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8月19日、初日、全上映回で舞台挨拶!!&全回満員御礼!

2006年8月19日(土)
『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔対決』の初日、全上映回で舞台挨拶が敢行されました。
1回目の上映後に木下さん、倉田さん、谷垣監督。
2回目の上映前には木下さん、倉田さん、芳賀さん、椿さん、永田さん、谷垣監督。
3回目上映後には芳賀さん、椿さん、永田さん、平中さん。
そして、最終回は谷垣監督、特撮からNARASAKIさん、飛び入りゲストに平中さん。
というなんとも贅沢な舞台挨拶となりました。
朝から蒸し暑い1日でしたが、当日は朝早くから長蛇の列が出来、全て満席という大盛況ぶりでした!
せっかくお越しいただいたのにご覧いただけなかったお客様、申し訳ございません。
今回は初日レポートということで2回目の模様をお送りします。


MC:皆さんこんにちは。本日は『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』初日にお越しいただきまして、ありがとうございます。
さっそく、倉田保昭さん、木下あゆ美さん、芳賀優里亜さん、椿隆之さん、永田杏奈さん、監督の谷垣健二監督の舞台挨拶を始めさせていただきます。
それでは、マスター・オブ・アクション倉田保昭さんからご挨拶をお願い致します。

倉田:こんにちは。お忙しい中本当にありがとうございます。アクション映画を盛り立てるために是非宜しくお願いします。

木下:これから皆さん、鑑賞されると思いますが、是非楽しんでいただきたいと思います。

芳賀:この映画は突っ込みどころ満載の楽しい映画になっていますので、是非楽しんでください。

椿:初めまして、今日は暑い中来ていただきありがとうございます。

永田:この映画を撮る為に、皆アクションレッスンを頑張ったので、その頑張ったアクションを是非観ていただきたいと思います。

谷垣:おはようございます。単純に楽しくて凄い映画ですので、日活まんがまつりのような感じで、楽しんでいただきたいと思います。で、これを観た方はまた、このあと、1人につき10人お友達を連れてきてもらうシステムになっていますので、宜しくお願いします(笑)!



MC:そして、本日お仕事の都合でお越しいただけなかった千葉真一さんからメッセージが届いています。
「ご来場の皆様、本日はスケジュールの都合で、ご挨拶できなかった事を本当に残念に思います。また、倉田君、監督、共演者の方々にも合わせてお詫び申し上げます。さて今日の映画は、CGなどですごいシーンが撮れるようになりました。しかし日本には、海外に比べその技術に見合うだけの役者は少なく感じます。自らの肉体でどう表現するのか、どこまで表現できるか、そこに見えるドラマは、どんな技術にも負けないリアルです。この作品でそのリアルが少しでも皆様に届く事と、それに続く若い役者が出てくる事を信じております。千葉真一」
このメッセージを受けて、また、初日を迎えた感想を谷垣監督お願いします。

谷垣:CGというのは、何でもできますが、CGだけだと5分で飽きちゃうと思うんです。この作品でこだわりたかったのは、もちろんCGも世界観としては使いますが、生身のアナログな感じをつくりたかんです。今日本では本当のアクション映画は無いですよね。あっても、森の中でコートを翻してポーズをとったらそれでアクションいっちょう上がりみたいな(笑)僕はスタイリッシュということに興味が無いので、もう少し血の通ったアクションや血の通った映画を作りたいなと思って皆さんの力も借りて作りました。そう言った観点で観ていただけると、また違った見方もしていただけるかなと思います。



MC:ありがとうございます。そしてこの映画の誕生のきっかけを生んだ倉田さんに、どういう思いがこの映画に込められているかうかがいたいのですが。

倉田:日本のアクション映画はあと4~5年経つとなくなっちゃうんじゃないかという心配が非常にありまして、今、周りを見わたしても本当のアクション俳優はほとんどいません。ある意味ではおもちゃの拳銃を持って”バーン!バーン!”とやっているアクション俳優ばかりに見えますね。そうではなくて、肉体を使ってどう表現するか、ハリウッドの俳優はみんな肉体俳優だと思いますが、日本のアクション俳優がどんどん無くなっていくこの時期に、「千葉真一という肉体俳優と倉田保昭という肉体俳優がいたな・・・」という証にしたいという思いが元々この映画を企画した理由です。それで、真っ向勝負しましょうよと千葉さんにラブコールを送ったんですけど、最初は「ノー」と言われまして(笑)・・・。男性に「ノー」と言われるのはあんまりないんですが(笑)でも、結果、真っ向勝負できて良かったと思います。

MC:実際に千葉真一さんとの初共演はいかがでしたか?

