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伝説のコミック「ミスミソウ」内藤瑛亮監督で初の実写映画化決定!
2017年07月17日(月曜日)

「ハイスコアガール」「でろでろ」などで知られる漫画家・押切蓮介氏の代表作にして"映像化不可能"と言われた伝説のコミック「ミスミソウ 完全版」の実写映画化が決定しました!押切蓮介氏にとって、本作は初の実写化作品です。

メガホンをとったのは、『ライチ☆光クラブ』『パズル』『先生を流産させる会』など少年少女を主人公としたクライムサスペンスの名手・内藤瑛亮監督。撮影は既に完了しており、間もなく完成を迎える本作は2018年に全国公開します。

雪に覆われた過疎の町で繰り広げられる凄惨な復讐劇というかつてない試みに挑戦する、正に内藤監督ならではの問題作です。


原作:押切蓮介「ミスミソウ 完全版」(双葉社刊)

「でろでろ」「ゆうやみ特攻隊」などで着実にコアなファンを増やしてきた作家・押切蓮介氏は、「ハイスコアガール」のヒットによりその名前が広く知れ渡るようになりました。本作の原作「ミスミソウ」は押切蓮介ファンの間でも1、2を争う人気作であり、ネット上の「トラウマ漫画」系まとめサイトや掲示板などでは必ず名前が挙がるほど認知度の高い作品です。押切作品では初の実写化ということで、話題になること間違いありません!

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©押切蓮介/双葉社


原作ストーリー
主人公・野咲春花(のざき・はるか)は、父親の転勤の為、田舎の中学校に通い始めた。2ヶ月後の卒業式が終われば、そこは廃校になる。卒業生もわずか十数人しかいない。それ故に、生徒たちの結束力は強く、転校してきた春花は"部外者"として扱われ、激しいイジメを受けていた。イジメを主導するのはクラスのリーダー的存在・小黒妙子(おぐろ・たえこ)。春花の唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(あいば・みつる)。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だがイジメは日に日にエスカレートしていった。イジメに気付いた春花の両親は、娘を卒業まで登校させないことを決める。一方、いつまでも学校に出て来ない春花のことを苦々しく思っている生徒がいた。佐山流美(さやま・るみ)。春花がいなくなってからは自分がイジメの標的になっていたのだ。妙子たちに追い詰められた流美は春花に対する憎しみを言葉にする。「死んで欲しい・・・」と。
ある日、春花は相場とともに写真撮影に出かける。写真を撮りながら町を歩くという、デートと呼ぶにはささやかなものだったが、二人の距離を近づけ春花の心に希望を芽生えさせるには充分だった。その帰り道── 。二人は道の先に立ち上る黒煙を目にする。激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽くしていたのだ。錯乱する春花。救助に飛び込む相場が抱えて出てきたのは、変わり果てた姿の─最愛の妹・祥子(しょうこ)だった。春花の心は、崩壊する── 。


原作者:押切蓮介(おしきり・れんすけ)
1979年生まれ。神奈川県出身。1997年「週刊ヤングマガジン」にてデビュー。代表作は「でろでろ」「ゆうやみ特攻隊」「ハイスコアガール」など。正統派ホラーからホラーギャグ、ゲーム、ギャンブルなど、幅広いジャンルの作品を執筆。漫画アクション(双葉社)にて「ぎゃんぷりん」連載中。

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*押切氏自画像


監督:内藤瑛亮(ないとう・えいすけ)
1982年生まれ。愛知県出身。映画美学校フィクションコース11期生修了。教員として勤務しながら自主映画を制作する。初長編『先生を流産させる会』が2012年に全国劇場公開され、論争を巻き起こす。教員を退職後、『パズル』や『ライチ☆光クラブ』を手掛ける。『先生を流産させる会』以来の長編自主映画『許された子どもたち』を撮影準備中。

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キャスト情報など今後も続報に、ご期待ください!


映画『ミスミソウ』2018年公開!


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映画『ミスミソウ』
原作:「ミスミソウ 完全版」(双葉社刊)
監督:内藤瑛亮『ライチ☆光クラブ』『パズル』『ドロメ』『先生を流産させる会』
製作:「ミスミソウ」製作委員会


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