月曜日のユカ HDリマスター版

月曜日のユカイメージ1月曜日のユカ月曜日のユカ

1964年

モノクロ/ドルビー・デジタル・モノラル/スコープ・サイズ/94分

価格:1,890円(税込)

スタイリッシュとはこういうことだ!

“現代の妖精”と讃えられた加賀まりこのCUTEな逸品。

解説

港町ヨコハマを舞台にしたポップでクールな現代の寓話。本家フランスのヌーベルバーグに多大な影響を与えた偉才・中平康監督のみずみずしい演出で、加賀まりこのキュートな魅力をモノクロのスタイリッシュな画面に引き出すことに成功。当時日活のスチールマンだった斉藤耕市監督と倉本聡によるシナリオは、ヨコハマに実在したという伝説の「ユカ」の物語をファンタジックに描いている。1960年代の日本映画で、もっともモダンで、もっともセンセーショナルな作品として、今なお愛されて続けている。


佐藤利明(娯楽映画研究家)

ストーリー

横浜の外国人客が多い上流ナイトクラブでは、今日もユカ(加賀まりこ)と呼ばれる十八歳の女の子が人気を集めていた。さまざまな伝説を身のまわりに撒きちらす女、平気で男と寝るが、決してKISSはしない。そんな男たちの中でもユカがパパと呼んでいる初老の船荷会社の社長(加藤武)は特別。ユカはパパを幸福にしてあげたいという気持でいっぱいだ。ある日曜日、ユカがボーイフレンドの修(中尾彬)と街を歩いていた時、パパを発見した。かわいい人形を、娘に買ってやってとっても嬉しそうなパパ。自分といる時には決して見せたことのないような笑顔。ユカもそんな風にパパを喜ばせたい、だから人形を買ってもらおうと思った。だって、ユカの望みは男を喜ばすだけだったから・・・。


スタッフ

監督:中平康、原作:安川実、脚本:斉藤耕一 倉本聰、音楽:黛敏郎

キャスト

加賀まりこ 加藤武 中尾彬 北林谷栄 波多野憲

ご購入はこちら