俺の血が騒ぐ

俺の血が騒ぐイメージ1 俺の血が騒ぐ 俺の血が騒ぐ

1961年

日本語ドルビーデジタル・モノラル/86分

価格:2,380円(税込)

吠えろ荒波、男の怒り!唸れ突風、マストに高く!

伝説の男:赤木圭一郎の斗魂!

解説

海を愛し、船を愛した赤木圭一郎のマドロス姿もイカす海洋アクション編!父の死の真相を探るために、暗黒街に足を踏み入れ、復讐の鬼と化す赤木のストイックな魅力。その婚約者でありながら、弟の沢本忠雄を愛してしますヒロイン笹森礼子、そして大人の魅力あふれる南田洋子、二人のヒロインの対比。好敵手・葉山良二との友情。洋上ロケを敢行した迫力あるアクションシーンと、哀愁を帯びたトニーの演技が光る、娯楽映画ならではの要素が満載、壮大なスケールの日活らしい海洋活劇。-佐藤利明(娯楽映画研究家)

ストーリー

船長をしていた父を、何者かに殺されて以来、笠原邦夫(赤木圭一郎)、明の兄弟の上には大きな変化がおこった。兄の邦夫は復しゅうの鬼と化し、そんな邦夫についてゆけなくなった許婚の節子(笹森礼子)は、心のよりどころを弟の明に求め愛し合うようになってしまったのだ。だが、明は悩みにたえかねて、その苦悩は彼を荒んだ生活に追いやっていった。商船大学の卒業を目前にひかえたそんな明を、自分のなし得なかった立派な高級船員への夢をたくしている邦夫は心配するのだった。ある夜、邦夫がバー“エルム”で、やっと見つけ出した明を諭しているとき、居合せたヤクザに因縁をつけられ乱闘になった。一人で奮闘する邦夫に、フラリと入って来た、ダンディな男が加勢して、またたく間にチンピラを叩きのめしてしまった。健次というその男と、邦夫は奇妙に気が合った。父親殺しの犯人をさがしていることや、その犯人が使った拳銃ベレッタを肌身はなさず持っていることなどを、邦夫は健次に話したのだ。翌日、健次は邦夫をボスの立岩に会わせた。邦夫の腕に惚れた立岩は仲間に入って航海に出れば、父の仇に会えるという条件で、邦夫を仲間に引き入れた。家に帰った邦夫は、明と節子の愛し合っているのを知り、心の淋しさをかくしながら、二人を祝福するのだった・・・。


スタッフ

監督:山崎徳次郎 脚本:池田一朗、長谷部安春、加藤新二

キャスト

赤木圭一郎 笹森礼子 南田洋子 葉山良二 小沢栄太郎

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