前田 米造先生(撮影監督・日活芸術学院専任講師)祝 旭日小綬章 受章
日活芸術学院の専任講師である前田米造先生が秋の叙勲受章者として旭日小綬章《芸術文化》を受章されました。
■プロフィール■
前田 米造(まえだ よねぞう)
日活芸術学院 専任講師
1954年、撮影助手として日活撮影所に入社し経験を積む。1972年、『たそがれの情事』(西村昭五郎監督)で撮影監督としてデビューし、以降様々な作品の撮影を手掛ける。1985年、『それから』(森田芳光監督)で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞し、1990年には『天と地と』(角川春樹監督)で同じく日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した。70歳を越えてなお現役で活躍し続ける日本映画界屈指の撮影監督である。
写真は『蒼き狼~地果て海尽きるまで~』の撮影現場での前田米造先生
◆作品歴
<1980年代> <1990年代> <2000年代>
『家族ゲーム』1983 『天と地と』1990 『おしまいの日』2000
『お葬式』1984 『ミンボーの女』1992 『月』2000
『それから』1985 『大病人』1993 『ラストシーン』2002
『野蛮人のように』1985 『静かな生活』1995 『ピストルオペラ』2001
『マルサの女』1987 『スーパーの女』1996 『血の絆』2004
『マルサの女2』1988 『マルタイの女』1997 『オペレッタ狸御殿』2005
『悲しい色やねん』1988 『お墓がない!』1998 『蒼き狼~地果て海尽きるまで~』2007 他多数
◆受賞歴
・毎日映画コンクール撮影賞 ・日本映画技術賞 ・ヨコハマ映画祭撮影賞
・日本アカデミー賞最優秀撮影賞 他
なお学院では、過去に、故高村倉太郎先生〔旭日小綬章〕、木村威夫先生〔旭日小綬章〕、掘北昌子先生〔黄綬褒章〕が勲章を受章しています。