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映画『フジコ・ヘミングの時間』1,600名の観客に見守られ、クランクアップ!「ラ・カンパネラ」の熱演に喝采の嵐!
2017年12月11日(月曜日)

2018年初夏公開映画『フジコ・ヘミングの時間』が、12/1(日)クランクアップしました。

本作は、99年の衝撃デビューから20周年となる2019年に向けた記念映画として、魂のピアニストの軌跡と音楽、プライベートにも切り込んだ、フジコ・ヘミング"初"のドキュメンタリー映画。演奏家としての姿はもちろん、自宅で愛猫たちと共に暮らす日常、秘密に包まれたプライベートの姿、そして知られざるヒストリーにまで迫ります。


感動のクライマックスシーン撮影は満員御礼のチャリティーコンサート!レパートリーの代表曲「ラ・カンパネラ」の熱演に約1,600名が喝采の嵐!!

12/1(金)東京オペラシティで行われた、猫や犬をはじめとする動物愛護のためのスペシャルチャリティーコンサート「いと小さきいのちのために」にて、映画のクライマックスシーンの撮影が行われました。

撮影用カメラを入れた会場は、満員御礼。割れんばかりの拍手で迎えられたフジコ・ヘミングが静かにショパンの「エオリアンハープ」を弾き始めると、彼女の演奏を楽しみに訪れた幅広い年齢の観客が静まり返り、豊かで温かい演奏に聴き入りました。

今回のコンサートでは衣装チェンジを3回行い、2番目には彼女の着想からデザインされた新作ドレス「月夜奏~銀の花びら降り注ぐ~』が初お披露目されました。

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ゲストにバイオリニストの吉田直矢を迎え、ジャズのスタンダードナンバー「サマータイム」で観客の意表を付くと同時に、"奇跡のカンパネラ"として、フジコ・ヘミングの代表レパートリーとなっているフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」で観客のため息を誘いました。

演奏の合間には「本日はご来場いただき、ありがとうございました。沢山の拍手が嬉しいです」と自ら観客に語りかけて微笑み、アンコールで2度目の「ラ・カンパネラ」を熱演。エモーショナルに心に刺さる演奏で観客を魅了した後には、ニッコリと微笑みながらウィンクし、ステージを終えました。

なお本コンサート会場に訪れたお客様の一部は、本作をサポートする方々として映画のクライマックスシーンの撮影に立会いました。これは「感動のクライマックスシーンに立会うことで、この映画と彼女の魅力をより多くの方に感じていただきたい」という作り手たちの想いを形にした、レコチョク運営の共創・体験型プラットフォーム「WIZY(ウィジー)」にて立ち上げられた【フジコ・ヘミングをもっと知りたい~映画応援サポーター募集~】プロジェクトです。

小松莊一良監督コメント
待ちに待ったクライマックスの撮影。お越しいただいた皆さんに改めてお礼を申し上げたいと思います。満席のお客様の会場がうねるような熱い拍手を聞き、心が震えました。この熱気を映画を通して伝えたいです。2015年から撮影を始め本日まで一瞬一瞬が大変濃厚な時間の連続でした。フジコ・ヘミングさんは、無垢な少女のような感性を持ちながら、人生の苦難を乗り超えてきました。だからこそ彼女が持つ達観した考えや眼差しが彼女の魅力だと思います。印象的だったのは、北米、南米、ヨーロッパへ撮影を同行したとき、移動の際はどこでもご自分の足でよく歩くという事が驚きでした。"魂のピアニスト"フジコ・ヘミングが生み出す感動を刻み込んだ、映画『フジコ・ヘミングの時間』を皆様にお届けできる日を楽しみにしています。一人でも多くの方に、ご覧になっていただけると嬉しいです。

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©2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ


『フジコ・ヘミングの時間』2018年初夏シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!


感動と喝采の嵐に包まれた素晴らしいコンサートの様子は、2018年初夏スクリーンに蘇ります。ご期待ください!

フジコ・ヘミング プロフィール
日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親としてベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京芸術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を獲るが、大事なリサイタル直前に聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住、ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシック界異例の大ヒットを記録した。日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞。現在、世界各地からリサイタルのオファーが絶えず、年間70本近くの公演を行う。猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動も続けている。


60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。 
いくつになっても夢を追い求める、彼女の今、そして未来を解き明かす――。

コンサートを開けば即完売、チケットがとれないと言われるピアニスト フジコ・ヘミング。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、"魂のピアニスト"と呼ばれている。本作では、聴力の喪失など苦難を乗り越え、どんな時も夢をあきらめなかった彼女の人間性と音楽を見つめる。数奇な人生を歩む彼女の"今"には、生きるヒントがたくさんつまっている。世界を巡るフジコに密着した初のドキュメンタリー映画となる。心震えるワールドツアーの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らす姿など、本作でしか見られないフジコ・ヘミングの素顔に迫る――。

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©2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ

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映画『フジコ・ヘミングの時間
出演:フジコ・ヘミング
監督:小松莊一良
配給:日活
©2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ


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