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長嶋一茂&韓国NO.1コメディアンのヘリョン 大ヒット話題作『トンマッコルへようこそ』トークイベント 東京厚生年金会館大ホール
2006年10月14日(土曜日)

かねてより韓国のエンターテインメントに興味を持っていた長嶋さんが、今回のゲストである韓国の久本雅美と称されるNO.1コメディアンのヘリョンさんを訪ねエールを送ってくれました。

司会:今日はステキなゲストをお招きしています。1992年に韓国でデビューし、現在韓国でレギュラー番組が5本、10月からはTBS系列サンデージャポンにもレギュラー出演で大きな話題を呼んでいます、韓国の久本雅美さんことヘリョンさんです。
ヘリョン:こんにちは。
司会:ヘリョンさん日本でのイベント出演は初めてだそうですね。
ヘリョン:初めてです。今日はすごい数のお客様ですね。皆さん私のファンですか?
会場:(爆笑)
司会:今日はステキな衣装でお越しいただきました。
ヘリョン:チマチョゴリですが、借りてきました(笑)

司会:実は今日、ヘリョンさんと会場の皆様にパク・クァンヒョン監督からメッセージが届いております。
「こんにちは。私たちの映画を紹介してくださるということにとても光栄に思います。あなたは覚えていらっしゃるか分りませんが、あなたが最初のコマーシャルを撮った時のプロデューサーを当時私はしていました。こういったご縁で『トンマッコルへようこそ』のプロモーションにご協力していただけることになり、本当に感謝しています。今日試写を観に来ていただいた皆様も、ゆっくりと休息の時間を持っていただけたらと思い、この映画を作りました。とても良い時間を過ごしていただける事を願っています。深刻な映画ではありませんので、あくまでも心を開いて、楽しんでみていただきたいと思います。」
という監督のメッセージです。
ヘリョン:パク監督と初めてお会いしたのは、本当にお互いまだ若い頃です。新人だった頃ですね。覚えています。メッセージ、ありがとうございます。『トンマッコルへようこそ』は3回観ました。

司会:韓国では6人に1人が観たということですが、この作品の一番の魅力は何でしょうか?
ヘリョン:いろんな要素があるんです。感動したり、ハラハラしたり、涙が出たり、平和的なメッセージもあります。本当にいい映画なんです。日本でも公開されたらいいなとその時は思っていました。
司会:韓国では若い人達を中心に大ヒットしたようですが、日本の若い方達に感じて欲しいポイントはありますか?
ヘリョン:女優のカン・ヘジョンさん演じるヨイルという女性のキャラクターが出てくるんですが、そのキャラクターがとっても心なごむ人なんです。懐かしさを感じる映画ですね。韓国の若者は、この映画を5回6回と観ている人も大勢いるんです。
司会:それでは最後に『トンマッコルへようこそ』と韓国エンターテインメントの素晴らしさについてコメントをお願いします。
ヘリョン:最近日本でも韓国映画が人気ですが、『トンマッコルへようこそ』も絶対皆さん感動されて気に入っていただけると思います。これから『トンマッコルへようこそ』をご覧になり、とても良い映画だと思われましたら、是非周りの皆さんにもお薦めいただいて、皆さんで盛り上がっていただきたいと思っています。

宮迫さんと,ワンナイト・カーニバルの物まねをしてくださり会場は爆笑の渦でした

司会:ありがとうございます。そして、今日はなんと、もう一方、スペシャルゲストをお呼びしています。長嶋一茂さんです。
長嶋:こんにちは。
ヘリョン:はじめてお目にかかります。
長嶋:私もはじめてお会いします。
ヘリョン:今日は何故私のためにわざわざ来ていただいたんでしょうか?
会場:(爆笑)
長嶋:ヘリョンさんの為でもあるんですが、実は私、韓国映画が大好きで、『トンマッコルへようこそ』も観たんです。

ヘリョン:いかがでしたか?
長嶋:いや、これから皆さんご覧になるので、あまり詳しい事は言えないんですが、『トンマッコルへようこそ』の素晴らしい所は、韓国と北朝鮮という難しいテーマを扱っていて、監督はこの映画を創るのは大変だったと思うんですが、そんな中でも、メッセージ性も素晴らしかったですし、硬いメッセージなんですが、その中に癒しがあったり、笑いもあったし、ちょっと寂しかったり、と大変面白かったんです。是非、皆さん本当に楽しんでいただきたいと思います。

マスコミの囲み取材に対して、ヘリョンさんは「この映画を観終わった後には平和を考える」とおっしゃっていました。また、長嶋さんは「戦争を題材にしていますが、家族で安心して観れる映画だと思います。最近嫌な事件など、日本でも昔に比べて増えてきていますが、こういう映画を発信する事で、少しでもそういう事件が無くなるように願っています。是非観てください。」とコメントをされていました。
このイベントのためにわざわざ韓国から来て下さったヘリョンさん、さすが韓国の久本雅美と言われるだけあり会場は笑いの渦でいっぱいでした。そして、お忙しい中、駆けつけてくださった長嶋さん、お二人とも本当にありがとうございました。

『トンマッコルへようこそ』
2006年10月28日全国ロードショー
監督:パク・クァンヒョン
音楽:久石譲
キャスト:シン・ハギュン/ チョン・ジェヨン/ カン・ヘジョン

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