園子温監督の初ロマンポルノ作品《タイトル》と《主演女優》を発表!2つの国際映画祭コンペ部門への正式招待も決定!! ニュースアーカイヴ

[映画]
園子温監督の初ロマンポルノ作品《タイトル》と《主演女優》を発表!2つの国際映画祭コンペ部門への正式招待も決定!!
2016年08月17日(水曜日)

*45th ROMAN PORNO REBOOT*

鬼才・園子温監督が、作品タイトル『アンチポルノ』でロマンポルノに真っ向勝負!

園子温監督の初ロマンポルノ作品のタイトルが『アンチポルノ』に決定しました。

1971年の製作開始から今年で45周年を迎える日活ロマンポルノが28年ぶりに復活し、完全オリジナルの新作を公開します。本作は、45周年を記念した《ロマンポルノリブートプロジェクト》の一環で製作された作品で、園子温監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督が揃って参加することから、注目を集めています。


園の新ミューズに、本作が初主演&初脱ぎ&初映画祭となる元AKB研究生の女優・冨手麻妙!

園監督の初ロマンポルノ作品『アンチポルノ』で主演を務めるのは、『新宿スワン』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『みんな!エスパーだよ!』(15)と、昨年たて続けに公開された園作品のほぼ全てに出演し、園監督から信頼の厚い若手女優・冨手麻妙さん。

冨手さんは、2009年AKB48の第8期研究生オーディションに合格し活動していましたが、女優を目指すため退き、本作が長編映画単独初主演。本作で、初めてヌードを披露しています。出演した若手俳優が次々とブレイクしている鬼才・園監督が見初めた新しいミューズとして、冨手さんは文字通り一肌脱いで、難しい役所に体当たりで挑戦しています。

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*『アンチポルノ』主演・冨手麻妙


エトランジェ&シッチェス国際映画祭のコンペティション部門に正式招待決定!

そしてこの度、本作が【第22回エトランジェ映画祭のコンペティション部門】【第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭コンペティション部門】へ正式招待されることが決定しました。

先日閉幕した第69回ロカルノ国際映画祭では、本プロジェクトの1本である塩田明彦監督『風に濡れた女』が、日活ロマンポルノとして初めて国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア上映されました。ロマンポルノ自体が海外からの注目を集めていることもあり、本作についても、さらなる期待が高まっています。


園子温監督コメント

(主演・冨手麻妙の魅力について)
『新宿スワン』、『みんな!エスパーだよ!』、『リアル鬼ごっこ』、米国MTV製作の短編集「MADLY」の中の"Love of Love"と彼女を続けて起用して、その女優としての才能が開花していく様に常に着目してきました。個性的な魅力,豊な肉体、そして並外れた演技力を持つ彼女を晴れて主演として迎えられたことで、はじめて作品が成立したと言って過言ではありません。彼女以外の主演はありえませんでした。

(映画祭からの招待について) 
私が大好きなフランスとスペインの二つの映画祭でいち早く上映されることは大変光栄に思います。エトランジェ映画祭での私の数々の作品の上映はそれぞれ忘れがたい大切な思い出です。また、シッチェス・カタロニア国際映画祭では、昨年Time Machine Awardという栄誉ある賞をいただきました。長年支持をしてくれている、この二つの映画祭に感謝をいたします。

園子温監督プロフィール
1961年、愛知県生まれ。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。PFFスカラシップ作品『自転車吐息』(90)は、ベルリン国際映画祭正式招待のほか、30以上の映画祭で上映された。他『愛のむきだし』(08)で第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞、『冷たい熱帯魚』(11)で第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門・第35回トロント国際映画祭ヴァンガード部門、『恋の罪』(11)で第64回カンヌ国際映画祭監督週間に正式招待される。『ヒミズ』(12)では、第68回ヴェネチア国際映画祭にて主演二人にマルチェロ・マストロヤンニ賞をもたらした。近年の作品として、『TOKYO TRIBE』(14)、『新宿スワン』(15)、『ラブ&ピース』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15)などがある。シオンプロダクション製作第1作目となる『ひそひそ星』が5/14より公開している。

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冨手麻妙さん(22)コメント

(園監督作品に出演することになって)
私が映画を好きになったきっかけは、『自殺サークル』を観て園子温監督のファンになった時からです。"園子温監督映画で主演を演じる!"というのが私の目標でした。数年前の自分のインタビュー記事を読んで振り返ってみると、とにかく園さんの作品で演じたいと色々なところで熱弁してました。そして演じるからには絶対主演!と思っていました。ある時"行動あるのみ"だと思い立ち、園監督のトークショーを観にいき、その後に出待ちしました。「冨手麻妙です!!女優やってます!」と自己紹介したのが、園監督との出会いです。数日後、事務所に出演依頼の電話が鳴って『新宿スワン』の出演オファーがあり、そこで初めて園監督に私の芝居を見てもらい、その後続けて園監督の作品に出演させていただきました。毎回、園監督の作品に参加するたび、役を与えてくださってる園監督への感謝と共に、自分ではない主演の役者さんへのジェラシーというか、悔しさみたいなのがすごく生まれていて、次は絶対自分が主演をやるぞと心の中で思っていました。なんだかすごくギラギラしてました(笑)。園さんから『アンチポルノ』の話をされたときは、涙が出るくらいとにかく嬉しかったし、緊張したし、ワクワクしましたね。私の気合いを見せつけてやろう!と現場でもギラギラしてました(笑)。

