新シリーズ映画音楽CD「STUDIO SELECTION－日活映画音楽－Vol.1」が、2/24（水）ビクターエンタテインメントからリリースされます。

日活は100年を超える歴史の中で、数々の変遷と節目を経ながら製作拠点である「撮影所」を中心に、数多くの映画をつくり続けてきました。撮影所はいつの時代も、誇りと情熱、自由奔放さをあわせ持つ映画人で溢れ、ジャンルにとらわれないバラエティ豊かな作品を世に送り出しました。そんな先輩たちの遺伝子は脈々と受け継がれ、私たちは映画という枠にとらわれず、様々なチャレンジを続けています。

この「STUDIO SELECTION」は、1996年以降の作品を中心に厳選した日活映画音楽をお届けする新たなシリーズで、記念すべき第1弾（Vol.1）は『クロユリ団地』『ブタがいた教室』『キリコの風景』 のサウンドトラックが収録されています。

2013年公開、恐怖映画の巨匠・中田秀夫監督の戦慄ホラー『クロユリ団地』の音楽を担当したのは、映画・アニメ・ドラマ・ゲームと様々なジャンルで数多くのヒット作を手掛けるサントラ界の大御所・川井憲次さん。ジャパニーズホラーならではの、人の心理に訴え恐怖心を煽るような迫りくる楽曲で、ジットリと肌にまとわりつく空気感を演出し、体全体で恐怖体験させてくれます。

幅広い音楽性で作曲・編曲・プロデュースを手掛ける吉岡聖治さんの映画代表作のひとつが、2008年公開『ブタがいた教室』。本作は、1匹のブタをめぐる、教師と26人の子どもたちとの"いのちの授業"を描いた実話。ステップを踏みたくなるような軽快なリズムからだんだんと変化する楽曲は、子ブタとの出会いに心躍らせる無邪気な様子、葛藤、そして何かしらの決断を予感させ、子供たちの心の動きと成長を描く本作に、リアリティをもたせています。

1998年公開『キリコの風景』は、ソロとしての活動も今年で23年目を迎えるTM NETWORKの木根尚登さんが音楽を担当しています。本作は、不思議な力を持つ男が降り立った函館の街を舞台に、新しい愛のあり方を問う大人のラブストーリー。瞑想音楽のような心地よい響きが、美しい函館の街で描かれる物語を、ジョルジュ・デ・キリコの絵のような不思議な世界観に昇華しています。

まったくジャンルの異なる3作品が、なぜ1つのアルバムに？

そんな意外な組み合わせ、驚きこそが、日活映画。日活映画音楽です。

川井憲次さん、吉岡聖治さん、木根尚登（TM NETWORK）さんが生み出した映画音楽の世界は、音楽が映像のそえものではないことを、きっと教えてくれます。

心地よい音楽に酔いしれる、素敵なひと時を皆さまへ。

「STUDIO SELECTION－日活映画音楽－Vol.1」 2/24リリース！

収録曲
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■クロユリ団地
01. クロユリ団地
02. 序・異音
03. 侵入
04. 明日香とミノル
05. 懺悔
06. 死顔
07. 最後の警告
08. 嘘つき
09. 心霊
10. 心の闇
11. ミノルの襲撃
12. 終・異世界
13. クロユリ団地 エンディング（instrumental ver.）
■ブタがいた教室
14. Eat or Not to eat
15. The Littele Rascals
16. March of the Piglets
17. 仔ブタのダンス
18. Don't eat me!
19. 春風の中で 君と共に
■キリコの風景
20. 透明な街
21. キリコの風景
22. さまよう眼（本篇未使用）
23. 病める魂（本篇未使用）
24. キリコの気配（本篇未使用）
25. 失くしたもの（本篇未使用）
26. 今あるしあわせ
27. 命のしずく
28. さがしていたもの（本篇未使用）
29. シアワセなサヨナラ
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収録トラック数：29／品番：VICL-64519／¥2,500- + 税
㈱JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント／VISIONARY Label

『クロユリ団地』 音楽：川井憲次
◎川井憲次オフィシャルサイト

『ブタがいた教室』 音楽：吉岡聖治
◎吉岡聖治オフィシャルサイト

『キリコの風景』 音楽：木根尚登
◎木根尚登オフィシャルサイト

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