アカデミー賞(R)スタッフが集結!

デヴィッド・クローネンバーグ(監督)

photo『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)に続いて、再びヴィゴ・モーテンセンとコンビを組み、サテライト賞などの監督賞にノミネート、トロント国際映画祭では観客賞を受賞している。

1943年3月15日、カナダ、オンタリオ生まれ。トロント大学在学中に映画製作に興味を持ち、16ミリの短編映画を製作する。商業的な映画を撮り始めたのは『デヴィッド・クローネンバーグのシーバーズ』(75)からで、ホラー映画界の鬼才として注目されるようになった。『スキャナーズ』(81)は全米で大ヒットとなり、スティーヴン・キングの小説を映画化した『デッドゾーン』(83)でアメリカのメジャー・スタジオ作品を手がけるようになった。

また、『ザ・フライ』(86)では最先端のSFXを駆使して、古典的なホラーを現代によみがえらせ、興行的に大成功をおさめた。 『戦慄の絆』(88)では、ロサンゼルス映画批評家協会賞の監督賞を受賞。ウィリアム・バロウズのカルト的な人気小説の映画化『裸のランチ』(91)も話題を呼び、全米映画批評家協会賞、ロンドン映画批評家協会賞などの監督賞に輝き、彼自身が手掛けた脚本はニューヨーク映画批評家協会賞の最優秀脚本賞も獲得している。さらに『クラッシュ』(96)も議論の的となり、その年のカンヌ国際映画祭の審査員特別賞を受賞した。前述の『ヒストリー・オブ・バイレンス』では新境地を切り拓き、全米映画批評家協会賞の監督賞に輝いた。97年にはフランスの権威ある芸術・文化勲章を、また、05年にはナショナル・ボード・オブ・レビューのビリー・ワイルダー賞を授与されている。

今年、パリとロサンゼルスのオペラハウスで『ザ・フライ』のオペラ版を演出予定。音楽はクローネンバーグ映画の作曲家として有名なハワード・ショアが担当する。

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スティーヴ・ナイト(脚本)

1959年、イギリス、マルボロ生まれ。ロンドン大学で、英国文学を専攻。広告代理店の仕事を経て、80年代後半にはセラドー・プロダクションズで「The Detectives」(93―97)などTV番組の脚本を手がける。「Alphabet City」「The Movie House」といった小説も発表し、後者はWHスミス新人賞を獲得。ロンドンのナショナル・シアターで上演された「The President of an Empty room」(05)をはじめ、舞台脚本でも活躍中。映画脚本のデビュー作となった『堕天使のパスポート』(02)はスティーヴン・フリアーズ監督が演出、高く評価されロンドン映画批評家協会賞の脚本賞受賞。アカデミー賞(R)や英国アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた。マイケル・アプテッド監督の「Amazing Grace」(06)の脚本も手がけ、今後はマーティン・スコセッシ監督の新作「Shutter Island」やトニー・スコット監督の新作「Emma's War」などが待機中。

ハワード・ショア(音楽)

1946年10月18日、カナダ生まれ。クローネンバーグ作品でおなじみの名作曲家で、今回の映画でゴールデン・グローブ賞音楽賞候補となった。『戦慄の絆』(88)でジェニー賞を受賞し、他に『ザ・ブルード/怒りのメタファー』(79)、『スキャナーズ』(81)、『ヴィデオドローム』(83)、『ザ・フライ』(86)、『裸のランチ』(91)、『Mバタフライ』(93)、『クラッシュ』(96)、『イグジステンズ』(99)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)などのクローネンバーグ作品に参加。近年はピーター・ジャクソン監督とも組み、『ロード・オブ・ザ・リング』全シリーズの音楽を手がけ、『ロード・オブ・ザ・リング』(01)ではアカデミー賞(R)とグラミー賞の音楽賞と歌曲賞を受賞、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(03)ではアカデミー賞(R)とゴールデン・グローブ賞受賞音楽賞を果たした。また、『アビエイター』(04)でもゴールデン・グローブ賞の音楽賞を受賞。これまで60本以上の映画の音楽を手がけている。今年、パリとロンドンのオペラハウスで、クローネンバーグ監督が演出するオペラ「ザ・フライ」の音楽も担当する。

デニース・クローネンバーグ(衣裳)

カナダ、トロント生まれ。監督の姉でもある彼女は、服飾デザインの仕事を経て、映画の衣装を手がけるようになった。『ヴィデオドローム』(83)や『デッドゾーン』(83)で衣装の仕事に携わり、その後、『ザ・フライ』(86)、『戦慄の絆』(88)、『裸のランチ』(91)、『Mバタフライ』(93)、『クラッシュ』(96)、『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』(02)、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(05)に参加。他の担当作品に『ムーンライト&ヴァレンチノ』(95)や『ドーン・オブ・ザ・デッド』(04)など。

CREW

監督:デヴィッド・クローネンバーグ Director:David Cronenberg

脚本:スティーヴ・ナイト Screenplay:Steve Knight

製作:ポール・ウェブスター/ロバート・ラントス Producer:Paul Webster/Robert Lantos

製作総指揮:スティーヴン・ギャレット/デヴィッド・M・トンプソン/ジェフ・アッバリー/ジュリア・ブラックマン

Executive Producer:Stephen Garrett/David M. Thompson/Jeff Abberley/Julia Blackman

共同製作:トレイシー・シーウォード Co-Producer:Tracey Seaward

撮影監督:ピーター・サシツキー Director of Photography:Peter Suschitzky

美術:キャロル・スピア Production Designer:Carol Spier

編集:ロナルド・サンダース Editor:Ronald Sanders

衣裳:デニス・クローネンバーグ Costume Designer:Denise Cronenberg

音楽:ハワード・ショア Music:Howard Shore

メイク:ステファン・デュプイ Make-Up Designer:Stephan Dupuis

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カナダ大使館 日活