倉田:ダテに何十年も生きてないな~という(笑)アクション俳優でして、決める所は決めるし、非常にやりやすかったです。心配事もなかったです。




MC:そしてこの映画のもう一つの魅力が若いエネルギー。皆さん、本格的なアクション映画に出演と言うことで、ご苦労も色々あったと思いますが、今振り返っての感想をお聞かせください。

木下:1ヶ月で撮り終わってしまいまして、あっという間でした。毎日スケジュール的には大変だったんですが、すごく凝縮された一ヶ月で、すごく充実していました。普通のお芝居と違ってアクションがあると、体を動かすので、やっていて清々しかったです。次の仕事をした時に物足りなさを感じる位(笑)。

芳賀:私の役は皆さんに比べてアクションシーが少なかったんですが、こういう形でアクション映画に参加できてすごく色々勉強になりましたし、楽しかったです。

MC:怪我はしませんでしたか?

芳賀:しました。

谷垣:ちょっと武器が目に入ってしまいましたね。病院に行きましたが、その後続行しました。



MC:すごいですね~体を張った熱演ですね。椿さんは、男性の立場から本格アクションと言うのはいかがでした?

椿:実際に倉田さんのアクションを生で観て、僕は近寄りたくないなと正直思いました(笑)。テレビで見てる時以上の迫力に圧倒されて恐怖さえ覚えました(笑)

永田:私の役はアクションが結構多かったので、痣も作りながら頑張りました。でも、アクション・シーンでは現場も緊迫していて、キズも絶えなかったですが、その生傷がやった感があって達成感がありました。

MC:勲章ですね。又やりたいと思いますか?

永田:はい、絶対やりたいです。






 

MC:ここでビッグニュースがございます。この映画、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポールで公開が決定いたしました。
さらに、北米とヨーロッパからもオファーが殺到していると言うことです。まさにワールドワイドに輝いていく『マスター・オブ・サンダー 決戦!封魔龍虎伝』なんですが、それを受けての感想を一言ずつお願い致します。

木下:日本のアクション映画はまだまだ少ないと思います。特に日本と言いますと時代劇、刀を持ってというのが多いと思いますが、こういうのも、あるんだよと世界に発信していきたいと思います。

芳賀:1人でも多くの人に見ていただきたいので、世界に羽ばたいていって欲しいと思います。

椿:今、この話し初めて聞いたんですが・・・(場内爆笑)。ビックリしました。テンポの良さとか、バラエティに富んでたりといった今までに無い新しい感覚の映画ですので、そういったものが世界に発信できるのは喜ばしい事だと思います。

 

 



永田:日本のアクション映画はまだまだ少ないと思うので、これを期に、日本のアクション映画に世界から注目が集まるといいなと思います。

谷垣:
嬉しい事です。この映画は本日8月19日が誕生日で、これからどんどん成長していくと思うんですけれども、映画という物は、大勢の方に発信しないと作った意味がないと思うので、香港、台湾、タイ、韓国、シンガポール、そこら辺にお友達がいる方は、どんどん動員掛けてください。旅行に行く方も宜しくお願いしますね。

倉田:最初から、この映画は20カ国という目標がありましたので、まだまだこれから行くと思います。
私は1970年にブルース・リーと握手をした時に、彼が何をいったかと言うと、「俺の武道を映画で世界に広めたいんだ」と熱く語った、これがアジアのアクション俳優の原点かなと思います。
ハリウッドはCGを使えば誰でもアクションが出来ますけど、アジアはお金が無いですから、肉体を使ってどう表現するかと言う基本があります。今でも、彼の握手の強さを感じています。彼の魂をここにいる若い俳優達に繋いで行きたいと思います。





その後マスコミのフォトセッションがあり、作品上映となりました。
暑い中、チケットを求めて並んでいただいたお客様、舞台挨拶に来ていただきました監督、役者の皆さん、本当にありがとうございました。
『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』はこれから世界に羽ばたいて行きますので、応援宜しくお願い致します。



 

●1回目舞台挨拶 ●3回目舞台挨拶


●4回目舞台挨拶  

 
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