中田秀夫監督が初めて挑んだ新作ロマンポルノ《タイトル》と《主演女優》を発表! ニュースアーカイヴ

[映画]
中田秀夫監督が初めて挑んだ新作ロマンポルノ《タイトル》と《主演女優》を発表!
2016年08月13日(土曜日)

*45th ROMAN PORNO REBOOT*

中田秀夫監督が古巣の日活で初めて挑んだ新作ロマンポルノのタイトルが、『ホワイトリリー』に決定しました。

1971年の製作開始から今年で45周年を迎える日活ロマンポルノが28年ぶりに復活し、完全オリジナルの新作を公開します。本作は、45周年を記念した《ロマンポルノリブートプロジェクト》の一環で製作された作品で、中田秀夫監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督が揃って参加することから、注目を集めています。

『リング』以降、ホラーの巨匠となった中田秀夫監督は、日活助監督試験に合格し、小沼勝監督の元助監督として数々のロマンポルノ撮影現場で学びましたが、監督デビューする前にロマンポルノの製作が終了。今回積年の思いが叶い、満を持してロマンポルノの監督を務めることとなりました。


仮面ライダー出演女優・飛鳥凛が、初脱ぎでレズビアン役に挑戦!!

中田監督の初ロマンポルノ作品『ホワイトリリー』で主演を務めるのは、テレビドラマ「仮面ライダーW」に人気アイドル園咲若菜役として出演する他、放送中の日本テレビ「そして、誰もいなくなった」等、現在テレビ、舞台、映画で活躍する美貌の女優・飛鳥凛さん。

物語は、傷ついた過去を慰めあうように寄り添い生きてきた二人の女・はるかと登紀子、そして彼女たちの秘密に踏み込んできた男・悟によって、それぞれの愛が暴走をはじめる、というもの。中田秀夫監督が、初めてレズビアンの世界に挑み、歪んだ愛の果てにある女同士の究極の純愛を描きます。

女同士による究極の純愛を体現するため、飛鳥凛さんはこの作品で初めてヌードを披露し、体当たりで役に挑んでいます。

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*『ホワイトリリー』場面写真


開催中の第69回ロカルノ国際映画祭では、本プロジェクトの1本である塩田明彦監督『風に濡れた女』が、日活ロマンポルノとして初めて国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア上映され、海外からの注目も高まってきています。


はるか役:飛鳥凛さん(25)コメント

この『ホワイトリリー』の主演に選んで頂いたことはとても光栄でしたし、自分の中でもまさに"挑戦"となる作品でした。中田監督は常に丁寧で細やかで穏やかで、撮影に臨む自分の支えとなって頂きました。この作品の雰囲気や世界観は、どこか懐かしく、女性ならではの機微を描いた作品なので、是非女性のお客様にも沢山観て頂きたいと思います。

飛鳥凛(あすか・りん)さんプロフィール 
1991/3/28生まれ。大阪府出身。映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。近年の主な出演作は、EX「仮面ライダーW」シリーズ、TBS「劇場霊からの招待状」(15)、EX「警視庁捜査一課9係」(16)、NTV「そして、誰もいなくなった」(16)、舞台「BIOHAZARD THE STAGE」(15)、「サイコメ;ステージ」(16)、「実は私は」(16)、「SANZ」(16)など

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*『ホワイトリリー』場面写真


中田秀夫監督(55)コメント

(本作について)
学生時代からロマンポルノの自由で反体制的な雰囲気に憧れがあり、私も監督するために日活に入社しましたが、監督になる直前に制作が途絶えてしまいました。そのため、今回オファーを受け、30年越しの想いを遂げられるという喜びで参加しました。テーマをレズビアンにしたのは、物理的な到達点を目指す男女の交わりではなく、エモーショナルな交わり合いを描く女性同士のラブシーンのほうが美しく耽美的に撮ることができるだろうと考えたからです。師匠として尊敬する小沼監督の作品はラブシーンにあそびがあり、象徴的な見せ方をしていました。耽美的な世界を自分の作品で生み出そうと考えた時に出て来たテーマが、レズビアンだったのです。

