宵待草

宵待草イメージ

1976年

ドルビーデジタル・モノラル/カラー/スコープ・サイズ/本編約93分

価格:3,990円(税込)

神代辰巳監督×細野晴臣(音楽)×長谷川和彦(脚本)
多彩な才能が謳う、才媛ビーナスへの賛歌


「女優」誕生!日本中が恋をした、時代のヒロインたち

解説

“無政府主義者”が暗躍した大正時代を背景に、若者と政治家令嬢との逃避行を描いた異色のニュー・シネマ。「四畳半襖の裏張り」他ロマンポルノの名匠・神代辰巳が監督。脚本は「青春の蹉跌」の長谷川和彦、音楽監督は細野晴臣、芥川賞候補作家であり女優の高橋洋子が主演した。待望の初DVD化!

ストーリー

頃は大正、浅草六区の活動写真館の弁士、黒木大次郎(青木義朗)を首領株に「ダムダム団」というアナーキストの集団があった。弁士見習いの平田玄二(夏八木勲)が副団長格で、井上他十数名の団員がいた。成金代議士・谷川武彦(仲谷昇)の息子で大学生の国彦(高岡健二)もいつしか彼らの仲間になっていた。国彦には女と寝ようとすると、ひどい頭痛に見舞われるという奇癖があった。ある日、温泉場行の乗合馬車で国彦は令嬢風の娘しの(高橋洋子)に会い、撞球(ビリヤード)場では虚無的な男、北天才(荻島真一)と知り合った。痛飲した、翌朝大木で首を吊っている北の姿があった。その夜、北の通夜で国彦はしのと顔を合わせた。翌日、東京へ帰ったしのを追うように国彦は東京へ帰り玄二を訪ねると、女スリのお新(芹明香)に紹介された。その夜三人は夜遅くまで痛飲した。交番襲撃に失敗したダムダム団は、今度は政界の黒幕北条寺の孫娘を誘拐した。その娘を見た国彦は驚く。娘はしのだった。彼女は誘拐とはつゆ知らず、国彦が自分を口説くために友人を使ったと思っていた。その夜、ようやく二人は愛を確めあうのだった…。

特典

・ 劇場予告編(予定)

・ 解説書封入(予定)

・ 公開時の貴重なデータに基づく、詳細な作品データ(予定)

・ フォトギャラリー (予定)


スタッフ

 監督:神代辰巳 脚本:長谷川和彦 撮影:姫田真佐久 音楽:細野晴臣

キャスト

 高橋洋子 高岡健二 夏八木勲 青木義朗 芹明香 仲谷昇 粟津號 荻島真一

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