックステーションに出たかったです(笑)。最初マネージャーからCDデビューしてるよ、って言われた時本当にビックリしましたが、でも本当にうれしかったです。もうタイツを履くこともないと思います。みなさんありがとうございました!
11月15日(土) 渋谷シネマGAGA!、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国絶賛公開中!
監督:本田隆一 脚本:本田隆一 永森裕二
出演:栗山千明 石田卓也 水嶋ヒロ 浅利陽介 ほか
主題歌:「海岸線のホテル」/ザ・タイツメン 作詞:橋本淳 作曲:筒美京平