(主演女優・飛鳥凛について) 
ロマンポルノの主演女優には、まずルックスの美しさが必要です。飛鳥さんはただ美しいだけでなく、現代的な女性の空気感を纏っており、さらにこの役を絶対に掴み取るんだという強い意志を感じる瞳が印象的でした。オーディションで初めて会った時に主人公のはるかは、彼女以外に考えられないと感じたのを覚えています。レズビアンの女性という難しい役どころ、そして初めてラブシーンを演じるということで戸惑いもあったかと思いますが、はるかの持つ傷つきやすさや一途さ、激しさを飛鳥さん自身がもつ素質を活かして演じ切ることで、現代女性としての心の震えを繊細に表現してもらえたと思っています。

中田秀夫(なかたひでお)監督プロフィール
1961年、岡山県生まれ。東京大学卒業後、にっかつ撮影所に入社。小沼勝監督や澤井信一郎監督らの下で助監督として経験を積み、92年、TVドラマ「本当にあった怖い話」シリーズを演出する。96年に『女優霊』で映画監督デビューを果たし、その後『リング』(98)、『リング2』(99)で日本映画界にホラーブームを巻き起こす。その後ハリウッドに招かれ、『ザ・リング2』(05)を自ら監督する。以降もイギリスで『Ch@troom』(10)など、国内外で活躍。近年の作品として『クロユリ団地』(13)、『MONSTERZモンスターズ』(14)、『劇場霊』(15)、第40回香港国際映画祭Beautiful2016部門の四本の短編映画の一本である『鎌倉にて』(16)などがある。

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『ホワイトリリー』(2015年製作、中田秀夫監督) 作品概要
                
傷ついた過去を慰めあうように寄り添い生きてきた二人の女・はるかと登紀子。彼女たちの秘密に踏み込んできた男・悟によって、それぞれの愛が暴走をはじめるー。
助監督としてロマンポルノの世界で映画を学び、その遺伝子を受け継ぐ、
ホラーの名匠・中田秀夫が、レズビアンの世界に挑み、歪んだ愛の果てにある女同士の究極の純愛を描く。


2016/11/20に45周年を迎える日活ロマンポルノとは?
「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベルです。 1971/11/20『団地妻 昼下りの情事』(西村昭五郎監督/白川和子主演)と、『色暦大奥秘話』(林功監督/小川節子主演)の2作品が初めて公開。「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルールと製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、チャンスを与えられた若手監督たちは限られた条件の中で新しい映画作りを模索し、さまざまな表現に挑戦できました。また、通常3本立ての公開を維持するため量産体制を敷いたことにより若い人材の育成を促進。中平康、鈴木清順、齊藤武市、今村昌平らのもと助監督として経験を積み、ロマンポルノの中で作家性を発揮した監督として、神代辰巳、小沼勝、加藤彰、田中登、曽根中生といった才能が生まれ、あらゆる知恵と技術で「性」に立ち向い、男性向けに作られながらも、女性とその生き様を深く美しく描くことを極めていきました。このほか、ロマンポルノから出発した監督として、村川透、根岸吉太郎、金子修介、石井隆といった方々がいます。製作終了した1988年までの17年間に約1,100本もの作品を継続して公開し続けた結果、映画史において最もセンセーショナルな作品レーベルとして、現在も国内外で高く評価されています。

新作製作 powered by BSスカパー!
2016年ロマンポルノが生誕45周年を迎えるにあたり、これまでロマンポルノ作品を監督していない第一線の監督たちによる完全オリジナルの新作ロマンポルノを、BSスカパー!をパートナーとして製作開始しました。さらに、新作の劇場公開に併せて、BSスカパー!(BS241/プレミアムサービスCS585)にてR15+版の放映を行います。 


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