(ヌードにも挑戦したことについて)
抵抗は全くなかったです。むしろ、「よっしゃー!脱ぐぞー!!」って感じで(笑)。自分が好きな女優さんはみんなスクリーンの中でヌードになっていて、それがすごくかっこいいし美しかったんですよ。だからもともとヌードに対して良いイメージを持っていました。女優として生きていくには、自分のことを全部ハダカにしないといけないし、そういう意味でも丸裸になってスタートラインに立てた気がします。やっと産まれました(笑)。

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*『アンチポルノ』場面写真


(本作が、2つの映画祭にコンペティション部門で正式招待されたことについて)
これは本当に嬉しかったです。自分の作品が海を渡って海外に行く。世界中の人たちに観てもらえるってすごいことです。『リアル鬼ごっこ』も日本と海外で評価や感想が全く違ったんです。『アンチポルノ』も、日本人とは違った文化を持つ海外の人たちが観て、どんな感想を抱くのか、反応が楽しみで仕方がないです。

(ロマンポルノについて)
美保純さんが好きなので、『ピンクのカーテン』が好きです。私の周りの友人にも、日活ロマンポルノが好きな女性が多いんですよね。今回の作品も、男性だけでなく、女性に観ていただきたいです。内容的には、むしろ女性に特に観ていただきたいですね。


冨手麻妙(とみて・あみ)さんプロフィール 
1994/3/17生まれ。神奈川県出身。15歳のとき、AKB48の8期研究生オーディションに合格し芸能界入り。将来の夢を強く持つメンバーに囲まれ活動を続ける中、「わたしは女優になる」と決意し卒業。本格的に芝居を始める。舞台「LOVE FAIRY」(11)で初主演を果たし、NHK連続テレビドラマ小説「花子とアン」(14)、『新宿スワン』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『みんな!エスパーだよ!』(15)、『闇金ドッグス』シリーズ、米MTV製作の短編集「MADLY」の中の"Love of Love"などに出演。


『アンチポルノ』(2016年製作、園子温監督) 作品概要
                
小説家兼アーティストとして時代の寵児となった女・京子。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。園子温監督が表現の壁をぶち壊す!アナーキーで過激な美しき問題作。

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*ヴィヴィットな色調のセットに座る園監督


第22回エトランジェ映画祭 2016/9/7~18(フランス・パリ現地日程)
1993年に個性的で面白い映画を世界に広める機会を作ろうと、当時ジャーナリストで現在映画祭ディレクターを務めるフレデリック・タンが始めた映画祭。設立当初は特集上映・回顧上映という形式で始まりましたが、2010年よりコンペティション部門が設けられ、今年で22回目を迎えます。フランス・パリで開かれ、「エトランジェ(奇妙な)」の言葉通り、タブーを度外視した、激しい作品も多く上映されます。各国の映画祭ディレクターが多く足を運び、本映画祭で上映された作品を自国で上映するケースが多々あり、ヨーロッパではカルト的人気を誇る映画祭。2015年は『劇場霊』が出品されるなど、日本からもこれまでに多くの作品が出品されています。

第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭 2016/10/6~16(スペイン・シッチェス現地日程) 
スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催される映画祭。国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭で、ファンタジー系作品(主にSF映画・ホラー映画・サスペンス映画など)を中心に扱うスペシャライズド映画祭として、世界でも権威のある国際映画祭のひとつ。過去のノミネートはほぼオールジャンルの作品から選ばれており、国際的にポピュラーなジャンルを受け入れている事から、映画祭でも最大規模の300近い作品が出品されます。2015年は『アイアムヒーロー』が観客賞を受賞し話題に。


2016/11/20に45周年を迎える日活ロマンポルノとは?
「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベルです。 1971/11/20『団地妻 昼下りの情事』(西村昭五郎監督/白川和子主演)と、『色暦大奥秘話』(林功監督/小川節子主演)の2作品が初めて公開。「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルールと製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、チャンスを与えられた若手監督たちは限られた条件の中で新しい映画作りを模索し、さまざまな表現に挑戦できました。また、通常3本立ての公開を維持するため量産体制を敷いたことにより若い人材の育成を促進。中平康、鈴木清順、齊藤武市、今村昌平らのもと助監督として経験を積み、ロマンポルノの中で作家性を発揮した監督として、神代辰巳、小沼勝、加藤彰、田中登、曽根中生といった才能が生まれ、あらゆる知恵と技術で「性」に立ち向い、男性向けに作られながらも、女性とその生き様を深く美しく描くことを極めていきました。このほか、ロマンポルノから出発した監督として、村川透、根岸吉太郎、金子修介、石井隆といった方々がいます。製作終了した1988年までの17年間に約1,100本もの作品を継続して公開し続けた結果、映画史において最もセンセーショナルな作品レーベルとして、現在も国内外で高く評価されています。

新作製作 powered by BSスカパー!
2016年ロマンポルノが生誕45周年を迎えるにあたり、これまでロマンポルノ作品を監督していない第一線の監督たちによる完全オリジナルの新作ロマンポルノを、BSスカパー!をパートナーとして製作開始しました。さらに、新作の劇場公開に併せて、BSスカパー!(BS241/プレミアムサービスCS585)にてR15+版の放映を行います。 


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