日活邦画クラシックス【「お宝鑑定!!」~蔵出し大「宝」出!、日活「秘蔵映画」特選!】
浅草の灯 踊子物語
DVD
あさくさのひおどりこものがたり
ネオンの蔭に咲いた乙女の恋!宿命の渦にさびしく散った至純の愛!
悲恋の踊子・吉永小百合が涙で綴る、哀愁の大ロマン!

【特典(予定)】 HDリマスター版/解説書封入/予告篇

作品概要
大正中期、オペラ全盛で栄える浅草を舞台に吉永小百合が初々しい「踊り子」に扮した娯楽文芸巨編。今はもう失われた浅草を総天然色カラーで全編に渡って再現したセット美術や衣装、そして吉永小百合の悲恋の「踊り子」姿があまりにも眩しいファン垂涎の「お蔵出し」傑作。キャストは、オペラの踊子に吉永、気骨のあるオペラ役所に二谷英明、画家志望の青年に浜田光夫が扮する他、個性的なキャストが揃う。全盛期の浅草の風景、当時のオペラを堂々と再現した歌と踊りの絢爛豪華さ、吉永小百合がオペラ舞台を熱演する姿は必見!
リクエストに応え、HDリマスター版での初パッケージ化!

ストーリー
関東大震災前の浅草日本座、画家志望の青年・神田長次郎ことポカ長はオペラ通いに熱中する定連だった。小杉麗子はバア「トスキナ」のマダム紅子にスカウトされた踊り子だ。人気スターの山上七郎は、師の佐々木を敬愛する血の気の多い青年で「芸術は大衆のもの」という師の芸道魂に心酔し、情熱を寄せている。麗子の面倒をみて、何にくれと世話をするのも山上だった。「浅草の客は一生懸命やる者は必ず認めてくれる」麗子は山上のこの言葉を信じて日々、厳しい踊子の練習に励んだ。一年後、舞台で歌い踊る麗子に、通称ペラゴロとよばれる定連から声がかかった。とりわけポカ長は麗子の清楚でありながら華のある踊子ぶりに熱をあげていた。スケッチブックには麗子の姿が描かれていった。そんな中で佐々木は、芸術上のいざこざと悪辣な人間関係から新しい劇団を作るため脱退した。落胆する山上だが、劇団内も麗子にからむ醜い争いが続き、山上もポカ長も清純な麗子を正当なオペラ歌手に育てるよう奔走するのだが…。
1964 日活株式会社