「川島雄三生誕100周年」&「芦川いづみデビュー65周年」記念シリーズ
銀座二十四帖
DVD
ぎんざにじゅうよんちょう
井上友一郎が銀座の新風俗を描いた小説を、『幕末太陽傳』の監督川島雄三が映画化!「川島雄三生誕100周年」を記念する特別廉価版!
【映像特典】 予告篇
*原版のないタイトルは収録されません。
京極和歌子(月丘夢路)は、幼い頃遠い奉天の地で、今ではただ“五郎”としか記憶がない放浪画家に「少女像」を描いてもらい、その絵には必ずGMとだけサインがあった。“五郎”との再会を夢見る彼女は、その絵を銀座の画廊に持ちこむ。まもなく桃山豪という男が名乗り出たが,やがて第二の男が現われ桃山はニセであることがわかる。第二の男はプロ野球のスカウト三ツ星五郎であるが、彼も怪しかった。一方、銀座の顔役で花屋の三室戸完こと通称コニイ(三橋達也)は、この事件の最初から和歌子に異常な関心を示していた。彼女は夫の克巳がヒロポン密造に関係しているのを嫌って、一人娘珠代を大磯の自宅に残したまま別居していたが、そこへ突然大阪から姪の仲町雪乃(北原三枝)が上京して来た。ある日、コニイはポン中の子分のジープ(佐野浅夫)を,バー「キャロル」から連れ出そうとしたが、連中と大乱闘を演じ留置場へ放りこまれる。その中でバーのマスターからGMという名は三室戸五郎のことで、大陸からの引揚者で年は四十才前後ということを聞き驚く。三室戸五郎とはコニイの実兄だった…。
1955日活株式会社