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サンダンス映画祭日本人初グランプリの長久允監督長編デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』公開決定!特報&ポスタービジュアル解禁!
2018年11月29日(木曜日)

2017年に第33回サンダンス映画祭【ショートフィルム部門】で、日本映画初のグランプリを獲得した長久允監督の長編デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』(英表記『WEARELITTLEZOMBIES』)の2019年6月公開が決定しました!

同映画祭のグランプリ受賞作『そうして私たちはプールに金魚を、』は、埼玉県狭山市で実際にあった事件を題材とした作品で、審査委員から「これまで誰も見たことがない!何にも似ていない!」との評価を受け、その圧倒的なオリジナリティと表現力から"ネオジャパニーズ"と称されました。

過去にジム・ジャームッシュ(『ミステリー・トレイン』)やクエンティン・タランティーノ(『キル・ビル』)、デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)といったフィルムメーカーを生んだサンダンスの地で新時代を代表するかのように圧倒的な存在感を放ち、喝采を浴びた長久允監督の長編デビュー作が完成!公開決定と併せて、キャスト、ビジュアル、特報映像が解禁されました。

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©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS


日本映画を代表する、豪華キャストが総出演!

本作の劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>を演じるのは、『そして父になる』で福山雅治さんの息子役を演じた二宮慶多さん、テレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナさん、ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演するぽっちゃり俳優・水野哲志さん、天才似顔絵師として話題の奥村門土さん。4人の新しい才能の発掘により、瑞々しくもかつてない少年少女像が誕生します。

また、佐々木蔵之介さん、工藤夕貴さん、池松壮亮さん、初音映莉子さん、村上淳さん、西田尚美さん、佐野史郎さん、菊地凛子さん、永瀬正敏さんなど日本を代表する豪華名優たちも、監督の才能に共感して大集結!

「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像や、天性のリズム感で放たれ続ける台詞回しなどで表現。その独創的スタイルが、観る者の想像力を掻き立てます!

意味深なキーワードがおり込まれた特報映像、出演者がドット画で表現された色彩溢れるポスターは、まさに比類なき日本映画の誕生を予感させる仕上がりとなっています。



第35回サンダンス映画祭コンペティション部門正式招待決定!

2019年1月末に開催される第35回サンダンス映画祭WorldCinemaDramaticCompetition部門へ『ウィーアーリトルゾンビーズ』の正式招待が決定しました!

本作は、サンダンス映画祭へ向けたスクリーニング後、異例の早さで招待が決定。まさに映画祭からの期待の高さがうかがえます。同映画祭での上映がワールドプレミアとなり、公式上映・授賞式には長久監督も現地入り。短編部門に続くグランプリ受賞への期待が高まります。

今年のベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した『The Ballad of Buster Scruggs(原題)』の監督・コーエン兄弟、日本でも大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー、『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』を手掛けるデイミアン・チャゼル監督など、数々の新時代の才能を発掘してきた映画祭だけに、サンダンス映画祭での上映後、長久監督が初長編映画にして世界からの注目を集めることも期待されます!

この度、日本公開決定およびサンダンス映画祭正式招待決定をうけ、長久監督とキャストからコメントが到着しました。


脚本・監督/長久允(ながひさまこと)氏
この度、僕の人生のすべてを掛けて書いた物語『WE ARE LITTLE ZOMBIES』が完成しました。僕の大好きな役者さんやミュージシャン、アーティストの方々で作り上げた「フェスみたいな映画」です。騒がしくもありますが、暗い部屋にうずくまってる誰かひとりの心に届いてほしいです。実際、試写で僕は何回も泣いてしまいました。はやく皆様に観ていただきたいです。
そしてなんと、サンダンス映画祭長編コンペ部門正式招待(涙)!映画を志していたものの道を逸れてしまい、この十数年、広告業界での仕事に追われて、少し遠回りしてしまいましたが、、、来年、憧れのサンダンスという地で、念願の長編作品を上映できること、コンペで勝負できること、大変嬉しく思います。

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劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>vo.ヒカリ役/二宮慶多さん

―撮影で長久監督と思い出に残ってること
監督は、現場で誰よりも楽しそうでした。難しい場面もあったけど、監督の笑顔が伝わって撮影は、ぼくにとっても最高に楽しい時間でした。
―撮影で楽しかったこと、大変だったこと
音楽のシーンを撮影している時は、いつもワクワクしていました。毎回違った演出で、リフトに乗ったり、特別な衣装を着たり...楽しくてしょうがなかったです。大変だった事は、冬場の撮影だったので寒さとの戦いでした。雨の中を走るシーンは忘れられません。
―出来上がった映画をみた感想
最初から最後まで、興奮しました。テンポよくどんどん場面が変わって、息つくひまもなく、一つ一つの映像にメッセージを感じました。こんな、楽しい映画に出演させていただき、ありがとうございました。


劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>dr.イシ役/水野哲志さん

―撮影で長久監督と思い出に残ってること
いつもお腹を触られたことです。監督なのに友達みたいでした!
―撮影で楽しかったこと、大変だったこと
楽しかったのは自分がスターになったようなライブ!ドラムの練習を頑張って臨んだので、とても思い出に残っています。バッテイングセンターでたくさん走るシーンは大変でした(笑)。
―出来上がった映画をみた感想
すごい!何これ!こんな風になったの?とびっくり!!スクリーンに僕だけが写っていることに驚いて感動しました!


劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>bass.タケムラ役/奥村門土さん

―撮影で長久監督と思い出に残ってること
最初に会ったときは高校生みたいなテンションの人だなと思いました。撮影中は楽しい雰囲気で現場を盛り上げてくれたり、一緒にお弁当食べたり、いいねいいねと褒めてくれるのが嬉しかったです。
―撮影で楽しかったこと、大変だったこと
今まで触ったこともなかったベースの練習は毎日大変だったけど、ステージで弾けた時はすごく気持ちよくて達成感がありました。あと、ラストシーンの草原がイモムシだらけで気絶しそうでした。イモムシが一番苦手なので。
―出来上がった映画をみた感想
初めて演技をしている自分の姿や声をスクリーンで観るのはとても不思議な気持ちでした。でも撮影のいろんな思い出が蘇ってきて楽しくあっという間に感じました。特にライブのシーンはすごく迫力があって好きです。


劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>key.イクコ役/中島セナさん

―撮影で長久監督と思い出に残ってること
出演のお誘いを頂いた時、演技も出来ないし、不安で、前向きに考えられなくて迷っている時にお手紙を書いて下さったり、漫画を貸して下さったりしたこと。
―撮影で楽しかったこと、大変だったこと
ヒカリくん、イシちゃん、タケムラと撮影合間に話したり、ゲームしたり、YouTube観たりしたことが楽しかったです。
―出来上がった映画をみた感想
この時ああだったなぁ。と思い出が蘇ったり、カメラアングルや編集の仕方など、撮った時には想像できなかったけれど、ゲームのように編集されていて面白かったです!

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©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS


ヒカリの伯母・リエ役/工藤夕貴さん
ちょっと変わった子どもたちの目線で切り取られた世界。
長久監督ならではの映像と音楽は、映画の新しい形と言えるかもしれません。
世界に向けて発信されるこの作品を、みなさん楽しみにしていてください。

劇中バンド<LITTLE ZOMBIES>マネージャー望月役/池松壮亮さん
諦めと無関心を気取りつつも生きている、生きようしている。
言葉、間合い、リズム、浮かび上がるモーション、とても好みの脚本でした。暴れまくっていました。
長久監督は、前作から感じた通り抜群のセンスを持った方で、日本映画に現れてくれた事を感謝したいくらいです。出会えて良かったと思います。
そしてサンダンスがこの映画にどう反応してくれるか、とても楽しみにしています。
zombiesの始まったばかりの人生が、世界の誰かの人生に寄り添うことが出来るとマネージャーとして確信しています。そうでなくとも僕だけは信じています。

イクコの母・ユウコ役/菊地凛子さん
とてもロックでポップな音楽映画だけど、凄くチクチクヒリヒリする、とてもリッチな脚本に浸らせてもらいました。長久監督は映画少年のようなダイヤの瞳と強い熱意を持っていて、そのパワーに皆がいつの間にか引き込まれていく、とても素敵な監督でした。
まずはサンダンスのコンペおめでとうございます!サンダンスのカラーとこの作品のカラーが重なった時に、絶対に世界の映画ファンへと響くこと間違いなしです。本当に心から楽しみにしています。
そして公開されこのムーブメントが皆様に届く日を楽しみにしております。

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©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS


第35回サンダンス映画祭情報
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会期:2019/1/24~2/3 *現地時間
開催場所:アメリカユタ州パークシティ
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毎年、冬のユタ州で開催される国際映画祭。1978年に映画製作者たちをユタ州に惹きつける狙いで「ユタ・US映画祭」として始まる。1985年、俳優・映画監督のロバート・レッドフォードが主宰する非営利団体サンダンスインスティテュートが舵を取り、今の「サンダンス映画祭」として再スタート。インディペンデント映画を、世界的大ヒット作として世に送りだすきっかけとなる映画祭としても有名で、これらは「サンダンスドリーム」と呼ばれ、同映画祭での上映がきっかけでワールドヒットを収めた作品やブロックバスター映画に抜擢された監督などが後を絶たない。サンダンス映画祭での成功は、北米だけでなく世界的な活躍が約束される。


映画『ウィーアリトルゾンビーズ』2019年6月全国公開!


サンダンス映画祭グランプリ監督と、感情をなくした4人の13歳。2019年、新時代の才能による映画革命に、ご期待ください!!

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ウィーアリトルゾンビズ
脚本・監督:長久允
出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子 村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏
製作幹事:電通
配給:日活
制作プロダクション:ROBOT
特別協賛:フェイスマスクルルルン/グライド・エンタープライズ
©2019"WE ARE LITTLE ZOMBIES"FILM PARTNERS


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