ビルマの竪琴 HDリマスター版

ビルマの竪琴イメージ1ビルマの竪琴ビルマの竪琴

1956年

モノクロ/ドルビー・デジタル・モノラル/スタンダード/116分

価格:1,890円(税込)

平和への祈りをこめた、
巨匠・市川崑の心に響く感動巨編!

解説

戦後11年経った昭和31年に公開された、戦後映画史に燦然と輝く戦争映画の傑作。激戦の地、ビルマで僧侶となった兵隊と、彼の帰りを待つ小隊・・・美しい音楽と感動的なエピソードで綴られるヒューマン・ドラマ。普遍的な「戦争と平和」というテーマを、音楽という世界共通言語で描いている。音楽は「ゴジラ」の伊福部昭。ビルマ(現・ミャンマー)現地にロケを敢行、かつてない大きなスケールで描きあげた鬼才・市川崑監督の文芸スペクタクル巨篇。


佐藤利明(娯楽映画研究家)

ストーリー

1945年の夏、敗残の日本軍はビルマの国境を越え、タイ国へ逃れようとしていた。その中にビルマの堅琴に似た手製の楽器に合せて、「荒城の月」を合唱する井上小隊(三國連太郎)があった。水島上等兵(安井昌二)は竪琴の名人で、原住民に変装しては斥候の任務を果し、小隊を無事に進めていた。やがて、小隊は終戦を知り、武器を捨てた。彼らは遥か南のムドンに送られることになったが、水島だけは三角山を固守して抵抗を続ける日本軍に降伏の説得に向ったまま、消息を絶つ。一方、ムドンに着いた小隊はある日、青いインコを肩にのせた水島に瓜二つのビルマ僧を見掛けて声をかけるが、その僧侶は目を伏せて走り去ってしまった。果たしてあの僧侶は、水島なのだろうか…。


スタッフ

監督:市川崑、原作:竹山道雄、脚本:和田夏十、音楽:伊福部昭

キャスト

三国連太郎 安井昌二 浜村純 西村晃 北林谷栄 三橋達也

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