木村威夫学院長お別れ会 ニュースアーカイヴ

[日活芸術学院]
木村威夫学院長お別れ会
2010年05月23日(日曜日)

木村威夫さんお別れの会5.21
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 3月21日に間質性肺炎のためご逝去された日活芸術学院学院長であり、日本映画界を代表する美術監督、映画監督の木村威夫先生(享年91歳)のお別れ会が21日、東京・西新宿の京王プラザホテルにて、関係者約400名の出席のもと行われました。

 祭壇の中央に掲げられたのは、本当に木村学院長のお元気だった頃、そのものの優しい笑顔の特大の遺影。その両側には遺作となった「黄金花―秘すれば花、死すれば蝶―」で使用されたヒマヤラの黄金像が置かれました。そして、遺影のバックはお別れ会とは思えぬ、紅の布が鮮やかに配されました。
型にはまらない、木村先生をイメージして、先生の弟子にあたる美術監督のみなさんがデザインして下さいました。

献花のお花も、白い菊はダメ、ピンクのカーネーションに、スタッフは喪服禁止。
とにかく悲しい会にはしたくない、木村威夫さんのためにみんなで集って、思い出を語り合おう、そんな思いで行われた「木村威夫さんお別れの会」。

本当にあたたかい、お別れの会となりました。

木村先生が90歳の時の監督デビュー作「夢のまにまに」に主演した俳優・長門裕之さんが献杯の音頭を取り、「映画に対する飽くなき情熱、意欲を僕たちが少しでも分かち合って、永遠に先生のことを忘れないようにしたい」とあいさつを下さいました。
また、木村監督作品に出演した原田芳雄さん、松原智恵子さん、浅野忠信さん、佐野史郎さんらに加え、木村監督と「ツィゴイネルワイゼン」などでコンビを組んだ鈴木清順監督をはじめ、多くの監督、俳優、そして映画製作すべてのパートを網羅した映画スタッフの方々が来場されました。
大御所たちに混じり、代々の卒業生たちの姿も多く見られました。

また、5月22日・23日には、日活撮影所内にも献花及び記帳台が設置され、約110名が木村威夫学院長とのお別れに訪れました。
たくさんの卒業生が来てくれました。

なお、日活芸術学院・5番教室内・学院長室には5月末まで、記帳台が設置されます。