日本を代表する名優・山﨑努さんと樹木希林さんが夫婦役で初共演し、世代を超えた豪華キャストが脇を固める映画『モリのいる場所』（監督・脚本：沖田修一）が5/19（土）よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国公開されます。

本作の劇伴音楽は、牛尾憲輔さんが担当。このたび、音楽を大フィーチャーした《特別映像》が解禁されました！

2本の杖を巧みに繰り独自のステップを踏むモリのお茶目な姿は、31年前の不朽の名作『マルサの女』の名シーンを彷彿とさせます。『マルサの女』では本多俊之さんが5拍子のリズムで奏でるサキソフォーンがミステリアスに響く中、杖を捨て歓喜のダンスを舞う権藤。一方、本作では最新のテクノロジーを駆使した電子音楽家によるオーガニックな音色とリズムが彩る中、庭を探索する老画家・モリ。サックスからテクノへ――音楽が、81歳の名優・山﨑努さんの新たな魅力を引き出しています。

牛尾憲輔さんはソロユニット"agraph"としてデビューし、"牛尾憲輔"として電気グルーヴのライヴに参加したり、アニメ「聲の形」（2017年）や話題のアニメシリーズ「DEVILMAN crybaby」、近日公開の劇場版アニメ『リズと青い鳥』などの劇伴音楽を担当する、いま最も注目を集めるアーティストです。

『モリのいる場所』は、晩年の30年間ほとんど家から出ずに日々自宅の庭を探検し、いきものたちの絵を描いた画家・熊谷守一（94歳）と妻・秀子（76歳）夫婦の結婚52年目の"ある1日"を描いた物語。モリが「学校」と呼んだアトリエの昭和の香りや、ひとりで庭のいきものの観察に没頭するモリの驚きや興味などの心の動きを、音楽が見事に演出していきます。

劇伴音楽を担当された牛尾憲輔さんからコメントが到着しました！

牛尾憲輔さんコメント

映画『モリのいる場所』の音楽を担当させていただきます。
モリが30年間ほとんど出なかった自宅と庭は、アリもカマキリも猫も人々も、驚きもやさしさもおかしさも、数えきれないものであふれる、まるで小宇宙のような場所でした。この音楽も庭にあるもののひとつ、と感じて頂ければ幸いです。
大好きな沖田監督と供に制作できた事、とてもうれしく思っております。
是非皆さんに楽しんで頂けますよう、何卒よろしくお願い致します。

映画『モリのいる場所』2018/5/19（土）シネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国公開！

日課である庭の冒険に出るモリの足取りと、庭のいきもの観察に没頭するモリの心の動きを、軽やかに繊細に彩る音楽。映画『モリのいる場所』に、ご期待ください！

書籍発売予定
ノベライズ「モリのいる場所」小林雄次 著（朝日文庫）2018/4/6発売
「モリカズさんと私」藤森武／山﨑努／沖田修一／田村祥蔵（文藝春秋）2018/3/8より発売中。
「コロナ・ブックス「熊谷守一」」（平凡社）発売予定

ストーリー
昭和49年の東京。30年間自宅のちっちゃな庭を探検し、生きものたちを飽きもせずに観察し、時に絵に描く画家モリ（94歳）と、その妻・秀子（76歳）。時を経て味わいを増した生活道具に囲まれて暮らすふたりの日課は、ルール無視の碁。暮らし上手な夫婦の毎日は、呼んでもいないのになぜか人がひっきりなしにやってきて大忙し。そんな二人の生活にマンション建設の危機が忍び寄る。陽がささなくなれば生き物たちは行き場を失う。慈しんできた大切な庭を守るため、モリと秀子が選択したこととは･･･。
画商や近所の人でにぎわう茶の間、大勢でたべる夕ご飯。ちゃぶ台、縁側、黒電話。人と人との距離が今よりも近く感じられる昭和の暮らしと、50年以上をともに過ごしてきた老夫婦の絆、心豊かに充足した人生のある夏の1日を描く。

©2017「モリのいる場所」製作委員会

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映画『モリのいる場所』
出演：山﨑努　樹木希林　加瀬亮　吉村界人　光石研　青木崇高　吹越満　池谷のぶえ　きたろう　三上博史
監督・脚本：沖田修一
配給：日活
制作：日活　ダブ
製作：2018『モリのいる場所』製作委員会（日活、バンダイビジュアル、イオンエンターテイメント、ベンチャーバンク、朝日新聞社、ダブ）
宣伝協力：文藝春秋
協力：豊島区、岐阜県
特別協力：熊谷榧
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映画『モリのいる場所』関連ニュース

＊予告篇完成＆公開日決定
＊本ポスター＆新場面写真解禁
＊三上博史さん出演決定
＊豪華キャスト集結
＊大回顧展とのコラボ決定
＊樹木希林さん出演決定
＊公開決定

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